お葬式の費用を出来るだけ抑えたいのですが

>私の両親は「もし私達が死んでも葬式はしなくていい」と言っているのですが
　
　よく聞く会話ですね。なかには「死んだら庭に埋めるなり川に流すなりしてくれたらいいからね」なんて冗談？おいおい犯罪になっちゃうよ、なんて話も聞きます。
　故人の意思も大切ですが、葬儀ってある意味遺された者のためにもあるんですよね。子供世代が会社勤めをしていたり事業をしていたりすると、社会的な立場上親の葬儀をある程度一般的なものにしないといけなかったり。
　あるいは「家族葬で執り行いますので、会葬・香典・供花等すべてご辞退します」と徹底させるかです。

　meron5432さまが葬儀に何を求めるかを一度考えられたほうがいいかと思います。
　町会やご主人の会社関係までの参列がある一般葬にするのか、あるいは親戚だけを集めての家族葬にするのか。または祭壇等いっさいなしで火葬のみの葬儀をするのか。それによって回答が違ってきます。

　葬儀費用って大きくわけると５項目に分けることができます。
（１）祭壇費用
（２）棺や仏衣、ドライアイス、霊柩車、寝台車などのオプション品といわれる費用
（３）親戚への通夜ぶるまいおよび葬儀当日の仕上げ料理の費用
（４）親族一同として出す生花の費用
（５）火葬料金および宗教者へのお礼

　互助会や葬儀社の会員サービスで割引されるのは（１）と（２）になります。ある決まった会館を利用するのであれば、当然会員のほうが非会員よりも安く利用できます。ただ、他社と比較して安いかどうかという点ではなんとも言えません。
　「１００万円の祭壇を会員ならば１０％割引します」といわれても結局は９０万円。他の会社なら同じような祭壇が８０万円であるかもしれません。　
　それから、５０万円の祭壇と１００万円の祭壇を比較するとやはり値段が高いほうが見栄えはしますが、どのあたりで妥協するかという問題も発生します。
　
　（３）はどんな葬儀でも必要ですね。不要な場合といえば家族だけで火葬のみの葬儀をするとか、親戚が集まってもまったく食事をださない（後で批判されると思う）か・・・

　（４）は安ければ一対３万円や５万円くらいからありますが、３０万円～５０万円くらいかける家もあります。

　（５）の火葬料金はどんな場合も必要です。火葬場によって料金は異なります。市民か市外かでも変わってきます。
　宗教者へのお礼はお寺を呼べばお布施がかかります。無宗教葬ならばかかりません。

　meron5432さまがご両親の葬儀において、どのあたりは費用をかけ省くところはどこか。規模は小さくてもいいから家族葬をと考えられるのであれば、（１）（２）で省けるところはすべて省いてしまう。知人や町会の参列もあってある程度の規模でしないととお考えなら（３）（４）をちょっと安めにするとか。

　互助会のメリットは＃３の回答にもあるとおりです。（１）（２）がセットプランになっていますので、その会館を利用するならばかなり費用を抑えることができます。電話一本で寝台車でお迎えにもきてくれます（会員なら無料というよりプランに入っていることが多い。病院で呼んでもらうと数万円費用がかかる。）。
　セットの内容も一般葬向けのものから、家族葬向けのものまでさまざまです。
　逆にデメリットとしてはセット内容のなかで「必要ないので」というものを断っても、その金額は戻ってきません。その部分だけ権利放棄というかたちになります。

　会館をもたない民間の葬儀社に依頼する、または市営葬儀を利用するのも１つの方法ですが、問題は葬儀をどこでするかになります。自宅、お寺、集会所・・・いろいろ選択肢はありますが、自分たちがかなり動かないといけないので労力はかかります。
　
　いずれにしても亡くなってすぐに、寝台車の手配、葬儀の見積もり・・・となにかとあわただしく時間が過ぎていきます。その時に慌てないためにも、ご両親が元気なうちに（余命が宣告されていたら縁起悪くて考えたくなくなりますよね）ある程度の考えをまとめておかれたほうがいいかと思います。

寺です。
地域や葬儀の規模にもよるでしょうが、私の地区では互助会はかなり割高です。
公営の斎場のある地区や小規模葬儀を予定している場合で廉価な小規模斎場（貸し斎場、町内会館等）のある地区では、互助会ではなく、一般の（会館を持たない）小規模葬儀社に依頼した方がかなり安く収まります。
大規模なもので、会場も葬儀社の会館を予定している場合には高くてもその葬儀社や互助会に頼む以外選択肢が無くなります。
会館をドンドン建てる余裕のある（利益の十分ある）葬儀社は、当然に皆さんからいただく費用も高いです。また、大きい葬儀を想定して分業や分担が決まっているので多くの人が絡んできますので、当然に人件費分も高くなります。
ですから、どの程度の内容のことをどこで行うか？そのためにはどのような業者に依頼するのが良いのかということを考えてお決めになれば良いという事です。このピントが合っていないと割高になります。
ご縁のお寺さんがあれば、ちょっと相談してみれば、そういうことならここが良い、こういうのならあっちが良いというアドバイスをいただけると思いますよ。

