キャリーオーバーって本来の賞金に上乗せされるもの？

ロト７にはルールがあって、１等の上限は１０億円までです。それ以上は支払われません。それに対して、米国の宝くじは繰越金に上限が無いので、４７億円が支払われる事もあります。同じ繰越金があるとは言ってもロト７は１０億円までなのですね。

逆に下限はありません。１等に１００人当たれば、数百万円まで落ちる事もあり得ます。

キャリーオーバーという言葉の意味としては「持ち越し」ですから、前回から持ち越されたという意味です。
キャリーオーバーの金額は、前回抽選時に当選金として支払って余った金額のことで、今回の売上から当選金に割り振られる金額に、キャリーオーバーの金額を加算して当選金にします。

1億4千万円キャリーオーバーがあると言うことは、今回の売上から1等当選金に割り振られる6億円前後の金額と加算して7億4千万円前後の当選金が1等に対して支払われます。

＞　ロト７の１等って最低６億からじゃなかったでしたっけ？

そんな事はありません。
1等当選金総額が6億円あっても2口当選者が出れば1等当選金は3億円ずつ分配と言うことになります。

＞　ロトくじに２等以下ってあるの？

ロト7は1等から6等まであります。
1等はくじ購入時に選んだ7つの数字と、抽選で選ばれた7つの本数字が全て一致。
2等はくじ購入時に選んだ数字と抽選で選ばれた本数字6つが一致し、更にボーナス数字2個のうち1個が一致。
3等はくじ購入時に選んだ数字と抽選で選ばれた本数字6つが一致。
4等はくじ購入時に選んだ数字と抽選で選ばれた本数字5つが一致。
5等はくじ購入時に選んだ数字と抽選で選ばれた本数字4つが一致。
6等はくじ購入時に選んだ数字と抽選で選ばれた本数字3つが一致し、更にボーナス数字2個のうち1個が一致。

ロト当選の等数、金額などはこちらに説明があります。

＞ロト7・ロト6・ミニロトのルール | みずほ銀行
＞https://www.mizuhobank.co.jp/tenpoinfo/atm/takarakuji/t01.html

当たった数字の数により、2等以下も発生するわけです。

ロトの場合、購入された全金額のうち45%を、当選者に分配します。
ですが、年末ジャンボ等の「販売されたくじの中から当たりが選ばれる」＝「必ず誰かが当たる」のでは無く、「予想した数字がいくつ当たるか」と言う形式のため、上位当選が出ないこともあり得ます。

そうすると、還元率45%を下回ることとなるので、その余った分を次回当選に回すのがキャリーオーバーです。
しかしキャリーオーバーにも限界があり、ロト7で最大10億円、ロト6で最大6億円とされています。
最大値が決められていると言うことは、最終的な還元率も45%を下回る、と言うことであり、キャリーオーバーがあっても購入者にとって依然不利であると言えます。

まあ元々宝くじなんて言うモノが、かき集めた金額の何割かを、ごく一部の人に不公平に分配するというシステムですから、確率的には買えば買うほど損をしていきます。

キャリーオーバーとは持ち越しの事です
だから1億4000万ちょいは次回の賞金に加算されます
キャリーオーバーが無いと賞金額は6億円です（ただし理論値で保証されていない）
そこに1キャリーオーバーがあれば上限を10億円にします
だから8月26日のキャリーオーバーがあったので9月2日の1当は10億円になってます
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/takarakuji/check/loto/loto7/index.html