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研究室の研究分野と違うテーマを研究している方はいますか?
2023/10/12 14:24
- 研究室の研究分野と異なるテーマを研究している方の存在を探しています。他の研究室との分野の類似性についても知りたいです。
- 先生の許可や周囲の反応、論文の完成度など、研究内容に関する情報を教えていただきたいです。
- 研究室のテーマとは異なるテーマに取り組んでいる方の経験や感想を教えてください。研究成果についても詳しく知りたいです。
研究室の研究分野と違う研究をしている方
2009/10/19 18:14
今いる研究室の分野と違うテーマを研究している方はいますか?
(いまのテーマだと他の研究室の方が分野が近い場合など)
先生は許可しているのか?
先生や周りの反応は?
論文まできちんと仕上げられるのか?
など、どのような感じなのか教えてほしいです。
回答 (5件中 1~5件目)
設備やチームワークが不要な分野なら、可能です。
文系にはそういう分野が比較的多いけど、全てではありません。
政策科学や国際関係など学際性を重視する大学院では、逆に変ったテーマを歓迎するところもありますね。
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私は理系ですが、よその学部から出張講義で来られた先生の講義内容が面白かったので、所属の研究室の教授の許可を得て、よその学部のその先生の研究室で卒論研究(当時は1年間)をしました。
どちらの研究室でも先生や周囲の人々は大変好意的で楽しく過ごせました。
卒業論文もきちんと仕上がりました。所属の研究室の研究テーマとは全く異なった内容でしたが、卒論発表会でも問題なく受け入れられ、無事卒業できました。
文系院生です。
理工系は知りませんが、文系の大学院の場合
とにかく「院生不足!」という実情・現状が
あるかと思います。
定員の院生数を満たせていない研究科もたくさん
あるので、受験・入学してくれるのであれば
分野が違っていようが(基本的には)大歓迎!
・・・の研究室・教員も昨今は多いかと。。。
でも、歓迎してもらえるのと、的確な指導や研究に
対する実質的な支援、適切な研究評価を得られるか
どうかは、別問題です。
(ヘタをすると、基本的な学術用語すら通じないという、
最悪のケースもあります)
率直に言って、「(研究室の分野、指導教員の専門
とは違う研究テーマでも)どうぞどうぞ入学してくだ
さい!」という雰囲気だと、院生不足で困っている
研究室の可能性が高いです。
もちろん、物事は何事も一長一短です。
院生数が少ないために、研究科全体で手厚く世話を
してもらえる場合もあるでしょう。
ただし、受験生や獲得院生の数によって大学側から研究科・
研究室への支援体制(研究費が関係する事もあり)も
変わってくるので、もしかすると研究環境が整っていない
研究室の可能性もあります。
要は、何を「優先順位の一番」にするかだと思います。
経済的な問題で地元の大学院にしか行けない・・・とか
なら、分野が違っていても実家に近い大学院に通うのが
ベストな選択かもしれません。
私の感覚だと
>先生は許可しているのか?
どちらかというと、安易に他分野の学生を受け入れる
教員ほど、指導もせず放っりぱなしにしているケースが
多いような。。。
(きちんと指導し、最後まで研究者として育て上げたい
と考えている教員なら、他分野の学生の受け入れには
慎重なはずです)
>先生や周りの反応は?
私の見聞の範囲では、あまり気にしなくてもいい
気がします。
>論文まできちんと仕上げられるのか?
研究手法が完全に自分のモノになっていて、研究フィール
ドや研究資材などの確保に問題がないなら、どこへ
行っても何とか自力で仕上げられるだろうと思います。
ただ、個人的な意見では、余程の事情がない限りは
自分の専門にできるだけ近いテーマを主流にしている
研究室に行く事をお勧めします。
教授自身が「新しいテーマ」を博士課程前期の学生に押しつけちゃうことがあります。
私の先輩で「リコイル電子と芳香族の化学」という放射線有機化学を引き受けてしまい、修士論文発表会で無機化学系の教授連中からさんざんつるし上げられちゃった可哀想な方がいます。
でも、テーマとしては非常に先進的で十年は先取りでしょう。
そんな例もあります。
1経験者として、私自身の博士前期課程時代の事を書きます。
私は史学を修了しています。他の先生の研究室の方が私自身の
研究分野とは結果的に近かったのですが、幅広い知識と視野を求めて、
在籍しました。
大学院入学・前の研究室訪問時点から先生(指導教授と助教授)は
許可をして下さいました。
先生や周り(先輩)の反応は、いろいろな考え方や史料検討の
余地がある等と、関心を持って接して下さいました。
修士論文は必須科目ですから、教員側も必死でしたね。私自身も
2年間で得るところが大きかったし、博士後期課程に進学しても、
前期2年間は実り多い年だったなぁと感謝をしています。
お礼
2009/10/19 22:48
周りの理解がちゃんとあったのですね。
とても参考になりました。
回答ありがとうございました。