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RODE のマイクについて

2017/09/20 01:38

RODEのマイク「VideoMic Pro+」「PinMic」のどちらを選ぶべきか迷っています。

デジタル一眼レフ(LUMIX-GH5M)で授業を録画したいと考えています。
カメラは私から2メートル程度離れるかと思います。
私自身はモニターの前に立ち、音声録音は私のみのため
当初は「VideoMic Pro」をカメラに接続するつもりでした。
しかし「PinMic」の存在を知り、撮影状況からするとこのほうが適切ではないかと思い始めましたが
音質の違いが仕様書から私にはよくわかりません。
「音質の良さ」で言えばやはり「VideoMic Pro」にすべきでしょうか。

それともう一点別の角度からの質問ですが
私の部屋は天井が高く、普通に話しても声にエコーがついてしまいます。
そのため収録の際にはエコーを防ぐためにテントのようなものに、
布を張り巡らせて、そのなかで収録する方法を考えてきたのですが
「PinMic」の商品紹介動画を見ますと、エコーの違いが説明されています。
ということは「PinMic」にすればテントのようなものの中で撮影しなくてもいいということになるのでしょうか。
それとも「PinMic」にしてしまうとヘッドフォンで録音したようなこもった感じになってしまうのでしょうか。
商品仕様につきましては、以下のリンクをご参照ください。
ご意見を伺えますと大変助かります。
どうぞよろしくお願いします。

VideoMic Pro: http://ja.rode.com/microphones/videomicproplus

PinMic: http://ja.rode.com/microphones/pinmic (エコーについての動画は 02:26からです)

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2017/09/20 17:41
回答No.3

No.2です。お礼ありがとうございます。
補足への回答です。

「体育館で」と言われましても、構造によりRoom acousticsはすごく違います。
3m前後の対向する平面で起こりやすい現象として真っ先に思い浮かぶのがflutter echo(フラッターエコー)です。youtubeで検索すればいろいろなflutter echoが体験できると思います。
手を叩くと「ビーン」とか「パラッパ」とか構造物の条件によって返ってくる予想を超えたechoです。ビーンの方はStanding wave(定在波)とも呼ばれます。
古来の日本人はそれらを「竜の声」と聴いて「鳴き竜」と名付けて、日光東照宮の名所(こちらは、「鳴り竜」が正式名称らしい)にもなっています。(まだ行って見てません)

フラッターエコーは平行面ではなく7°以上の傾斜を付ける事で回避できると考えられていて、建築に応用されています。
平行面で繰り返されていた音の反射を方向を変えることで拡散し、多様な経路で耳に届くreverberationに変化させます。あまり長すぎるreverberationも困りものですが、一般的にreverberationは音に好ましい潤いを与えます。

「カーペットを敷いて随分良くなった」ということですので、床と天井の間で反射の繰り返しが発生していると考えて間違いないと思います。
カーペットでは吸音が充分ではないので反射が残っているのです。(吸音率の逆数が反射率。音響学では反射率いくらという扱いはしないで、もっぱら吸音率を求める)
床に7度の傾斜を付けたり、吸音率の高い素材(強度が期待できない)を使うことなどは、生活に支障がありますのでカーペット以上の良策は無いと思われます。
そうなると天井側ですね。改装できるなら天井に7°以上の傾斜を付けるのがベストです。
テントも有りですが、前回答でも述べてるとおりマイクからできるだけ遠くに、可能な限り天井に近い位置でできるだけ7°以上の傾斜になるように調整してください。全面でなくても良いです。たとえば照明器具を取り付ける為の狭い隙間とか。隙間=スリット(slit)吸音は最近の建築音響でも使われ始めてます。このあたりは、cut and tryを必要とします。

キャンプ用のテントなどは、布に反射した音が中央に集まる構造が多いので、論外です。テントというと、野外イベントのPAを担当しててリハーサルの合間に、「雨が降りそうだから」と架設ステージの上にテントの屋根を作ってくれるのは良いのですが、リハーサルを再開するとハウリング(howling)の嵐となり、必要な音量を出せなくなってしまった、という経験をします。テント布というのは、通り抜ける音もかなりですが反射する音もかなりあり、音にとって不都合な場合が多い。というのが私の所感です。
でもflutter echoであれば、テントにせよ、反射拡散用の仕切り(partition)にせよ、何もしないよりマシということは充分考えられます。
論外と言ったキャンプ用のテントも、flutter echo原因ポイントに天井高く釣れば拡散装置として働き、案外良い効果を現すかも知れません。
(flutter echoは電力増幅を利用しない自然エネルギーだけでのhowlingとも言えます)

