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ステンレスの棒を加工して軸受け部分を作る方法と選定方法
2009/03/20 11:02
- ステンレスの棒を加工して軸受け部分を作る方法とは?適切な勘合穴の選定方法も解説します。
- 軸にかかる負荷が少ない場合でもかじらないためにはどのような構造にすれば良いのでしょうか?式を用いて定量的に穴のはめあいを決定する方法もお教えします。
- ステンレスの棒を加工して軸受け部分を作る方法や適切な勘合穴の選定方法を解説します。また、負荷が少ない場合でもかじらない構造にするためのポイントもご紹介します。
かじりについて教えて下さい
ステンレスの棒をφ6マイナス公差(h7)加工して、軸受け部分をφ6+0.1+0.2 アルミ板金で両受けのブラケットのものです
軸には5kg程度しかかからないと思いこの構造にしました
かじらないまたは適切な勘合穴の選定方法を教え願います
できるだけ式で定量的に穴のはめあいを決定したい
回答 (4件中 1~4件目)
軸受けがアルミなら、摩耗しその粉で焼き付き(かじり)や、摩耗の促進
が進み、実用的ではなくなります。(使用頻度にもよりますが…)
できれば、オイレスさんや大同メタルさんのブッシュを使用して、
* ステンレス;φ6h7又はφ6g6<ブッシュのカタログ値を確認>
* ブッシュ;φ8×φ6
* アルミ;φ8H7
の組み合わせにして下さい。<公差の決定の参考ともなります>
また、防錆上で難がある場合は、
ブッシュを、超高分子エチレンやテフロンの樹脂にすると良いでしょう。
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>軸には5kg程度しかかからないと思いこの構造にしました
φ6h7の軸に対して荷重が5kgfも掛かるならば結構なものだと思います
>かじらないまたは適切な勘合穴の選定方法を教え願います
少なからず回転or遥動するなら齧りは避けられ無さそうに思いますので
前回答にあるようにオイレス系のブッシュを入れる事をまづ考えたいですね
腐食性の環境下なのか不明ですが、オイレスならば省スペースで可能と思う
どのような条件、環境下で使用されるか不明ですが、susの棒をルーロンベアリングで受けて、ルーロンをラフな公差で固定したらいかがでしょう。
軸摩耗の前にルーロンの摩耗が始まりますので、目視できる環境であれば必要な時期にルーロンを交換すれば軸は痛みません。
NTNあたりのRFを弊社ではよく使用しています。
ある程度の高温下での使用です。
当然スライドブッシュ等もありでしょう。
一般的なはめあい選択の基準を添付します。提示のようなラフなはめあいに
ついては知見がありません。
鋼材とアルミはかじりが発生しやすいので,少なくともグリス等の塗布が
必要だと思います。一度耐久性を確認されたほうが良いと思います。
不安材料があれば簡易のブッシュをブラケットに組み込むと良いと思いま
す。市販のブッシュなら価格も安いので検討してみてください。