極細パイプの切断方法と注意点

切断砥石で切断すれば簡単に切断できます。
数量が多いときには素材を揃えて棒状にし外周を菱チュウブで固定します。また、1本でしたらば23ミリの棒材に沿わせて菱チュウブかセロテープで固定して切断します。
このやり方は注射針等の量産に使われており長さの要求精度が+-0.1位ならば対応できます。
切断砥石はＧＣを用い、切込みを微細に送れば穴の詰まりが生じません。

http://www.mitakadenki.com/shohin/shohin.htm

前にＴＶで見た卵割り機です。卵を回転させ、外周にダイヤモンドカッターを当てて外殻を一様に切り込んでいく方式でした。応用できませんか？
パイプを回転させ、外周をカッターで切り込んでいく方式。カッターとパイプの回転数と回転方向で数パターンありますので、いろいろ試してみたらどうでしょう？切削力のベクトルが円筒の接線方向に近づく方がいいと思うんですが・・・

外周に傷を付けて金属疲労で破断させる方法でしたら、バリを出さずに切断することは可能です。

素人として、お聞きください。
芯の無い物については、中に何か詰めれば良いのでは？
すぐに取り出せるものとして、氷などは？
水を入れて凍らせて、解けないうちに切断、加工後
氷を溶かす。
後は、0.1mmの針とか挿入して、パイプと一緒に切断してしまうとか？

実験室レベルの手作業による方法を説明します。（大量生産には適していませんのであしからず！）
とにかく一度切った面をヤスリ（油目）で大ざっぱに成型し潰れた部分を取り除き、大ざっぱに成型します。
次に、ジグを用いて細管を固定し、耐水ペーパーなどで研磨して切断面を所定の滑らかさにします。
バリはほとんど研磨工程で除去できますが、どうしても詰まってしまう場合は、内径と同じ径のドリルをピンバイスに掴み、バリ取り作業を行います。
形状が多少損なわれても良いのであれば、切断後、潰れた内径を針でつつき、フレア加工のように広げます。
これらの作業は実態顕微鏡などで覗きながら行うと楽にできます。