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2008/11/25 19:30
現在、旋回体を検討しておりますが、サークルの歯面圧が高い為、苦慮しております。プラス転位させることによって面圧を下げる方法があると聞いたことがありますが、本当ですか。
(私の認識では、転位は、歯数が少ない時にアンダーカットが防止する為に行うものと思っておりました。)
また、転位することで気をつけなければいけない点があれば教えて下さい。
旋回体の条件は、サークル歯数92枚、ピニオン歯数20枚です。
ピニオンの方をプラス転位して歯面圧を下げようと考えております。
以上宜しくお願いします。
面圧は下がりませんが,プラス転位させることによって歯形そのものが多少太りますので,その分 歯にかかる曲げ応力が緩和されます.ただし劇的な効果は期待できないかも知れません.
ご回答有難う御座いました。
プラス転位することによって応力が緩和されると、ある部分だけをみると応力がさがる(他で個所では応力が上がるあるのに)から、プラス転位すると応力がさがると誤解したのだと思います。
しかし、プラス転位したところで、応力を下げるのには劇的な効果が得られないとなるとやはり、表面硬度を上げ許容圧力を上げるか、接触面積を増やすのしかないのですね。
有難う御座いました。
2008/11/26 08:56
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転位は、歯数が少ない時にアンダーカットが防止する為に行うものより、
軸間の距離がモジュールできれいに割れない場合に用いるが、一般的で
使用頻度も高いと思います。
また、歯面強さを上げる(歯面圧を下げる)には、
* 歯車を焼き入れして、硬度(引張強さ/圧縮強さ)を上げる
許容歯面圧を上げる事で、実際の歯面圧とのマージンを確保する
* ヘリカルギヤにして、接触面積を増やす
面積が増えると、面圧も下がる
が一般的です。
以上を先ず検討した方が良いでしょう。
ご回答有難う御座いました。
やはり、歯面圧に対応するには、表面硬度を上げ許容圧力をあげるか、接触面積を増やし、歯面圧を下げる方法しかないのですね。
再度、トルクに適応できるサークル等の選定を行おう思います。
有難う御座いました。
2008/11/26 08:31
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