草むしりについて教えてください

私の今住む家も元農家だったので敷地が広く、以前は手入れの届かないところがあって雑草が生えやすかったです。
そのころ、家には高齢で認知症の母がおり両足が悪くて障碍者手帳をもらっているのに（割と若いころから関節が変形してしまい、転んだことで悪化し手術できる機会を逃してしまって、父が居る頃は外のことは一切しませんでした）認知症が進んでしまうと自分の足が不自由な障碍者であることすらも、もう忘れてしまって（そのことを指摘すると私は違うと怒る。でも都合が悪い時には障碍者だからと主張、手帳は大事にしているという矛盾。それが認知症です・・・）家の中で自分だけが働いていないことが気になるのか毎日外で草取りをします・・・。家族の者が体が不自由になったから手帳を頂いているのに、そんなに動いて草取りしてると周りの人からあの人はあれだけ動けるから不正に貰ってると思われる、もし手帳を返さなくてはならなくなったら今までいただいていたお金もすべて返さなければならなくなるんだよ（少しオーバーに言っていた様ですが・・・）と言い聞かせても納得するのはその時だけで、すぐに忘れてしまいいつも同じことの繰り返し。しまいには足に負担が来すぎて体全体が硬直して動けなくなり救急車を呼んだことも。幸い近くに母の姉（母よりも２０歳くらい年上ですが当時は体が丈夫で頭もしっかりしていました）が一人で住んでおり、姉のいう事なら無条件で受け入れるので母のお守りも兼ねて手伝に来てくれ時間が経てば頃合いを見てやめさせてくださったので、徐々にですがやめさせることが出来、また近所の友達が良く遊びに来てくれるようになって、症状が悪化して家では扱いきれなくなりケアマネさんの勧めで施設に入るまでは無理をすることも少なくなりました。
前置きが長くなりましたが、そのころに愚痴を聞いてくれていた他所に嫁いだ姉が良い除草剤を教えてくれて最初は実際に散布して見せてくれて以来、広範囲で草の始末に困るところではその薬剤で手軽に駆除しています。

薬剤はグリホサート系の除草剤です。正規品なら、買ってすぐそのまま撒ける（商品名を一部伏字にしています）「ラウンド○ップ」と言うテレビCMでも見かけるものですが、原液で販売されている安価で濃度調節の可能なジェネリック製品もあります。
ジェネリックの物は既定の濃度で水に薄め（以前は正規品も原液で売っていましたが今は最初から薄められて直接撒ける容器に詰められています）晴れが３日は続きそうなときに草の表面にたっぷりかかるように撒きます。この薬剤は水で薄めたらジョウロに入れて雑草にかけても大丈夫です。薬剤の成分が根の方に移行していき根を枯らすことで雑草全体が枯れてしまいます。種類によってはもし地中で根がつながっていれば葉に撒いていないものも一緒に枯れますし、なかなか枯れないものには原液を刷毛で直接塗ると大抵２週間ほどたてばすっかり枯れてしまっているはずですが、もし撒いても枯れず残ったものがあれば次は前よりも濃いめの濃度でまた撒けばほぼ枯れますし、どうしても残ってもかなり数は減っているので抜いたりの手間もかなり減ります。

除草剤と聞けばどうしても心配なのが人体に害ではないかや、枯れた後に他の植物を植えられるかですが、このグリホサート系の除草剤は元々は野菜畑用に開発された薬剤で葉に吸収された成分のみが効き目を発揮し、土に染み込んだり他の物に付着しても成分はすぐに分解され無害化します。なので他の除草剤ほど気を使わなくても良く、もし心配なら撒くときだけは他の薬剤を撒くときと同じ服装でもよいですが、着たものは洗ってしまえば何の問題もなく、散布した後の雑草を触ったとしてもなんの害もありません。もし次に何か植えたい場合でも雑草が全て枯れた直後からも植えられますし、どうしても気になるなら口にする植物だけは植えなければ何の問題もありません。

ご質問の場所もこの薬剤で除草し枯れた物を熊手などでかき集めて寄せて穴を掘って埋めたりしておけば来春までの雑草の始末がかなり楽と思います。来春に新たに生えてきたものも葉が少し生えそろった頃に撒けば（できるだけ葉が大きめの方が効きやすいです）数年であまり生えて来なくなると思います（地表に残っていた種子や他所から風で飛んで来たり、雨で流されてきた種子が発芽する程度）。ただその場所の土を掘ったりしてしまえば地中内に眠っていた大量の雑草の種子が休眠から目覚めて一斉に生えてしまうので（土の中にはびっくりするほど大量の草の種子が休眠しており、私の体験では少なくとも戦前くらいに建てられた古民家を壊した後、縁の下に隠れていた地表に日が当たるようになった途端野生のミツバとヒメジョオンがびっしりと生えてきました）その土地は次の利用法までは土に手を付けず放置で草が生えてくればグリホサートを散布して対処して、駐車場にする時は広範囲ならアスファルトで地面を覆う、狭い範囲なら市販の雑草シートを敷いて（「草の生えない土」と言う地面を固めてしまう製品もあります）その上から砂利を敷くなどすれば雑草の始末から解放されます。

