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文系の学生です。大学院か進学で迷っています。

2010/04/14 01:41

文系の学生です。大学院か進学で迷っています。
この春大学三年になったものです。
大学に入学する前から、国際協力や平和問題について興味があり、入学後も国際系、紛争解決、開発援助、グローバル化などについて学んできました。将来も、国際貢献に携わりたいと考えてきました。
ただ、私の大学はリベラルアーツで、一つの学問をじっくり、というよりは広く教養を身につけるようなスタイルで学んできました。私自身も、分野を無視して興味のある講義ばかりとってきた(大きく分けると”国際系”ですが、その中では法学や経済や社会や開発など、バラバラです)ため、今になって何を専門に学べばよいか迷ってきてしまいました。
将来も漠然と国際系の仕事をしたい、とは考えていますが、特にどんな分野でと言われると言葉に詰まってしまうような情けない状態です。今現在大学で特に何を学びたいか、が定まらないのが原因だと思います。
2年間、自分に甘んじで真剣に勉強に取り組んでこなかったつけなのかもしれないですが、ため込んでいたら飽和状態になってしまいました。そもそも、大学での正しい勉強法がいまだによくわからなかったりもします…。

就活については、詳しいことはまだあまり分からないので何とも言えませんが、今の状態はどう考えても勉強不足で、正直院に進学したい気持ちもあります。しかし前述の通り専門分野が決まらず、さらにこのご時世、文系の院卒の就職の厳しさも考えると、無難に就職した方がいいのかな、とも思います。
実際すると決めたら就活はすると思います。しかし、こんな中途半端な気持ちで大学を卒業して、本当にいいのだろうかという疑問が頭から消えません。

へたれですみません。これがら私はどうしたら良いのでしょうか。
・どのようにして自分の興味、専門を絞っていくか
・今の不況の時代に文系で院に進学するメリット(また、今年、来年あたりが就職率がどん底といわれていますが、数年後で少し状況が良くなったりするのでしょうか)
・就活がまだ本格的に始まらない今の時期にした方がよいこと

などについてアドバイス、経験談など教えていただけると嬉しいです。できるだけ多くの方の意見が聞きたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。駄文、長文失礼しました。

回答 (3件中 1~3件目)

2010/06/28 15:23
回答No.3

こんにちは。
国際協力業界(開発コンサルタント)で働いている者です。

まず、国際協力や平和構築など、志が高いということはいいことですよ!
日本ではまず怪しがられて尊敬を得られない分野ですが、海外に出れば、若者だって平和や国際協力を真剣に熱く語る人はたくさんいますからね。
頑張って下さい!

さて、私も大学では文系(法学部)の選考で、学部卒のまま社会に出た組です。
大学時代は、国際協力、環境問題、平和構築、貧困撲滅、都市開発、交通政策などなど・・・いろんな分野に興味があって、いろいろつまみ食いしながら勉強したり、活動したりしていました。
そういう点では、境遇は質問者様と似ていますね。
結局、私は国際協力を行っている開発コンサルタントに就職しました。

質問者様の質問をポイント毎に回答申し上げると、、、

・ 大学の授業での専門如何はあまり関係有りません(文系なら特に)。
・ 国連や国際系開発金融機関(アジア開発銀行、世界銀行等)を目指すなら、大学院卒資格は必要(もちろん文系でも)。
・ 就職先は、自分がやりたい分野があり、そこに配置される可能性がある会社を選ぶこと。

ですかね!

理系出身の方であれば、その専門分野の延長に、専門コンサルというのがあるので、そこで国際協力に携わることができますが、文系学部生はいかんせん専門らしい専門がありませんので、苦労するところです。
逆に、世の中の国際協力を扱う企業は、大体の文系学生を「専門なし」と捉えているので、大学時代に受けていた授業の中身まで気にしません。
どちらかと言うと、「人間性」で評価されて、あとは将来的に未知の分野で専門的な知識を吸収できる素地があるかどうか、を見極められていると思います。

ですので、質問者様の場合は、自分の興味がある分野を突き詰めて、集中的に勉強(独学も可)してみるのがいいと思います。
そして、それを実際の行動に移せるといいですね。
例えば、学生時代に海外ボランティアに参加してみるとか、留学してみるとか。
知識としての「興味分野(専門ではない)」 + 「実際の活動経験」 = 『専門』とみなしてくれる人は多いと思います。
しかし、社会に出てからは、これだけでは材料不足なので、会社の中で様々な研修を受けて、技術的な専門も身につけることになると思います。

