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回答 (2件中 1~2件目)
・キャピタルゲインとは、資産の売買で得られる利益のことです。例えば10年前に200万円で購入した土地を、1000万円で売ると800万円の儲け(手数料や税金などはとりあえず無視)になります。この場合、儲けの800万円がキャピタルゲインです。株式や、債券などの金融資産の売買でも、儲けがでればキャピタルゲイン、損がでればキャピタルロスといいます。英語ではcapital gain、どちらの単語も高校では習う筈なので、その意味も一緒に教えてあげるといいかもしれません。
インカムゲインは、投資した資産を保有することで得られる収入のことです。例えば、自宅以外の建物をもっていて、それを誰かに貸していれば賃貸料が入ります。株式なら業績にあわせて配当金が貰えます。日本ではあまりありませんが、定期預金などには利息がつきます。資本を売ることなく、もっていることで入る収入です。
投資を行う場合、インカムゲインは比較的長期にわたって資産を持ち続けることで増えていきます。配当も、家賃も、大きくはなくても持っているだけである程度は着実に入ってきます。
一方、キャピタルゲインは、やりかたによっては、短期間で大きな利益を得ることができることもある一方、損失を出す可能性を常に持っています。株式は企業の業績や、国際情勢で大きく変動します。日本でも沢山実例があるように、高かった不動産が今では二束三文、ということもあります。キャピタルゲインを狙ったのに、得たのはキャピタルロス、と言うことが起こります。
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