ヒントとか参考になりますでしょうか。確約はできませんが、対策の成功をお祈りします。

お礼

2017/09/20 18:08

再度ご親切にどうもありがとうございます。
とても難しいのですね・・・。
少しまた自分で考えてみます。
本当にどうもありがとうございました。

質問者

補足

2017/09/24 22:13

すみません、もう一件伺ってもよろしいでしょうか。

RODEのマイクはまだ購入していないのですが
Blue Yetiのものはすでにあります。
質問文には私が授業で説明する声を収録すると説明させていただきましたが
もし机の前に座り、Blue Yetiのマイクのすぐ近くで話す声を録音するとしたら
同じ残響の大きい部屋でも問題なく録音できるはずですか。

と申しますのが、
実は先日それを試してみたのですが、やはり残響がすごいような気がするのです。
色々私なりに調べ、残響に一番関与するのはマイクとの距離のように理解したので、ちょっとショックだったのですが
もしかしますと私自身が敏感になりすぎているだけで
本当は許容の範囲なのかもしれません。

質問は、残響の大きい部屋であっても口元とマイクが近ければ残響は防げるというものではないのでしょうか。
お手すきの折にアドバイスをいただけますと助かります。
よろしくお願いします。

質問者

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その他の回答 (5件中 1~5件目)

2017/09/26 06:54
回答No.5

No.2,3,4です。
お礼ありがとうございます。

RODE VideoMic Pro+と Blue Yeti の比較ですが、様々な撮影シーンで無難なのはRODE VideoMicです。
ガンマイクがロケの定番マイクとして使われる訳ですね。
マイクが映り込んで良いシーンでは、他のマイクを画面内に追加して、より鮮明に声を収音する事ができます。インタビューマイク(無指向性)・ピンマイク(多くが無指向性)・アナウンスマイク(双指向性または単一指向性)が使われます。この時ガンマイクは使われない場合も有るし、フォローマイク(特にピンマイクなど事故の多い機材の場合)として音をミックスして使われます。

ガンマイクの指向性は、双指向性の後側を極端に低感度にしたようなものです。
すでにYetiがあるので、双指向性(Bidirectional)を試してください。
それで希望する音に近づくなら、RODE VideoMicを使う効果も期待できます。
双指向性で大した改善がないのなら、マイスタジオの残響対策を優先すべきだろうと思います。
4面ある壁の一面(双指向性マイクの後方がお薦め)をヒダの多いカーテンで隠すとか、吸音性の発泡マット(かなり高価ですが音響調整用として市販されてます)を貼り付けるとか。家具類の凸凹を利用するとか、いろいろ工夫して残響の調整をしてください。
マイクを換えれば終わる、ような質問内容ではありませんので。
たくさんの努力が必要でしょう。がんばってください。

お礼

2017/09/26 11:45

度重ねてご丁寧な返信をどうもありがとうございました。
たくさんの努力が必要なのですね・・・。
わかりました。
ご親切に感謝します。
本当にありがとうございました。

質問者
2017/09/25 06:58
回答No.4

補足を頂きました。

熟考してませんので参考になるかどうかはわかりませんが、出勤前に回答しておきます。

マイクとの距離と残響の件ですが、基本的にはお考えの通りです。
マイクとの距離が近くなれば、距離の二乗に反比例して声の音圧は上がります。
理論どうりなら距離が半分になれば+6dBです。
元の距離で、声と残響が同音量だとすれば、残響が気にならない程度にするには、声と残響を15dBほど差をつける必要がありますので、距離を5分の1以下に近づけるということになります。

マイクの距離を近づけると、新たな問題が発生します。
1.特に、カーディオイド特性の場合、近接効果と呼ばれる低音の増強が強く発生し、モゴモゴとした不明瞭な音声になります。その為ラジオスタジオでは古くから双指向性のマイクがよく使われます。
2.人体が反射面として働く為に中低音に偏った残響音が新たに付加されます。近づきすぎても駄目ということになります。

Blue Yetiを使った事はありません。Youtubeをみると普通にサイドアクセスコンデンサーマイクのようですね。双指向性にもできます。未確認ですが、トリッキーなBlue社のことだからマイクカプセルが斜め上に向けられているかも知れません。
標準ではテーブル上に乗せて使うのが前提のようですが、テーブルに乗せるとやはり傍に反射面があることになりますから、マイクスタンドに付けるより残響は多めに収音されることになります。
YetiのYoutube映像を見てて、低音がほとんど出ないPC用スピーカーなら問題ないのでしょうが、音声を5インチクラスのスピーカーに切り替えてみると100Hz以下をローカットしておけば声の明瞭度が上がるのにな、と感じた映像がかなりありました。

お礼

2017/09/25 10:20

お忙しい朝にありがとうございました。
音響というのは本当に奥が深くて難しいのですね。
どうもありがとうございました。

質問者

補足

2017/09/25 10:25

本当にこれが最後の質問です(すみません)。
私の環境での使用ですと、RODE VideoMic Pro+と Blue Yeti では、前者がガンマイクであるだけにそちらのほうがいいですよね?
しつこくお尋ねしてスミマセン。

