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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:興味のある研究と論文業績とのジレンマ)

興味のある研究と論文業績とのジレンマ

2023/10/12 22:29

このQ&Aのポイント
  • 学者の方々は非常に興味深いが成果の出にくい研究に時間を割くことにジレンマを抱えているようです。
  • 自身にとって魅力的でないが論文にしやすい研究対象もあるが、その場合は面白くないと感じてしまうようです。
  • このジレンマをどのように解決するか、研究者の方々は対処方法を模索しているようです。
※ 以下は、質問の原文です

興味のある研究と論文業績とのジレンマ

2019/04/23 14:46

理系研究者(学者)の方にお聞きしたいことがあります。

「ご自身にとって非常に興味深い研究対象ではあるが、論文レベルの成果を出すにはかなりの時間がかかりそうな研究」は、普段の研究時間の中でどれだけのウェイトを置かれているでしょうか。

学者の世界は学術論文の業績で評価されると思いますが、上記のような(非常に興味深いが)なかなか成果の出にくい研究に没頭してしまうと、毎年の論文業績が減ってしまう恐れがあると思います。かといって論文にしやすいような研究テーマだけどご自身にとってはそれほど魅力的でない研究対象は、やはり面白くないと思います。

このように、とても興味深いけどハードルの高い研究をするか、論文にしやすいが最も興味のある研究では無い研究をするか、でジレンマを抱えられている研究者の方はいらっしゃいますでしょうか?どのように対処されているでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

回答 (6件中 1~5件目)

2019/04/25 02:43
回答No.6

要するに好きなことをやればよいということでしょう。お話を伺って、あなたがおっしゃる二つの違いというのは本質的なものではないように思います。自分の興味に従っていたために論文が出ないと、業績がないと評価され、悪くすると研究が続けられなくなる。しかし好きなことをやったのだからそれでもよいではないかと思えばよい。売れない絵を描き続けて餓死してしまう絵描きのようなものです。彼の死後その絵が高く評価されれば天才ですが、くだらない絵とされれば独りよがりの人だったということになります。一方描きたくない絵を描かされてそれなりの暮らしができる一生を送る絵描きもそれはそれでよい。そこにジレンマはないと思います。要するに好きなことをやればよいということでしょう。

お礼

2019/04/25 03:01

もちろん理想はそうで、仰る通りたいことは重々承知していますが、現実にはそうはいきません。傍から見ると単純にそう考えればよいことは誰でもわかると思います。
私のような葛藤をお持ちの実際の研究者がどのように対処されているか、現実的な意見をお聞きしたく質問させていただいた次第です。

質問者

補足

2019/04/25 03:03

長々とお付き合いいただき、大変ありがとうございました。

質問者

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質問する
2019/04/24 19:41
回答No.5

いわゆるパラダイムのことになるかと思います。新しいというのは古いものがあってこそ出てくるので、いきなり出てくるのは狂気や妄想の産物、よく街の発明家に例があります。パラダイムを変えるのはやはり天才では。天才が後世になって認められることも関係があります。その当時の周囲の人にはわからないような新しいことがある場合です。おそらく天才はほかの天才にしか認められないのではないでしょうか。私は研究者ではありませんが、天才でないことは確かですから、研究者になったら自分の与えられた職責を守るために論文を書くと思います。またそういう仕事が必ずしもあなたのおっしゃる本当に興味があるものと重なっていることもあるのではないでしょうか。

お礼

2019/04/24 23:45

再度ご回答頂きありがとうございます。
学術研究には新規性と独創性が求められますが、天才のような大発明とまでは言わなくとも、上位の大学の教授は、学会や世間で注目されるような研究成果は一つや二つはあります。前述したように、名の通った英文ジャーナルで論文賞を受賞するには、パラダイムシフトに近いような成果を上げる必要がありますが上位大の大学教授はその実績があります。一方で、研究を続けていると、(独創性は際立たないが)論文になりやすい研究アイデアの創出法みたいなものがわかってきます。工学系の論文だと、独創性がそれほど無くとも、新規性と優位性があれば論文にできます。そのようなテーマを考案することは比較的簡単になってきます。これは私の経験に基づくものですが、他の研究者の方もそうではないかと思います。