お母様もご高齢の事ですし何にも煩わせる事なくご自分の趣味などに有効に時間をあてて過ごしていただきたいものですよね。それに近年の異常気象で天気が良い日や湿度の高い日に長時間屋外で過ごしていれば熱中症になってしまったり、その過労から他の病気が発病してしまう危険性もあり一人で屋外で過ごしているのは家族には心配です・・・。
お近くにお母様のお友達などいらっしゃれば「母のところに遊びに来てください」など日ごろから声掛けしたりして来ていただき雑草から気をそらさせるのも良いと思います。出かけることが苦にならない方なら、地域の老人の交流の機会（老人大学や福祉関係が運営する趣味のサークルなど）やお家でご信心されている寺院の催し物などを勧めてみたり。
嫌がる原因の心当たりが無いのなら、「こういう安全に使え雑草の生えなくなる除草剤を撒くから雑草は抜かなくてよいんだよ」と説明してあげて下さい。金銭面の事を考える事もあるかもしれませんが、もし草刈り機をまだ持っていないなら購入費と燃料費（または充電する電気代）、使用時の危険性（刃の形状によっては怪我のリスクも高く死亡事故につながる事も）、刃などの機械に草のクズや汁がこびりつくのでそれが原因で案外不調になる事が多くメンテナンスの面倒さと、かかるかもしれない修理費など（我が家では先日、国道沿いの除草剤が使えない芝を刈るための草刈り機が故障し、修理日数も費用もかなり掛かりました・・・）いろいろと考えれば、草刈り機よりも除草剤を使用するときに買った方が将来的にはかなり安上がりになります。

お母様が除草剤の使用を渋るかもしれないなら知らせずご自分で撒いてから「あそこに除草剤を撒いたから近づかない様に」でもよいと思います。実力行使してしまってから「枯れるまでは念のために触るなよ」と言っておけば無理に抜こうとはしないと思います。もしも実際抜いてしまっても何の害もありません。
お母様も最初は自分に許可なく撒かれたらご機嫌が悪いかもしれませんが、気持ちが収まってから「あの除草剤は人には害が無く安全に使え良く枯れてくれる薬なんだよ。今は昔と違い便利になってるんだよ」とお話になり、疑う様ならパソコンでラウンド○ップのホームページを直接見せたり、ページを拡大プリントして渡して読んでもらうと良いかと思います。

以降の文は直接関係ないかもしれません。もしお気を悪くなされたら申訳ありません・・・。でも知人の親御さんで真夏に屋外で長時間雑草抜きをしていたのが原因で脳卒中（脳の病気の総称）で倒れられ、以降は寝たきりになられたという方がいて、後に知人から認知症でいくら止めても止めさせられなかったのだと聞いたことがあるものですから・・・。
もしも少しでも認知症の症状のある方だとその病気の症状から物事への執着が強くなり、はたから見て危険だったり意味のないことだからと止めても、いくら説明しても納得しない・忘れてしまう事も・・・。我が家でも母が猛吹雪の夜中に除雪しに外へ出て、物音に気が付いた私とひと悶着あったりと（北海道でさすがに生死にかかわる行為なので止めさせました。悪天候の時に現れやすいです）かなり悩まされました。質問者様のお母様はご質問を読んだ限りではそんな兆候は微塵もないことと感じますが、将来もしも発病してしまった時はまだ症状が軽いうちから（母の友人・知人から初期の頃の異常な言動を教えて貰いました）本人が気になってしまったことは抑えが効かなくなり延々と繰り返すことが多いのと、急に思いつくと周りから見て異常な行動をとることも多いのでまだその兆候の無い時から、ご家族の方は兆候が少しでも出てきていないかを気をつけて差し上げて下さい。我が家の場合は発病時は父と母だけの二人暮らしで私たち二人は近くには住んでいましたが父が母の認知症を隠してしまい病院へも連れて行かず、父の急死で急きょ同居となったときに母が認知症の中程度と判明し対処に苦労しました。認知症の初期段階は同居して長時間接している家族でないと見分けられません（２時間くらい相手をしなければ言動の異常が出て来ないので）。初期から治療すれば症状が改善しほぼ完治することも可能です。

高齢でもまだまだお元気でしっかりしていらっしゃる方でも認知症の方でも、になる対象がすっかり消えてしまえば目に入らなくなるので心配事も無くなり、気が楽になって時間も有効に使える様になります。今回の質問者様のご投稿の内容からは、この除草剤を使うのが最適の様に感じますが・・・。

お礼

2016/09/27 18:52

ありがとうございます。
参考にさせてもらいますね(^^♪

質問者