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ロックのライヴ録音用のマイク
2008/10/26 22:44
知り合いの人のロックバンドの、ライヴの録音をしようと思っています。
録音する機械の方はRolandのR-09を使う予定ですが、新たに外部マイクを使ってみようと思い、マイクの方を迷っています。
とりあえず自分が探してみた辺りでは、定番のオーディオテクニカのAT822に目をつけています。
またRODEというメーカーはたくさんマイクを出しているみたいですが、どれがライヴ録音向きなのかさっぱり分かりません。。どちらかというとスタジオ収録向けなのでしょうか……
音楽のジャンル的には、ハードロックな大音量の音もあり、エフェクター抑えたフォーク調の曲もあり……です。
予算的には3万円ぐらいが上限です。
質問者が選んだベストアンサー
素人PA屋です。
録音するライブ場所が、ライブハウス等のそんなには大きくない会場で、なおかつ爆音系だと、どちらかと言えばマイクの品質よりも「録音する場所」(立ち位置)の方が遙かに問題で、爆音を発するPAスピーカの音をモロに浴びるような場所だと、どんなマイクを使っても録音が歪みまくることがあるのが要注意点なんですが…そこはまぁクリアを前提で…
R-09なら、ごく個人的にはライブ録音なら内蔵マイク使う方が堅いと思うのですが、そこは外部マイクを使いたいということなら、個人的には「爆音もあり」なら、ちょっと予算はみ出ますが
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=628%5ENT4%5E%5E
が、爆音に強い分お薦めといえばお薦めです。これを使う時は、マイク側に電池内蔵で使って下さい。
とはいえ、私もどっちかというとAUDIO TECHNICA党ではあるんですが、AT822は業務音響仕様ではなく民生仕様で、あんまり爆音には強くありません。できればこっちの方が信頼性は高いです。
http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/shotgun/at825/at825.html
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=158%5EAT825%5E%5E
でも、ちょっと予算オーバーしすぎですかね(^^ゞ
ここはAT822でしょう…となったら、アウトドアイベントや広い会場ならケースバイケースですけど、そんなに広くないライブハウスならLOW-CUTスイッチは使った方が良いです。爆音で低域で歪んだら、聞けたもんじゃなくなります。
R-09側の感度調整もこまめにやった方が良いので、慣れておいて下さい。
(これはどのマイクでも言えます)
あと、予算内では音質的にはお好み次第ですが、大音量にはAT822よりこっちの方がちょっとは強いです(値段随分違いますが、実は私はAT822よりこっちの音の方が好きだったり…ここは好みですけどね(^^ゞ)
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=344%5EMC11S%5E%5E
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
はじめまして、こんばんは。
もうkenta58e2さんがツボをついた回答をされているので、舞台雑用係(PAから録音から照明からいろいろやらされまして、いまだひとつも大成してない...)としての経験から老婆心を書き込みします。
マイクの選択は、RODE NT-4が音・予算的にベストではないでしょうか。RODEにはNT-1・NT-2というベストセラーがありますが、マイクが大きく重いので、ライブ録音なら舞台上の「吊りマイク」として使いたくなります。録音用の重いマイクスタンド(足元のウェイトだけで10Kgぐらいあるもの)に乗せて、振動のないスタジオで使う感覚です。軽くて細いNT-4だと客やビデオ・テレビカメラの目線から目立たないように「そっと出す」技が使えます。
もう少し安価にするには、SONYの民生用ECM-360(実売で1万円)を2本使う手がありますが、マイクスタンドに2本のマイクを載せるアダプターが手に入りずらいのと、高音のツヤ感や爆音への耐性が落ちる点で今ひとつでしょう。
マイクのセッティングですが、他の客に蹴られる・ぶつけられる事がない場所を探されてください。高いマイクを持っていって、本番当日の1日で壊してしまった、という悲しいことにならないように...。PA席が会場の後ろに露出していれば、その横におく方法もあります。客とマイクの安全を図れますし、会場中央よりも少しPAのメインスピーカーから離れられます。また会場側・PA側の事前許可があれば電源も取れます。私はビデオ撮影のときにカメラとマイクを会場後ろのPA席に置き、PAミキサーの出力をもらって小型ミキサーでマイクの音と混ぜて撮ることをしてました。フォーク調でアコースティックギター1丁の語り弾きの曲でも、PAが入るなら楽器や舞台から多少離れても大丈夫でしょう。ブームを人の頭よりも高めに上げて、倒れないようガムテープでスタンドの足を床に固定するなどしてマイクをセットしてやってください。
あと技術的なことよりも「舞台屋の仁義の切り方」になってしまいますが、ご友人が出演されるライブハウスなどの会場に「事前の下見」に行くことをお勧めします。出演者の身内であることを話し、「あいさつも兼ねて下見させていただきたいんです」と電話をして会場側のアポを取り、会場の広さや録音ができそうな場所、電源をもらえるかやそのコンセントの場所などを会場のスタッフに聞いておくと当日大変スムーズに仕事が運びます。平日など会場側で別の利用者が入っていなかったり、バーを併設しているような場所でお客さんが入る前であれば、下見を受け付けてくれることが多いですので、時間に都合がつけばぜひやっておいてください。当日はリハーサル前に会場入りし、レベルセットの練習を!
わからない点はまた補足で書き込んでください。いい録音ができることを願ってます。