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機械設計者の評価と知識
2023/10/17 22:20
- 機械設計者の材料や加工の知識の乏しさと評価の関係について疑問がある。
- 材料や加工の知識は設計者にとって重要であり、他の分野でも必要とされる。
- 機械設計者の評価は、力学的な知識や計算能力だけでなく、結果物の品質にも影響される。
機械設計者の高評価・低評価 力学・計算・材料特性…
2009/01/16 00:03
機械設計者の高評価・低評価 力学・計算・材料特性・加工知識など
私は、今転職をして機械設計をしています。以前は金型設計をしていました。
質問ですが、当社の機械設計者しか見ていないので、
何とも言えないのですが、
機械設計者は、加工の知識や材料の知識(材料の特性)などはあまり詳しく知らない方が多いのですか?
また機械設計者自体も、材料の知識や加工の知識を覚えようという意識が
低い・そんなに知らなくてもいい風潮・それらについて詳しくても設計者として評価されない風潮があるのでしょうか?
私は、以前金型設計をしていましたので、加工の知識や材料の知識については重要でした。そして、その知識は、金型業界であろうが、一般産業機械であろうが、設計という仕事に携わるなら、どこの会社に行っても必要な知識と考えていました。
材料の知識がないと、適切な材料が使えない。強度や腐食などいろんなことが考えられます。どこにどんな材料を使えばいいかを知る為には、それぞれの材料の特性を知っておかなければいけません。と、言うのが私の考えです。
加工についても同様です。
加工できないものを図面にすることはできません。加工の知識がないと、
図面が描けません。
私は、機械設計者でも同様に、材料の特性の知識や加工の知識が必要と考えていました。
しかし、冒頭にも言いましたが、当社の設計者はそれらの知識が乏しいのです。そして、覚える気もあまりなさそう?な感じなのです。
全く知らないという訳ではないのですが、んー・・・・と思ってしまうんですよね。それくらい知っていないとマズイ・恥ずかしい・設計者なら知っていて当然じゃない?と思うことがしばしばなんです。
部長は結構詳しいので、私以外の設計者はわからない時は部長に聞いているのですが、その部長も、知識が乏しい設計者に勉強しなさいなどの教育指導がないのです。
それをハタから見ている・聞いている私には、
機械設計者って材料の特性知識や加工知識を持っていても、
評価されないのかな?当社に限らず、世間的に機械設計者は、
材料の特性や加工の知識はあまり持っていないのかな?
と、疑問が沸くのです。知識がなくてもそれほど評価が下がるわけではなかったり、知らなくても気にしなくてもいいのかな?と思ってしまうのです。
でも、私には必要と感じます。
社内の人間やお客と交渉の時にも、相手に説明する時には
必要だと思いますし。
でも、実際どうなんでしょうか?
そんな知識より、力学的な知識や計算ができる方が評価されるのでしょうか?
逆を言うと、力学的な知識がなく、いろいろな計算が出来ない人は、
凄く評価が低いのでしょうか?
いくら材料の特性知識があっても、力学的なものが出来なければ、
評価は低いのでしょうか?
冒頭に言いました、当社の機械設計者は、材料や加工の知識はあまりないですが、今言ったような、力学的な知識や計算は出来ます。
それが理由なのかわかりませんが、結構評価が高いです。
勿論それだけではなく、設計したものがいいからだも思います。
ただ、それだけの計算が出来、設計したものも誰でも出来るという簡単なものではないモノを設計しているのに、材料や加工の知識は乏しいのです。
他社の機械設計者と話した事や身近にそういった人がいないので、
世間の機械設計者がわかりません。
機械設計者はあまり、材料や加工の知識が詳しくなく、それが乏しくても評価は低くならないのでしょうか?
そして、それらの知識が乏しくても、計算が出来たり力学がわかると、
高評価になるのでしょうか?
