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回答 (5件中 1~5件目)
お参りするだけのお寺は拝観料を取ってないと思います。
歴史的に価値のある展示物( 建物やお庭も含む )がある場合、拝観料を取ってる気がしますが、どうでしょうか?
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端的に言って、拝観料を取ってもお客(信徒に限らない)が来る寺と、拝観料を取ったら客が来ない寺の違いでしょう。
有名人が出たり、故事来歴について教科書に載っていたり、願いがかなうと評判だったりする寺は拝観料を取っても見に来る客がいるでしょうが、それほどでない寺で、拝観料を取ったら、ますますやって来ませんからね。
寺の坊さんがどんなに贅沢をしたくても、寺の維持にどんなに高額な費用がかかっても、まず拝観料を払う客が来なければ話は始まりません。
「客は来る」と決まった(確信した)上で、もらう必要があるかどうかの判断になります。
一般的に歴史的な経緯のあるお寺なら、保存維持費に高額なお金が必要ですので、もし檀家などが十分にないなら「いただきましょう拝観料」とかの話になります。
鎌倉の寺回りはしたことがないので円覚寺も称名寺も知りませんが、檀家はどうなっているのでしょうか?
事典によれば、円覚寺の山門は禅宗様建築の代表的遺構らしく、一見の価値がありそうですね。庭園も史跡・名勝に指定されている由ですので、拝観料を払ってでも行きたくなりました。
対して称名寺は、中に有名な「金沢文庫」がある由ですが、見て感動するというものではなさそうなので、拝観料はゼロでも行く気はしないかな。
檀家を持つお寺と持たないお寺の違いだと思います。
檀家を持つお寺は「回向寺」(えこうでら)と言って、
死者を供養することを主とするお寺で、墓地を運営することや法事を営むことで収入を得ています。
檀家から、お布施やお墓の年間使用料を受けることで財政が成り立っているのです。
檀家を持たないお寺は「祈祷寺」(きとうでら)と言って、
墓地も持っていなく、葬儀や法事を営むこともありません。
歴史的に価値の高い有名寺院であれば、たくさんの観光客がやってくるため、拝観料だけでも結構な収入になります。
また、お札やお守りを販売したり、「商売繁盛」「恋愛成就」「交通安全」といった現世利益をうたい、祈祷を行い、拝観料や祈祷料などを財源にしています。