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2008/06/11 11:38
こんにちは。お世話になります。
マシニングセンターの主軸ホルダー部の規格で「CAT50」と言うのがありますが、主にどの国・メーカーで使用されているのでしょうか? それと、BT50と比較して優位な点はあるのでしょうか? 初めてCAT50品の加工依頼があり疑問に思いました。宜しくお願い致します。
CATシャンクは、BT(MAS403)に似た7/24テーパのVフランジ付きATC用テーパシャンクです.
当初キャタピラー社の提唱したもので、ANSI B5.50として標準化されていたと思います.
BTとはフランジの寸法(溝位置か何か)が違っていて、互換性はありません.
テーパは同じなのでBTの主軸にも取り付けるだけはできるかも知れませんが、ATCができません.
ただ、CATシャンクはDIN69871シャンクとは混用ができるという話を耳にしたことがあります.
(DIN69871は、MAS403よりも一足早くISO化されています.)
アメリカの規格ですが、おそらく当のアメリカでもBTよりシェアは低いと思います.
構造からして性能はBTとほぼ同等と言えるでしょう.
ですから、BTが圧倒的多数を占める日本では採用するメリットというのは殆どありませんが、
互換性が無いので、導入した工作機械が万が一CATだったらCATを使うしかありません.
おはようございます。 詳細な説明をいただき有難う御座いました。CAT50を採用している企業様がどれくらい有るのか不安ですが、頂いた仕事ですので頑張ってみます。今後とも宜しくお願い致します。
2008/06/12 08:32
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アメリカのキャタピラー社の独自規格です。
多分、JIS・DIN などの規格を調べても無駄かと思われます。
国内では 三菱が建設機械で提携をしているはずです。
CAT規格のツールなら
マンヨーツール・大沢製作所 などの 中堅ツールメーカーが
輸出用として製作しています。
おはようございます。 いまだに生きている規格なのですね。明解にご回答いただき有難う御座いました。 今後とも宜しくお願い致します。
2008/06/12 08:30
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