質問者
2019/04/24 16:19
回答No.4

いかなる研究も始まりは先人の模倣であるという言い方があります。似たような研究がないものというのは天才だけに許されるものです。ノーベル賞を受賞している研究者ですら先行研究が皆無という例はほとんど見当たらないのではないでしょうか。まして普通の研究者が考え付く主題などはまず先行研究がたくさんあるものでしょう。

お礼

2019/04/24 16:41

ご回答ありがとうございます。おっしゃることは重々承知しております。先行研究が皆無という例はほとんど見当たらないということも承知しております。

ですがやはり、学会で注目されるような研究、特に世界最高峰の国際会議やトップジャーナルなどで論文賞を受賞している研究成果は、先行研究に対して独創性の強いものが多く、前例の型や枠に捉われていないものが少なくありません。これまでの研究の流れにメスを入れるかのような研究、価値観を変えるような研究をされている先生は実際に数名存じ上げております。

質問者

補足

2019/04/24 16:45

下記お礼コメントの続きになりますが、実際にそのような研究成果をコンスタントに出せる研究者はごく限られていると思いますが、独創的な研究アイデア自体をお持ちの先生は希少ではないと思います。

質問者
2019/04/24 13:59
回答No.3

わたしのことではなく同じ大学で学んで研究者になった友人のことですが、彼は大学に残っていたので研究のほかに教育も仕事でした。いわゆる研究一本の場合とは違うと思います。教育は熱心だが研究の方はといわれる人もいることだと思います。少しずれましたが、論文が書けないような研究というのは実際はあまりないのではと思います、一方自分が興味を持っている対象というのは周囲の研究者にも興味を持たせるものでなければなりません。天才は別です。凡庸な研究者にとって、その人の能力なりに興味がある対象というのは論文が書けるものであろうと思います。

お礼

2019/04/24 14:39

ご回答ありがとうございます。
研究のアプローチは、大きく分けて2つあると思います。一つは、先行研究を調査し、未だ解決されていない課題に対して、新しい手法や独自の着眼点によってその課題解決に取り組み、成果を論文にするパターン。もう一つは、日常の中で出てきた何気ない疑問をきっかけに閃きが生まれ研究テーマが立ち上がるパターン。後者のパターンは、先行研究の枠・型に捉われない独創的なアイデアである場合が少なくありません。そのような研究は、研究者自身の知的欲求を大いにくすぐり、画期的な成果が生まれる可能性を秘めていますが、一方で、関連研究が無いことと、時流に乗ったものでなければ周囲の研究者は見向きもしてくれないことから、論文を書けるまでの成果を出すことが困難である場合が多いと思います。(少し脱線しますが、研究の価値は、時流に左右されるものであってはならないと個人的に思います。電話を発明したベルや3Dプリンタを発明した日本人研究者の前例を振り返ると明らかです。)
以上のようなことから、研究者としてのキャリアを考えると前者のような研究を中心におこなうことが妥当と思いますが、後者のような研究アイデアをお持ちの研究者の方は、やはりそのような研究に没頭されたいのではないかと察します。この論文業績と本来興味のある研究とのジレンマに対してどのように対応されているのか興味があり、ご質問させて頂きました。

質問者
2019/04/23 16:23
回答No.2

おおむかしの私の師匠のひとりの言葉:「職を得たら,時間のかかる研究をしなさい」。彼は大物でしたね。一芸を身につけるだけで精一杯の低水準の大学院では,こういうことは教えてはくれません。

お礼

2019/04/24 13:04

ご回答ありがとうございます。仰るようなことはほとんどの研究者が望んでおられると思いますが、一方でそのような研究は成果が生まれにくいため、論文業績を稼げないリスクが大きく、その後の昇進やキャリアに影響が出てくる恐れがあります。(天才ならば話は別ですが。。。)
そのような環境下でどのようにして研究活動を行っておられるのか興味があり、ご質問させて頂きました。

質問者

お礼をおくりました

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