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HDPE成形後の収縮についての問題
2023/10/18 17:25
- HDPE(高密度ポリエチレン)の成形後の収縮について困っています。成形品は薄肉と肉圧部の偏肉構造であり、勘合ができない状況です。
- 成形後のHDPEは1mmも収縮してしまい、勘合ができないだけでなく、反りも生じています。
- アニール処理が必要かもしれませんが、HDPEの成形条件とアニールの条件について情報が見つかりません。設計者として原因と対策方法を学びたいと考えています。
HDPE(高密度ポリエチレン)の成形後の収縮につ…
2011/04/12 09:36
HDPE(高密度ポリエチレン)の成形後の収縮について
当方筺体設計に携わっております。
今回設計したHDPE(高密度ポリエチレン)の成形品の収縮で困っております。
HDPEで成形する部品は構造上,薄肉(0.8mm)と1.2mmの肉圧部がある偏肉構造になっています。
相手部品に勘合させるのですが,成形後に1mmも小さく収縮してしまい(反りもあります),勘合できません。(材料の変更は出来ません)
成形直後は問題なく勘合できる為,何らかのアニール処理が必要なのではと思いますが,HDPEの成形条件を探してもなかなかアニール処理の条件が見つからず,質問させて頂きました。
成形業者に対応して頂くのが良いのですが,設計者として原因と対策方法を学習しておきたいのです。宜しくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
成形後15分間位は大きく収縮します
薄肉部は早く固まり厚肉部はゆっくりと固まるため
収縮差の逃げ場が無く変形します
対策は厚肉部やコーナー部(金型温度が高くなる)の冷却が必要です
可能ならば 製品部の肉厚を揃えたいですね
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HDPEの成形収縮率は他の樹脂と比較しても、特に大きいので注意が必要で
す。偏肉構造が問題だと思われますので、冷却を考えて肉盗みを取る必要が
あると思います。アニール処理だけでは改善は難しいように思います。
お礼
2011/04/13 09:37
御返事遅れました。
偏肉が影響しているのは分かってはいたのですが。
アニール処理だけではやはり無理そうですね。
ありがとうございます。
成形屋・金型屋と検討してみます。
お礼
2011/04/13 09:39
御返答ありがとうございます。
肉厚の均一は難しいので,金型屋・成型屋さんと冷却方法の変更が出来るか
どうか,検討してみます。
ありがとうございました。