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室内録音マイクについて
2016/04/17 12:51
質問よろしくお願い致します。
オーディオインターフェイス「UR44」のCubase AI 7にて室内録音をしたいと思い、
その用途に適したマイクを探している者です。
マイクとUR44を接続するマイクケーブルは「CANARE / EC10B BLACK」に決定しております。
そして、マイクについてなのですが
第一候補が「Shure KSM44」で、
第二候補が「Neumann TLM 103」です。
この2つ共に、マイクケーブルである「CANARE / EC10B BLACK」に接続できるタイプで、
極力、雑音をカットしてくれる高音質マイクでしょうか?
マイクの中には、レコーディングスタジオ向きであったり、貸し切ったホールにてピアノなどの楽器と一緒に録音するのに適したタイプ(RODE / NTR)など、自宅の室内録音とは異なった、自宅収録などではなく収録環境の整った、いわゆるプロ仕様マイクがあると詳しい方から伺いました。
先ほど挙げた候補の2つのマイクはそのような本格的な録音環境でないと本領を発揮しないマイクなのか、それとも自宅の室内録音にて使用する分にも十分適したマイクなのかお教え下さい。
当方、マイクの知識がないためお詳しい方がいらっしゃいましたらお教え下さい。
よろしくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
はじめまして♪
マイクとマイクケーブル、この関係はオッケーです。
ただ、一般家庭で使った場合、高性能マイクなので「そこに居る人には観じられない」そういう非常に細かい音も明確に再現しますので、むしろ「ノイズ(不要な雑音)が多いマイク」と感じるでしょう。
(空調や屋内の水流音、屋外の交通音とか、足音や衣服のこすれる音とか、さまざま、、、)
見た目優先であれば、サイドアドレス型のコンデンサーマイクを一般家庭内で使うのも否定はしませんが、まともな音を得ようと言う場合、よほど静寂性にすぐれた環境でない限りは、出来たら避けた方がベター。と言えます。
本格的なコンデンサーマイクでも、ハンドボーカル用に設計されたもの(ハンドヘルドタイプとも呼ぶ)とか、サイドアドレス型だけど中身は得れ九tpレットコンデンサータイプ、という物の方が扱いやすいと思います。
本格的なコンデンサーマイク、特に高級品ほど、衝撃や湿度、風あたり、などで壊す(性能劣化)可能性が高いのです。
とはいえ、コンデンサーマイク、特にラージ大アフラムには独特な音味gあり、これが目標ならば、使いこなし方の研究をシッカリして行くのが良いでしょう。
どちらかといえば、安定感が有ってボリューミーで大人しい印象のサウンドが期待出来ます。(逆に言えば、軽快で切れの良い感じは押さえられがち。)
業務用マイクとしては、選択したマイクケーブル(と同じ構造)が、標準。スタンダードです。
ダイナミック型でもコンデンサー型でも、スタジオ用でも屋外用でも、楽器用でもヴォーカル用でも、マイクケーブルは同じですからね♪
普通の人が、超高性能なF1マシンをいきなり運転すれば、事故るのは当たり前。
マイクも、あまり高性能すぎて、使いこなしを理解(体が覚える?)という状態でないと、良さを引き出す前に悪さばかりが目立って、気づかぬうちに劣化させちゃっている。という残念な事に成りかねないでしょう。
具体的に、どんな屋内音響特性の場所で、どのような目的で、そのように使いこなそうとしているのか、このあたりが気になります。
高価で高性能なマイクだから良いはず。というのは一部間違いで、適材適所、ほどほどの物を有効活用した方が、総合的に「良い音」が得られやすかったりします。
『当方、マイクの知識がないため、、、』とおっしゃらず、ステップbyステップで、知識と経験値を増やし、レベルアップしていきましょう。
がんばってください♪
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
マイクなんかそれなりの物を使えば、充分高音質で録音できます。
録音環境が重要なのは当然で、周囲からの騒音は低いほうが良いですが楽器演奏の場合室内の反響音も音質に重要な役割を果たします。
それ以上に重要なのは録音技術です。
音源の種類に合わせて変わりますが、2本のマイクを音源からのどれだけ離して、どれほどの間隔でどの方向で設置するのか、録音レベルを最適にできるかで迫力と音楽性が全く変わってきます。
通常は音の物理特性に関する知識を持った上で、数年以上の経験を積んでからでないと満足できる録音は出来ないでしょう。
プロの録音と素人の録音が全く違うのはそんな所にあります。
健闘を祈ります。
候補はいずれも高級品なので、そもそも一体何を録音するつもりなんだろうと言う疑問の方が先になっちゃいますね。狙いが楽器演奏なのかナレーションなのか・・・また、これ一本で録音するつもりですか?それとも本数をもっと用意する?
まず最初に、雑音をカットするマイクと言うのは存在しませんし、バランス接続のマイクだったらそんな高級品じゃなくて、数千円のものでもそうそうノイズはありません。また高感度であればあるほど余計な音まで拾ってしまう危険性が増すため、必ずしも高感度の方が良いとも限りません。強いて言うなら単一指向性のマイクの方が、録りたくない方向から来る音に対する感度が低いので、余計な音を拾わずに済むと言うことでしょうか。
自宅録音とスタジオの一番の違いと言えば、生活ノイズがないことじゃないですかね。一般家庭ではどうしても、エアコンなどの風切音だったり車の音だったり人の足音だったり、そういうものが入りやすいけど、スタジオならば防音されてるので回避できます。
と言うのを考えた場合に、無指向性マイクは全方位の音を等しく拾うという特性のため、一般家庭では余計な音が入りやすくなるので不向きです。また無指向性は防音がなされた環境下での録音でも、その特性上、狙った音だけは取れませんので、その場全体の音を拾いたいと言う用途になります。会議室の真ん中にぶっ立てて、発言を録音して議事録代わりに残す・・・みたいなのが典型例。
だから結局は何を録音するつもりなのかで、用意すべき機材は異なるので、今のところでは何とも言いづらいです。唯一解るのは、それくらいの値段を出す前提でいるってことは、オーディオマニア属性のある人の発想であろうと言うことでしょうか。
お礼
2016/05/02 09:11
大変参考になりました。ご丁寧なご解答ありがとうございました。