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締切済み

自大の院か他大の院か。

2011/12/05 23:22

関西圏の国立大学(京阪ではないところ)の工学部・機械工学科に所属している者です。

最近まで今の大学の大学院にそのまま進学しようと考えていたのですが、大学院進学では奨学金を借りることになると両親に告げられ、どうせ借金をするなら、巷では「文系校」とも言われる今の大学の院ではなく、旧帝大の院に行ったほうがレベルの高い研究ができるし良いのでは、と考えるようになりました。

ですが、今の大学、大学の友人たちに対して愛着があることも確かですし、「旧帝大には負けない」という気持ちで学生生活をこれまで過ごしてきたので、一人の人間としては(?)今の大学の院に進学したいという気持ちが強いです。

その一方で、旧帝大クラスの大学の潤沢な設備を使って研究をしてみたい、という気持ちにも駆られます。
今は自宅通学ですし、いい加減下宿して自立したいという考えもよぎります。

現在考えているのが
・東北大
・名古屋大
・大阪大(研究レベルは高いが、通えてしまうのがネック)
・東京工業大(恐らく総合理工学研究科)
の四つです。

そこで質問なのですが・・・

(1)、現在の大学と上にあげた大学では、やはり研究も就職も将来の待遇も変わってくるのでしょうか?

(2)、外部に冷たい大学院がある、と聞いたのですが、本当ですか?

(3)、現在の大学から上記の大学の院に進むデメリットは考えられますか?

研究室配属も決まっていない段階ですが、今のうちから準備しておかないとそろそろまずいかと考え、質問させていただきました。

研究室配属では、材料系に進みたいと考えています。

回答 (6件中 1~5件目)

2011/12/21 12:00
回答No.6

ほかの方も指摘していますが、大学院というのは(大学もそうなのだが)教授&his company という中小企業の集まりです。

なので、現在所属している大学とか云々などはまず考えないで、面白そうな先生を探した方が正しい。
その面白そうな先生が先生が、現在所属している大学にいるなら、そのまま進学でいいし、他の大学にいるなら他の大学に行けばいい。

関西の国立大がどこかは知らないが
http://www.mech.kobe-u.ac.jp/top/organization/member.htm
神戸大だと材料系の先生は、他大学出身だなぁ。

東北大は東北大出身の院生が多いようだが、今の総長自体が、大学院から東北大だし
http://www.jst.go.jp/pr/report/report32/inoue.html
気にすることはなかんべ。

先生のスタンスで言うと、○○大学に所属しているというよりは、○○学会に所属しているというような意識が強い感じよ。

同じ学科に所属している先生でも、科研費フンダンだったりERATOで大学とは別予算を持っていたり
http://www.jst.go.jp/erato/index-j.html
いろいろなのよ。
http://www.jst.go.jp/erato/project/msy_P/msy_P-j.html
兵庫県立大学とか言っても、はっぱりこの先生は、一流で、予算もいっぱい持っているんだろうなと思う。

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2011/12/10 01:43
回答No.5

お金がないのであれば、アメリカの大学院へ行ったらどうですか? Ph.D.まで、成績によりますが、学費全額と、独り身なら十分生活ができる額をもらうことができます。

2011/12/09 00:59
回答No.4

 

 色々と自分のことについて考えるのは悪くありません。ただ、質問者さんがまずキチンと考えなくてはならないのは、自分がどのような研究をしてどの程度の成果を上げたいのか、どの程度研究というものに対して自分の人生(学生生活と将来の人生の両方の意味)においてコミットしていく覚悟があるか=すなわち実験のためなら多少遊びとかを犠牲にするのはしょうがないとか思っているかどうか、そして将来研究をやっていきたいのか、それともお金とか趣味を大切にしたいと思うのかとかそういう点です。もちろん研究室に入ってから「やっぱり違う」というのもあるかもしれませんけど、とりあえずあなたが研究が好きか嫌いかという根本的な部分です。

 その上で、研究にある程度重きをおくなら旧帝大のほうが一般的にはいいでしょう。ただし、注意するのは、お金のある研究室やいい論文をたくさん書いている研究室だから、行けばいい論文が楽にかける、絶対に頑張れば成功できる、と勘違いすることです。いい研究室は人材も豊富ですし、最悪な場合は指導は適当でも数が多いので優秀な数人が毎年少しいて、彼らが出した成果で成り立っているとかです。或いは、ポスドクに業績を奪われて大学院生は下働きをさせられて結局ファーストオーサーを取らせてもらえないとかもあるわけです。もっとも、はじめから、大学院生=未熟という視点であまり面白い実験をやらせてもらえない場合(もちろん大きい何かしら論文の一部になりうるデーターかもしれないですが)もあるわけです。

 その点、私立であっても研究室によってはいい環境のところもあります。博士をとるなら少し教授の知名度も重要にはなりますが、修士レベルならそのほうがかえって自由な発想で研究できたりする場合もあります。また、受験のためにあまり意味のない教養とかの勉強に時間を費やす必要も減るわけです(当然その間に同期で受験しなくていい人や内部進学の学生は研究をする時間に充てられていることを認識するべき)。もちろん受からない場合に滑り止めにできるかとか、教授にどう伝えるかとかもあるわけです。そういう「かけもち」みたいなことをしていると結局合格することが目的になって、一年間全くなにも得られないことになる可能性も考慮に入れるべきでしょう。