皆さん宜しくお願いします。
回答 (14件中 6~10件目)
なんだろう。
印象は仕事と機械設計者を混同している所を整理して考えた方がいいです。
仕事とは能力でなく結果で評価されるものです。
機械設計者は貴殿の言うことが正道でしょう。
貴社の設計者らは材料知識・加工知識が乏しいといいますが
仕事としては結果オーライです。
但し、テキトーに設計をして事故がおきたら今までしてきた
設計が如何に無責任だったか分かると思いますが
そのような危険性もない製品なんでしょう。
そんな機械はたくさんある。
一般消費者が絡んだり、素人が使う機械は安全あっての機械という
意識が強いため、自ずと材料選定自体根拠が明確に求められるでしょうし
コストも厳しいと思います。
特注で工場勤務の作業者が使う機械であれば、一般消費者に対する配慮より
格段に設計者の負担は少ないでしょう。
会社は仕事をして社会貢献するためにあるとすれば
それが出きていれば、OKでしょう。
会社が機械設計者の集いで、機械設計者として必要なことを極めるために
あるなら貴殿の言うことも一つの考えと思います。
仕事と機械設計者をある程度切り離して考えた方が
貴殿のためになりそうです
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構造力学は重要です
計算はできなくてもどこに負荷がかかるのか力の向きは重要です
(人間が計算式で計算できるのは限界があり数値を出してもいまいちだから)
ただ、知らない設計者は多数います
壁に棚を作りリブを
上リブにするのか
下リブにするのかではまったく違います
↑
これが理解できないといくら計算し立って無意味
加工や材料にしても重要です
同荷重をじわじわかけるのと衝撃っぽくかけるのではまったく違い
それは硬さ材質によっても異なるから
ただ、設計者なら知っていて当然ですが
知らない設計者が多く(そちらの方が地位がある)衝突するのは多いです
単純な強度計算ででます
棚上リブの場合
引っ張り
棚下リブの場合
圧縮
http://www.nc-net.or.jp/morilog/log/%B5%BB%BD%D1%A4%CE%BF%B9No.9459-%B6%E2%C2%B0%BA%E0%CE%C1%A4%CE%B0%B5%BD%CC%B6%AF%C5%D9.html
厚くすれば厚くするだけ強度は上がります
ただ、リブは溶接でくっつけるので
引っ張りの場合
一般の産業機械で(脚長6mm以下)の
溶接だと10mm以上のリブをつけてもあまり無意味です
溶接部が外れるから
圧縮の場合
溶接部は外れないので厚くすればそれだけの剛性が保てます
ただ、溶接位置が引っ張りを受けるようなリブだと意味がなくなります
それ以上の強度がいるのなら
脚長を指示するなりほかの加工法選ぶべきです
補足
2009/01/21 00:17
ありがとうございました。
>壁に棚を作りリブを
>上リブにするのか
>下リブにするのかではまったく違います
↑
>これが理解できないといくら計算し立って無意味
少し前にこのリブの大きさについて質問したことがあります。
どれくらいの大きさのリブを入れると、どれくらい強度がますのか?
そんな計算式ってないのでしょうか?
もうすこし範囲を広げますが、機械設計をする上で不可欠なのが
電気制御の知識です。
実際には「メカ屋」「電気屋」などと区別するように、お互いの
専門担当が分かれている例が多いです。
メカ屋でも電気の知識が無ければ自動機の設計はできません。
両方できれば超したことはないのですが、現実はそうです。
そうはいっても、電気がわからないメカ屋もたくさんいます。
仕事の環境のうえで、求められているスキルが違うからです。
材料のこと、加工のこと、電気のことを知らなくても、補完する
人がいればチームとしては問題ないわけです。
任せられるメンバーがいるのであれば、機械の知識すら不要です。
この場合、マネジメント・コミュニケーション能力が必要でしょう。
また、技術者にとって大事なことは独創性です。
他の人には考えつかないようなアイデアを出せるかです。
かといって、あまりにエキセントリックな設計をしてしまっては
実現不可能な機械になってしまいます。
必要なのはバランス感覚であり、なになにができないor知識が
少ないということではないと思います。
まとまりのない文章ですが、それだけ各設計者の個性があると
いうことではないでしょうか。
お礼
2009/02/08 19:39
ありがとうございました。
一口に機械設計といっても色々な分野があります。
材料の特性の知識や加工の知識がほとんど必要でない分野もあります。要は何を作るのかによって必要な知識がかわります。
例えば、重機の設計をしていた人は精密機械分野ではあまり役に立ちません。逆も又然りです。
そこの会社の設計者が材料の特性の知識や加工の知識があまりないのなら必要ないのでしょう。
機械設計に必要な知識は全部合わせれば膨大な量になってしまいます。
だから、こいうサイトの存在価値があるのですが、、、。
評価は出来上がった機械が客を満足させることが出来るかどうかで決まります。知識の量ではありません。
機械設計全般でいうと、一番必要なのは構成力だと思います。駆動原は何にするか、どんな機構を使うか、全体をどうまとめるのか、そういう事だと思います。
次に部品メーカーの知識だと思います。どのメーカーがどんな部品をどんな価格で作っているのかという事を知らなければ話になりません。今は、購入品の組み合わせだけである程度決まってしまいます。
材料の特性よりも市販されている材料の寸法の知識の方が重要かも知れません。
あくまで一般論でそれぞれの分野で違います。
その分野で何が必要なのか、まず、それを知る事が重要でしょう。
私は機械設計に携わって30年以上経ちますが、まだまだ勉強しなければならない事が一杯あって困っています。
私は機械設計からシステム開発・プロセス開発を経て
現在、超音波システムの研究を行っています
超音波を有効に利用するためには
様々な要因がありますが
水槽や素子事態の設計に関して
材料の加工方法により性能は変化します
加工方法は技術の進歩と工夫で変わっていきます
ステンレスの表面や応力に対する処理を行う方法は
次から次へと生まれています
どこまで設計者が考慮できるかということは
設計者の技術力だと思います
頑張ってください
お礼
2009/02/08 19:40
ありがとうございました。
お礼
2009/02/01 21:00
ありがとうございました。
確かに私はエンジニアとしてスキルを上げたいという思いの方が強くありました。
考え直します。