自分の父が葬儀社でした。うちの両親とも葬式はしなくていいと言っておりましたが、当時21の私が全部取り仕切って、結局することになりました。（母の時は父が全てやっていたので・・・）

お葬式を安くあげるコツですが、必要なものだけ葬儀社で取り揃えるというのがベターかと思います。父が亡くなったときは葬儀社に直談判で桐の御棺を購入、あとは死体清掃料、ドライアイス、その他お焼香等です。
これで問題はない父もコレでさぞ満足だろう！と親族に言ったら、頼むからお経だけはあげるようにしてくれと近所のお坊さんを葬儀社から紹介してもらいました。
結果、自宅に御棺を置き、簡易的なテーブルとお焼香を上げれる状態にして、父の写真も何にもない状態でお葬式をすませましたが、若かっただけなのか全然かっこ悪くなく、むしろ周りから褒められましたねｗ
お坊さんへは戒名つけないと、天国に行ってからのお父さんの名前がないよ！と脅され10万ほど、葬儀社へは6万弱払いました。
あとは霊柩車は市役所で申込すると、キラキラ装飾はありませんが激安です。

言い方は悪いですが、故人はもう亡くなっている身　お金かけてするお葬式は正直弔いというよりも見得のような気がします。（父も同じようなことを言ってました

密葬に近い形式で・・・とかという風に話しておけば、参列者の方々にも恥ずかしくないように思います。そりゃー、何千人もの人が集まるような葬儀であれば話は変わりますが・・・

おはようございます。
私も含め、家族や友人は「互助会」に入っています。毎月々1口3000円、5000円と希望金額にあわせて支払いをします。
入る互助会により違いますが、支払い終わると多分50万とかの金額になると思いますが、
メリット・権利は永久で、保証されたサービスは受けられる。（私もかなり前に払い終わっています）
・たとえばあなたが支払ってもご両親の葬儀にも使える。親戚の人に譲ることもできる。
・もし支払い途中で不幸にもどなたかが亡くなって、使いたい場合は残金を払えば権利分は利用できる。
・基本的な祭壇の飾り、寝台車、霊柩車など色々なものが含まれているるので、
祭壇を豪華にしたい（花を増やすなど）場合などは追加料金を払えばできる。
・互助会により違うと思いますが、特典もあります。私が入っているのは結婚式でも使えますし、貸衣装の割引などもあり特典だけの利用も可能。

払った金額以上のものが利用できるはずです。通夜、葬儀での飲食、お返しは含まれませんのでそれはお香典からと自費になりますが、
私の父が亡くなったときに使いましたがそれ程追い金は多くなかったです。

私はとてもいいと思います。デメリットは斎場が決まったところしか使用できないので、自宅から遠いところになってしまう事も。
うちの場合は自宅から10分程の所にある斎場はダメで25分位の場所でした。
対象の斎場はすぐにわかるのでその点も比較の対象にしては？
お住まいの地域で色々な互助会があるのでご自分で比べて納得されるのが一番かと思います。

一番お金がかさむのが戒名やお坊さんへの支払い、お墓では？　本人が戒名なしでよければ、俗名のままでも問題はないですし、（私はOKです）
僧侶へのお礼も導師を1人にするなどして安く済ませることはできると思います。
とかく不祝儀の場合値切るのが悪い事のように感じますが、墓石だって言いなりでは高くつきます。
交渉しだいでは安くなりますから色々調べて賢くならないといけないと私自身も父が亡くなった時に感じました。

ご参考になれば幸いです。

互助会によるのかもしれませんが、私個人としての意見は、互助会に払うくらいなら、小規模な葬儀であれば、その分、葬祭費として自分で積み立てて置くほうが、マシではないかと思っています。
実家の親が昔入っていましたが、結局、葬祭には使わず、商品と交換（節句品）して解約しました。なぜかと言うと・・・
例えば、祭壇を選ぶ際、ＡＢＣとあったとします。その場合、Ａにしたいと思っても、「お宅のランクでは、ＢかＣしか選べません」などということがよくあるとか。
結局父が亡くなったときは、私が事前にタウンページで見つけていた（料金明瞭に表示されていた）葬儀社にお願いし、満足のいく葬儀ができました。
もし、入るのであればコープが運営している葬儀事業などのほうが良心的かな？と思いますよ。


http://www.sougi-hiyou.net/trable/