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ピストンリングの製図方法
2023/10/17 11:39
- ピストンリングの製図方法の概要や注意点についてまとめました。
- ピストンリングの製図に必要な情報と手順について解説します。
- 手元にある資料を活用してピストンリングの製図を行う方法について説明します。
ピストンリングのつくりかた
2009/09/16 15:42
一度装置内で使用し取り外したピストンリングをわたされこれと同じものを作るから図面を描けといわれました。
渡されたピストンリングは
・5000回転/分の回転軸で使用される
・取り付け取り外しで歪んでいるかもしれない
・多少の磨耗があるかもしれない
・新品は入手不可能
・材質・処理不明
判っていることは
・取り付ける穴の直径
・回転軸の太さ
(2点とも実物にノギスを当てて測りました)
・リングの間を流れる気体はN2
このような資料しかなくメーカーからの資料は一切受け取れないです
リング、取り付ける軸、リングがはまる軸受けはすべて手元にありノギスなどで測ることは可能です
精度を保てる自信がないと上司に言ってもそれでもやれの一点張りです
このような資料しかないのですが製図する方法はないでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
おそらく上司の方は貴方の技量を試すと言うより,考え方を実践させて
勉強をさせようと言う考えだと思います。ピストンリングに使う材料は
限られてくると思います。寸法は取り合えずノギスで測るレベルでも
よいだろうと思います。シリンダの径もある程度推定できるのではない
でしょうか?部品精度の与え方もピストンリング固有の方法があると思い
ます。はめあい公差や幾何公差も必要に応じ取り入れ,現状の知識をフル
に活用して図面を作ってみてください。悩んだ末に結論が出ないときは
上司に相談して見てはどうでしょう。
上司に相談しても教えてもらえない場合はネットから得られる情報も
有効に活用すればいいと思います。勉強だと思ってチャレンジしてみて
ください。あなたの図面で実際の部品を製作できるとしたら,ラッキー
だと思います。
かなり深刻な話のようですね。貴方一人が悩む問題ではない様に思います
が?ピストンリングは耐熱・摩耗の問題があり,シリンダとマッチした
材料を選ばないとシリンダ本体も壊してしまいかねません。
部品の製作・修理に費用は掛けられるのですか?ピントンリングは専門の
メーカーがあります。場合によってはメーカーの手持ちのピストンリング
で使えるものがあるかもしれません。
以下のURLを参照してください。問い合わせてみては如何ですか?
http://www.tpr.co.jp/products/pistonring/about_pistonring.html
http://www.npr.co.jp/products/p_train/index.html#pistonring
補足
2009/09/16 16:55
>おそらく上司の方は貴方の技量を試すと言うより,考え方を実践させて
勉強をさせようと言う考えだと思います。
>上司に相談して見てはどうでしょう。
>上司に相談しても教えてもらえない場合はネットから得られる情報も
有効に活用すればいいと思います。
私以外に機械設計に触ったことがある人がいず(私も別部門からいきなり移動させられ1ヶ月たっていません)とりあえず出来るだろうで初めて受注した機械の修理で部品を壊してしまったから1週間で作れという指示なのでそのような余裕がある心での指示だとは思えないのですが・・・
同じ理由で聞けるような知識のある人は社内に一人もいません
圧力をかけて閉じた状態で真円となるC型のリングを作るのだろうということはわかるのですがこの際の歪みの計算に何を使えばいいのかすらわからないのが現状です
>勉強だと思ってチャレンジしてみて
ください。あなたの図面で実際の部品を製作できるとしたら,ラッキー
だと思います。
納期1ヶ月を切ってしまっていて試作等している余裕も無いと釘を刺されました
>はめあい公差や幾何公差も必要に応じ取り入れ
リングに圧をかけたときの変形は幾何公差で出せばいいのでしょうか?
申し訳ありません
御礼を書くのを忘れてしまいました
改めて、アドバイスありがとうございます
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
納期が無いのですから、御社が使っている商社、工具店を通じてでも、または他の回答者さんが紹介しているメーカーでも構いませんから、今すぐに連絡して、現物を見てもらい、製作(手配)を依頼してください。
今は時間がないのですから、分からないことは専門家に相談して、問題を解決するしかないでしょう。
図面は製造メーカーが書いてくれます。
納期が遅れれば、御社を信頼して発注した顧客に迷惑がかかります。
お礼
2009/09/17 16:14
アドバイスありがとうございます
社内で検討した結果
業者へ相談(私では下っ端過ぎて相手にしてもらえないので上司がすることになりました)することになりました
但し同時進行で社内でも作れないかの検討は続けてみるということになりました
先ず、現物をスケッチして、図面化する事をお奨めします。
そして、貴殿が危惧している内容を列挙し、まとめる事を提案します。
また、貴殿が調査した内容や提案も、まとめる事も提案します。
只、ピストンリングの選定を誤りますと、最悪シリンダーに焼き付き
シリンダーを再ボーリングしないと駄目になります。
が、30年程前の自動車等のエンジンは、長く使用しますと楕円かし、
再ボーリングをして、特別注文のピストンリングを製作し、使用したり
していました。
ですから、貴殿の上司もその事をイメージしているのかもしれませんし、
ピストンリングだけ何処かから購入するのかもしれません。
又は、中古市場やスクラップ市場から部品調達するのかもしれません。
その資料として、図面化を貴殿の上司が指示したのか……。
何れにしても、前述の小生の推測も含めて、まとめて下さい。
そして、最後に、ピストンリングのサイトにて、基礎知識を確認して
於いて、貴殿の上司と話し合い物事を進めて下さい。
お礼
2009/09/17 16:18
アドバイスありがとうございます
>ピストンリングだけ何処かから購入するのかもしれません。
>・・・
新規で設計し品質まで保証することを考えていたようです
社内で設計した場合保証できる品質について説明したところ
業者へ依頼しつつ同時進行で社内でも作れないかの検討することになりました
わたしならこうします。
現物があるということは、できない物を設計するのではないので楽観的に、できると自信を持って・・・
>測る位置によって直径が最大0.1mm程度のずれを持っています
⇒とりあえず無視しましょう。0.1くらいは吸収するでしょう。
>材質は
⇒材料ですね。1週間ということですと、まずは入手可能な材料と検索結果から妥当そうな材料を決める。
またはベテランの加工屋さんを知っていればピストンリングを持っていって材料を調べてもらえませんか。
>圧力をかけて閉じた状態で真円となるC型のリングを作るのだろう・・・
⇒真円のC型のリングを作り、それを開いて熱処理してばね性を与えることはできませんか?
