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受験勉強の本質はマネの仕方の習得なのか?
2023/10/12 22:38
- 受験勉強とは、マネの仕方の習得であると言われています。
- 幹部になった男性の言葉には一理あると感じました。
- マネということの重要性は無視できないものです。
受験勉強というのはマネの仕方の習得なのか。
2019/08/21 17:11
先日同窓会があり超一流大学を卒業し、大企業の幹部になっている男が、結局真似がうまいかどうかですべて決まると言っていました。彼が言うには大学受験も全く同じだったということでした。彼の自信があふれた言い方に反論したくもありましたが、やはり一理あるのだろうなとも思いました。マネということの重要性も無視できないとも思いました。受験勉強に限っても本質はマネの仕方の習得でしょうか。
質問者が選んだベストアンサー
受験勉強を、「与えられた問題を解いて合格点を獲得する技術の習得」と考えれば、問題を分類して解法のパターンを覚えて当てはめるというやり方も有効ですので、「真似の仕方の習得」とも言えるでしょうね。もちろん「解答の丸写し」的な「下手な真似」ではうまく行かず、「解法の本質的な部分を理解して応用する」ような「上手な真似」が必要ですが。
日本には昔から「隣百姓」(となりびゃくしょう)という言葉があります。自分では考えずに隣の家の真似をして耕作を行うことで、隣が種まきをしたら自分もまき、隣が稲刈りをすれば自分もやろう、と言うような生き方です。昔もご質問に登場する同級生の方のような考え方はあったということがわかります。
ただしこれも仕事の種類によって役立ち方に差があるようです。たとえば「隣漁師」という言い方が一般的ではないように、漁業では漁場にせよ漁法にせよその人独自のものが重要視されるのではないでしょうか。
独創的な商品を世に出して創業者としての利益を得る方が良いのか、それとも真似でもよりすぐれた改良品を出して新たな市場で創業者のシェアを奪って利益を上げる方が良いのかという問題には、万人が納得する「正解」はないように思います。というより、医薬品の先発品とジェネリックのように、世の中全体のことを考えればそのどちらもなくては困ります。
結局ご質問の本質は「マネがうまいかどうかですべてが決まる」という考え方が正しいかどうかという問題ではなく、(受験勉強では有効であることは確かでしょうけれど)、「隣百姓」的な生き方を選択したいかどうかという問題ではないかと考えます。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
まあ、例えば、
・人間に便利な酵素を作るように大腸菌の遺伝子を組み替える。
・そのその酵素の働きを、薬品と分光器を使って調べる。
全部、教科書や他の人の論文の『マネ』で簡単にできます。
結局世の中コロンブスの卵みたいに一番初めに発見した人だけが苦労して、他の人は『マネ』するだけで猿でもできるような事が殆どですよね、、、。
何にも知らない人からは、「すごーい! そんな難しい事やってるんだ~!」とか言われますが、工場の単純作業してる人となにが違うんだろう、、と思う事が殆どです。
お礼
2019/08/21 19:43
世の中のすべてはマネで成り立っているというのは本当なのでしょうね。
学ぶの語源は「まねぶ」であり、知識や技術を真似て習得する事です。ですから、その同窓生の仰ったことは、受験勉強の本質そのものです。ただ、
1を9に、9を10にする仕事はできても、0から1を生み出すことは、全く別の次元です。それができるのは、受験秀才を超えた才能のきらめきなのです。
お礼
2019/08/21 19:45
自他共に許す秀才である高級官僚が意外に大したことを考えていないこととも関係がありそうだと思います。
お礼
2019/08/22 07:39
優れた師匠につき、始めは忠実にそのまねをして最終的にはその先へ行くというのが優れた弟子ですね。