このQ&Aは役に立ちましたか?
DAコンバータのタイミングチャートの読み方について
2010/03/07 15:00
- DAコンバータを使用してアナログ電圧を出力する方法について質問です。
- 特に、PIC16F690からナショナルセミコンダクターのDAコンバータDAC0832を使いたいのですが、タイミングチャートの読み方が分からず困っています。
- CS・WR・DATAのHIGH・LOWのタイミングについて、詳しい知識を持っている方がいらっしゃれば教えていただけると助かります。
DAコンバータ
PIC16F690からナショナルセミコンダクターのDAコンバータDAC0832を使用して
アナログ電圧を出力したいのですが、タイミングチャートの読み方の知識が全くなく、困っています。
CS・WR・DATAのHIGH・LOWのタイミングについてご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教授願えないでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
まず、DAC0832をコントロールするにはデータバス8bit、/CS,/WRは最低必要です。この時点でPIC16F690のIO点数で大丈夫か確認してください。
ILEは、/CSとの組合せなのでハイ固定でもかまいません。
またXFERも/WR2をイネーブル(許可)にする信号なのでロー固定でいいです。
あとはデータを確定させてから、/CS,/WRをローにして1.1μsec以上たってから/WRをハイに/CSをハイにしてください。
これだけですので簡単です。
老婆心まで注意事項をお知らせします。
PICの注意すべきところはポートをビット単位で操作するときは間に
nopを入れないといけないというところです。
これは出力されている状態を読み込んでからANDまたはORをしてポートに書き直すためにそうなっています。
ファイルレジスタでやっておいてから8bit単位で書き込むと問題ありません。
ただ単にアナログ電圧(0~5V)を出力させたいだけなら
データシートの代表的なアプリケーションにあるように
オペアンプ(ボルテージフォロワ)で受けて出力をフィードバックしてください。
詳しくはDAC0830シリーズのアプリケーション・ヒント(P13)を理解する必要があります。
またDAC0832も含め一般のDACは出力インピーダンスが高く一度オペアンプで受けないと電流を取り出すことができないということを知っておいてください。CPUにDAの端子がある場合もこのようにまずオペアンプ(ボルテージフォロワ)で受けます。
これで下の「アナログ電圧を出力する用途には・・・」の質問の回答としてご理解いただけましたでしょうか。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
毎度JOです。
DAC0832
http://www.national.com/JPN/ds/DA/DAC0832.pdf
和文データーシートが準備されています、取り合えず熟読しましょう
6P辺りから詳細な説明がされています、
基本的にはデータを確定しておいて、CS WR1 ILEで確定し、マイコンポートのBSFとBCFでコントロールします
タイミングが複数有るのは、バスの有るCPUから直接アクセスする為の機能です
もう一度! データーシートを熟読しましょう
お礼
2010/03/07 19:08
ご回答ありがとうございます。
せっかくデータシートをご提示下さったのですが、基本的な知識がないせいかあまり理解できません.....
データ確定→制御信号という流れはわかりましたので、一度試してみたいと思います。
補足
2010/03/07 19:06
丁寧なご回答ありがとうございます。
信号を変化させるタイミングが非常に良くわかりました。
また、ILE・XFERピンの処理についてもよくわかりました。
また質問なのですが、Rfbという端子はどうすればよいのでしょうか?
ただ単にアナログ電圧(0~5V)を出力させたいだけなのですが、データシートを見ると、オペアンプの回路がのっておりあまり理解できませんでした。
そもそも、DAC0832は単にアナログ電圧を出力する用途には使用しないのでしょうか?