大学院に行くことも、全くメリットがないわけではありません。
特に、JICAや外務省など、国際協力事業を「発注」する立場からは、民間企業の「人」の経験値を測って仕事先を決めています。
具体的には、高卒よりも大卒、大卒よりも院卒が評価され、技術士やRCCMと言った技術資格を持っている人が多い会社の方が、国際協力の仕事をたくさん受注出来る仕組みになっています(CV主義と言います)。
そういう点では、専門はどうあれ、「MA=院卒」の資格を持っている人は、開発コンサルなどでは重宝されるので、持っていて損はありません。
しかし、修士課程の2年間で、世間離れした専門的な「学問」ばかりに傾倒して、「経験」が伸びていない院生は多く、そういう人がご存知の通り、院卒の就職を厳しくしています。
要は、頭でっかちになってしまった院卒は、社会の荒波には向かない、と評価されるリスクはありますが、それは経験次第でいくらでも打破できる問題です。

最後に、今したほうがいいことですが、私の経験上からアドバイスすると・・・。
将来的に海外で活躍したいのであれば、今、どれだけ海外を見ているか、という経験値を稼いでおくことだと思います。
一人旅でもいいと思いますし、短期留学や、海外ボランティア、国内で活動しているNGOに参加、など、何でもいいと思います。
「私はこれだけ勉強しました」だけでは説得力に欠けますが、「これだけ勉強して、それをこのいう形で実際に行動しました」の方が、2倍も3倍も評価に値します。
国際協力を行う企業としては、途上国の厳しい生活でもやっていける人を求めているので、いくら国際関係論に強くても、汚い、暗い、危ない(あくまでも例えばの話)、といった場所での生活が出来ない人は、何の役にも立ちません。
その点で、そういう世界を知っているということをアピールできれば、評価のポイントは上がるのではないでしょうか。

勉強も大事ですが、それに裏打ちされた経験をしているということの方が、私は大事だと思います。
勉強をしてきた経験は、話だけでは伝わりにくいですが、経験を背景に持っている人の話は、説得力が違うというか、自然とそういうオーラを含んでいます(人事の経験上)。
ですので、勉強や専門ばかりに頼らず、今、自分で伸ばしたい経験をしっかりと積んでおくことが、今一番大事かと思います。
将来よきライバルとして、この業界で活躍されることを期待しています!

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質問する
2010/04/14 11:50
回答No.2

>今の不況の時代に文系で院に進学するメリット
どの時代にも文系で大学院に進学するメリットは一切ありません。
院に行く人は「自分の興味」に逆らえないから行くのです。親を泣かそうとも、結婚出来なくとも、餓死しようとも「自分の満足」出来る知識を求めるために行くのです。

お礼

2010/04/18 17:21

ご回答ありがとうございます。
そうですか…ですが、国連などでは院卒が実質の採用条件のようなものになっていますよね。
国連は私は目指していませんが、同じような系統の就職口でも、院卒であるかどうかは少しも考慮されない(もしくはむしろ不利になる)のでしょうか?

質問者
2010/04/14 07:43
回答No.1

>国際系、紛争解決、開発援助、グローバル化などについて学んできました。将来も、国際貢献に携わりたいと考えてきました。

就職か進学かの問いにお答えするものではありません。もし大学院にいくなら,開発経済学(社会科学系・経済学専攻),開発地理学(社会科学系または文学系・地理学専攻)あたりでしょうかね。あなたの漠とした興味範囲が既存の体系(具体的には専攻)のどこにはまるかを選ぶ必要があるでしょう。国際関係論という選択もありますが,国家間のごたごたが中心になるでしょうから,あなたの興味からは逸れるかと思います。語学(英語はペラペラ,その他にいくつか)は抜群にできる必要があります。

お礼

2010/04/18 17:17

ご回答ありがとうございます。
そうですね、国際関係学というよりは、よりグローバルな方面に傾いていると思います。
開発地理学という分野があったのですね、初めて知りました。地理学にも個人的に興味があったので、少し調べてみようと思います。
英語は人並み位はできるかと思いますが、ペラペラにはまだほど遠いと思うので頑張ります。
どうもありがとうございました。

質問者

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