図面にしたとき上司に経緯を説明し、判断基準、条件なども説明して了解を得てください。上司の経験からさらに良い図面になるアドバイスがあることを期待して。
お礼
2009/09/17 16:27
アドバイスありがとうございます
>⇒とりあえず無視しましょう。0.1くらいは吸収するでしょう。
ガスシールを目的としているため0.1でも心配ではあったのですがある程度は許容値と見ることにします
>⇒材料ですね。1週間ということですと、まずは入手可能な材料と検索結果から妥当そうな材料を決める。
>またはベテランの加工屋さんを知っていればピストンリングを持っていって材料を調べてもらえませんか。
妥当な素材を検討し選定することになりました
因みに取引のある加工業者の方に割ってしまったリングを持ち込み調べてもらったのですがわからないと言われてしまいました
>⇒真円のC型のリングを作り、それを開いて熱処理してばね性を与えることはできませんか?
シールする面が歪まないかが心配なのですが検討してみます
>図面にしたとき上司に経緯を説明し、判断基準、条件なども説明して了解を得てください。上司の経験からさらに良い図面になるアドバイスがあることを期待して。
上司は底までの精度が必要な部品だと思っていないようでかなり話が食い違っていました
なんとかそれなりの精度が必要でありすぐに作れるものでもないと納得しました
今回は業者に頼みつつ類似部品が必要な際のために設計、検討を続けてみます
リバースエンジニアリングの基礎です
設計の基本
とりあえずきりのいい寸法のはずだ
>>・取り付け取り外しで歪んでいるかもしれない
>>・多少の磨耗があるかもしれない
で
この辺は乗り切れるはずです
材質は
ググるといろいろ出てきます いやあ 世の中便利になったもんだ
日本のシェアナンバーワンのリンクを張っときます
http://www.riken.co.jp/products/piston/piston2.html
>>目的として作られているため測る位置によって直径が最大0.1mm程度のずれを持っています(開いた状態ではそもそも真円ではないようです)
まあ、その辺の心配は、設計者の陥りやすい罠です
っで、現場へ行けと昔の人は言っていたんですが
まあ、現場へ行っても、結局本当のことはわからないので
ちょっと書きます
1
ピストンリング自体は設計した記憶があるようなないようなきがしますから
まず変形について
http://www.riken.co.jp/products/piston/piston1.html
某サイトの絵を見ながら
まあ、完全に真円度まで出してモノができたとしましょう
材質は調べるとスチール(生材)らしいです
この形状が公差がちがちで作ったとしましょう
実際にモノができてそれは、本当に図面道理の形状が維持できるのでしょうか?
現物があるのでわかりやすいと思いますが、結構簡単に変形すると思います
それが、輸送中(まあ、なんかケースを入れて運ぶかもしれないが)計上は維持するんだろうか?
そもそもどうやってはめるのか?
ピストンにはめるときは一度変形(広げないと溝にはまらない)はずですよね
↑
公差を入れる意味があるのか?
これが、現場へ行く意味です
2
では、機能を見てみましょう(こちらは技術者の専門分野です)
シリンダーについづいしていないと、ガス漏れが起きる
↑
でもはめるときに変形するよ
↑
じゃあ、スプリングみたいに広がるようにして習えばいいじゃん
↑
でも、シリンダーには気づつけたくないなー
と、考えられることを考えていきます
そうやって考えていけば、おのずと答えが出てくるはずですよ
お礼
2009/09/17 16:34
ありがとうございます
変形することを前提とした設計が必要ということですね
今回は業者に頼むことになりましたが次回のためにしっかりと社内でも設計、選定が出来るようにしたいと思います
補足
2009/09/16 17:06
アドバイスありがとうございます。
>リバースエンジニアリングの基礎です
>設計の基本
>とりあえずきりのいい寸法のはずだ
厚みはおっしゃるとおりの方法で図ることが出来るのですがリングがもともと変形させて使うことを目的として作られているため測る位置によって直径が最大0.1mm程度のずれを持っています(開いた状態ではそもそも真円ではないようです)
>材質は
>ググるといろいろ出てきます いやあ 世の中便利になったもんだ
確かに材質の特性などググるといろいろでてきますね
しかしググるとリング設計の精度がかなり高いものなのではないか・・・という心配ばかりつのるような資料ばかりが出てきて質問したしだいです
とりあえず作ってみるしかないのでしょうか?
お礼
2009/09/17 16:30
ありがとうございます
上司にしっかりとどういった機能を持ちど精度が保てず不具合が出たときの危険性を説明し納得させました
社内で作れないか検討は続けることになりました