質問者
2017/09/20 10:05
回答No.2

こんにちは。

映像にマッチする音の自然さでは、VideoMic Proでしょう。
残響についても、その撮影空間の環境による個性、雰囲気を演出するものと考えて許容した方が良い結果が得られるでしょう。

RØDE PinMicの音は、ビデオの02:40から03:18の間ですね。
一般にピンマイクというのは、プロでも扱いにくいマイクで、上手く仕込めれば効果有りますが、なかなか難しいです。正直なところ、プロモーションビデオなのにこの音?、という感じです。このマイクを使うなら、単独ではなく、フォローする他のマイクと組み合わせたいです。
02:26以前、03:18以後のほとんどの部分は、RØDE お得意のガンマイク(同種ですがVideoMic Proではないと思います)でしょう。室内の残響は入ってますが、声と自然な感じで融け込んでます。

なおNo.1回答に指摘がありますが、「エコー」というカラオケ用語は一般家庭にまで広まった往年のカラオケブームで和製英語化してますね。英語のecho(こだま)の事ではなくreverberation(残響)の事です。ミュージシャンを含む音響業界ではリバーブとか更に略してレブ(rev.と表記される事もある)と呼ばれます。残響もリバーブも語呂的に一般の人には馴染み難いかもしれませんね。

残響対策ですが、マイクを壁や床・天井から離して周囲の空間を充分に開けてください。マイクの近く(少なくとも手が届く範囲)には、素材に拘わらず平面や緩やかな曲面を近づけないでください。反って残響が増えます。
テントは逆効果だと思いますよ。

お礼

2017/09/20 10:53

ありがとうございます。

質問者

補足

2017/09/20 10:53

早速のご回答をありがとうございます。
実は私は英語圏に住んでいるので和製英語のエコーの意味があまりよくわからないので「声が響く」に言い換えますね。
部屋の壁の質や天井の高さ(3メートル以上あります)全体の広さから、普通に話しても声が響いてしまうのです(体育館で声が響くイメージです)。
それでカーペットを敷いて随分良くなったのですが、まだまだ声が響いてしまいます。
そこで四方を布で覆ったテントのようなもののなかで収録してはどうかと思いました。
どう思われますか。
ご意見を伺えますと助かります。

RODEのビデオですが、私もあのビデオでは3種類の音の違いがあるように思い少しモヤモヤしていました。
やはりあの比較部分(02:40から03:18)以外の収録時にはガンマイクを使用しているのですね。
あの感じはとても自然でいいと思いました。

質問者
2017/09/20 02:19
回答No.1

音響素人が言う所のエコーってのが、音響界におけるエコーであるかどうかが分からないので何ともですね。PinMicの音質に関しては、質問者さんの挙げたURL先の動画見たらわかると思うのですが・・・。

で、無線にするのですか? 有線にするのですか? PinMic選ぶとすると、カメラまで2mあるとのことですが、線を長くすると不便だとは思います。動きのある授業なのでしょうか? ですと、2m以上線を引きずり回す事になりますね。

そういったことを考慮して、生放送でないのであれば後で編集もできます。音声と動画と別撮りして合成してもいい訳です。道具の使い方さえちゃんとしていれば、100円ショップで売っているマイクでも十分仕事してくれます。

今の環境でなぜ不満がでるのか理由をもう一度考えた上で、高価な機材買い揃えればいいとは思いますよ。まあ、お金をじゃぶじゃぶ使えるのであれば、上記に挙げられているマイクを両方買って、後で編集で合成すれば音質の向上にはつながって良いかと思います。プロの現場でスタジオ撮りなんかだと、そう言った複数且つ数種類のマイク使ってってのは普通ですよ。

お礼

2017/09/20 11:22

早速のご回答をありがとうございます。
音響界の「エコー」の定義はわかりませんので言葉をかえますと
体育館の中で声が響く、あの感じです。

> PinMicの音質に関しては、質問者さんの挙げたURL先の動画見たらわかると思うのですが

いえ、お恥ずかしながら素人の私には、
あの音質をどう捉えていいかよくわからないのです。
響いた感じがなくなるのはわかるのですが、
ヘッドフォンで録音したような「こもった感じ」にも聞こえます。
私には「実際その通りヘッドフォンと同じ」なのか
「ヘッドフォンのものとは当然違う」のかがよくわかりません。
ただヘッドフォンというのはピンマイクを服につける代わりに
頭周りに配置しているだけであれば、
当然ヘッドフォンと同様の聞こえ方なのだろうと思います。
しかしもっと色々深い技術の違いなどがあるのかもしれないと思い、
質問させていただきました(口元とマイクの距離に差がありますし)。

> PinMic選ぶとすると、カメラまで2mあるとのことですが、線を長くすると不便だとは思います

おっしゃいます通り、その点は私もどうだろうと思っていました。
ひょっとすると普通は「そこをみんな気をつけながらしている」のかな?とも思いました。
でもプロの方から見てもそれは不便なのですね。
ありがとうございました。

質問者

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