 つまり、「旧帝大だからと言って単純にネームバリューとか設備とか漠然とした期待とかだけで判断すべきでない。逆に旧帝大じゃないから友達と別れるとか、プライドとかそういう視点で単純に楽だから残るとか決めるべきでもない。」ということです。では、どういう時に考えるべきかというと、結局は自分の将来にとって、今の環境ではプラスでない=別の環境で学ぶ、あるいは勉強したいという強い意志が生まれるか否かだと思います。すなわち、研究で学びたい分野の先端をやっている研究室がある、とか。今の研究室はあまり自分の思うような研究体制(周りとか教授のスタンス)が整っていない、レベルが満足できない、と思うときでしょう。自分にとってこのままではプラスにならない、あるいは別の○○教授に学びたいから、というのが見つかれば変わるべきでそこまで達しない段階であこがれとか、設備云々とかを漠然とした考えで考えても、結局移った先で得られるものは何もないのです。

長くなりましたが、実際学部の最初の時点で受験すると言い切っている人に限ってみると、大抵が学校名だったり、その漠然とした研究環境のあこがれだったりするだけで、結局何も研究的には考えていない人が多い気がします(無論例外もいますが)。当然そんな人が成功するわけでもなく、根本的に自分の実力が伴っていない、もっと頑張らなければいけないということを認識していないのです。そういう意味ではどちらかというと、修士まで残って博士から移る(まあ分野によっては一般的でないかもしれませんが)、人のほうが自分の能力とどこを目指したいかをよく分かっていてその後活躍している傾向にある気がします。

長文すみませんが、要は、愛国心云々とかそういう甘ったれた考え(厳しく言うと)ではなく、自分がなにをしたいのか(たとえば、トップレベルの研究がしたい)、それに見合った実力が得られる環境だから行きたいのかとかです。 ちなみに「一般的には」、材料系だったら東北大が世界的にもトップレベルです。ただ、研究室単位で選ぶべきで、それが評価できる(研究レベルといういみでは)だけのその分野の実力をつけてください。

2011/12/06 19:39
回答No.3

こんな考え方もできますね:

いまの大学で,「こいつ(指導教員)から”しゃぶれる”ところは,もうほとんどないな」と思えたら,その筋でトップレベルの研究室(旧帝大や日本とは限らない;そのうちそういう評価もわかってくるのでは?)に武者修行にでる。そこが「虎の穴」(『タイガーマスク』)のようなところなら,白帯のうちは冷遇されるのが当たり前。

2011/12/06 14:21
回答No.2

 こんにちは。企業勤務と大学および大学院で研究と教育に携わる二足草鞋の者です。
御質問の内容ですが、先ずは「大学院は名前で選ぶ場所ではないこと」つまり「自らが研究したい事柄を領域とする指導教員および研究室があること」が前提となります。また現在では国立大学もいわゆる「独立法人」の一つとされているために「業績」を所管の官庁に公開する必要があり、以前のように設備や施設も潤沢に使い放題とはいきません(これの出所は全て国民の税金です)。文系ならば参考文献や資料の購入および調査費にも細かいチェックが課されます。理系ならば試験管やビーカー・フラスコに至る装置にまでチェックがなされるはずです。
 質問者様の文面から拝察したところでは金銭感覚が薄いことも気にならないとは言えません。また「大学を名前で選ぶ」いわゆる「ブランド志向」も研究を志す立場としては余り歓迎できるとはいえません。それが質問(1)にも現れています。
 結論から申し上げますと
(1)理系の大学院ならば博士までは終えておく。これが必要です。修士課程ならば学部卒と同様の扱いを企業はします。企業に入っても必ずしも即研究職に就けるとは限りません。

(2)そんな閉鎖的な大学院が今でもあるのでしょうか。学問領域の発展と深化を志向する場であるならば内部も外部も関係はありません。内部ならば多少は学部時代からの繋がりもあるでしょうが、研究者としてのスタートをきるならば不出来な学生は内部からの受験者であっても容赦なく不合格とされます。

(3)質問者様の現在の成績や将来の方向性および目的意識が明確ではないためにお答えできかねます。

最後に一言「旧帝大には負けない」という気持ちで学生生活をこれまで過ごしてきたので、一人の人間としては(?)今の大学の院に進学したいという気持ちが強いです。←これは何の意味も持たない。質問者様が向き合う問題は「自らがどの領域で、何を対象とし、どの様な視角で研究し、最終的にどの様な形を作りたいか」だけです。そして次の質問とは矛盾していませんか?。

 学資に関して「大学院進学では奨学金を借りることになると両親に告げられ、どうせ借金をするなら、巷では文系校とも言われる今の大学の院ではなく、旧帝大の院に行ったほうがレベルの高い研究ができるし良いのでは」
←ふざけるな、と言いたい。関西では未だに「旧帝大に対する憧れ」など意味のない信仰が根強いね。旧帝大とはいっても専攻領域によっては私大の後塵を拝している実例など幾つもある。それに「現在在籍している学部が理系ならば、それが世間の風評とは異なる現実」であることを自らが発信すれば良い。関西の私大のことは知らないが少なくとも早慶や上智そしてMARCHなどには有能な研究者が多勢いる。そして学資には二つの種類があること。貸与型と給付型であり、貸与型は自らが返す形を採る。大学院の学資まで親に面倒見て貰おうなどというのは男として情けないと思わないのか。

お礼をおくりました

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