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大学院の研究室選びで迷っています
2023/10/12 18:42
- 某理系大学院の研究室選びで迷っています。A研究室は優秀な若手先生が非常に厳しい指導を行い、就職へのサポートも手厚いですが、先生の厳しい性格や研究分野の変更に関する制約に不安があります。B研究室は温厚な先生と和気あいあいとした環境で、研究テーマの変更や短期留学も可能ですが、放置されることや留年する学生もいることが気になります。専門知識が不十分で自信がないため、どちらの研究室を選ぶべきか困惑しています。
- 某理系大学院の研究室選びで迷っています。A研究室は優れた若手先生が厳しい指導を行い、就職支援も手厚いですが、先生の厳しい性格や研究分野の制約に不安があります。B研究室は温和な先生と和気あいあいとした雰囲気で、研究テーマの変更や短期留学も可能ですが、放置されることや留年する学生もいます。自分の専門知識が不十分で自信がないため、どちらの研究室を選ぶべきか迷っています。
- 大学院の研究室選びで迷っています。A研究室は優秀な若手先生が厳しい指導を行い、就職サポートも手厚いですが、先生の厳格な性格や研究分野の変更に関する考え方に不安があります。B研究室は温和な先生と和気あいあいとした雰囲気で、研究テーマの変更や短期留学も可能ですが、放置される学生や留年する学生もいます。私の専門知識が不十分で自信もありませんが、どちらの研究室を選ぶべきか悩んでいます。
【大至急】大学院の研究室が決められません
2013/11/13 13:37
某理系大学院の研究室選びで本当に迷っています。
扱っている研究テーマはほぼ同じです。
●A研究室
卒論でお世話になっている
自力でどんどん研究できる学生は放置されるが、そうでない学生にはしっかり指導
あまり研究が滞っていたり迷走していたりすれば喝が入る
就職希望の学生への修論のサポートも手厚い
先生は非常に優秀な若手で、海外でも名が通るとの評判
先生が気難しく、怒ると本当に怖い
鬱になった人や先生から逃げ回っている人、院の途中で他の研究室に移った人がいる
先生は研究分野はなるべく変えるべきではないと考えている
院生は皆親切で優秀
来年から大勢新しい人が入ってくる
学生のうちの留学は勧めていない
先生は多忙で展示の手伝いをさせられる
平日は毎日研究室にいることが推奨されている
アルバイト禁止
●B研究室
自分から行けば先生から指導を受けられるが、先生からは働きかけてこない
基本的に放置で、留年する学生も時にいる
先生はとても温厚で人望があるが、やや面倒くさがり屋
先生は定年のためD2までしかいない
先生も含め皆が和気あいあいとした雰囲気でパーティーや旅行もある
視野を広げるため、研究テーマを修士と博士で変えることが勧められている
先生のつてで2~3か月の短期留学ができる
先生の手伝いを頼まれることは無い
学生の私生活への干渉は皆無
私は専門知識も不十分だと思いますし、自分で一から研究テーマを設定できる自信もありません。
そのため、研究者希望ではありますが、就職の可能性も視野に入れています。
そうするとA研究室の方が良いのかもしれませんが、
容赦ない厳しい指導に耐えられる自信もありません。
留学はできればしたいと考えています。
何とも優柔不断ですが、どうかアドバイスをよろしくお願いいたします。
回答 (16件中 6~10件目)
Dさん>p先生、これ、見ていたら教えてくれませんか?
見てますよ 笑。投稿を読むのが先行研究レビューの感じになってきて,面倒くさくなってましたけど。
また,質問者さんがいう「研究者」が意味する職業も,大学教員なのか,企業の開発技術者なのか,コンサルタント会社研究員なのか,独法件研究員なのか,○○県△△試験場研究員なのか,漠然としてわかりにくいです。もっとも,だれしも明確な目標があって実現できるわけではなく,パチンコ玉のように落下して入る穴に入るのが人生です。
Dさん>よほどの優良の院なのか
要するに,「大学はどこなの?」なんですね。あからさまにいって,東北大学と中央大学と金●工業大学では話がちがいます。ぼくが知る大学教員でいえば,旧帝大,東工大,筑波,広島,お茶,早稲田,慶應および留学組・有力企業転職組あたりでないと,厳しいでしょう。分野によって,お家芸がある大学もこれに加わりえます。学閥の問題ではなく(いまは公募制だから機能しない),「鋼材」と「鍛造・焼入工程」の問題です。また,一般教育や趣味もマジでやっていないと,人間の厚みもありません。理系でも雑談で文学論のひとつもできないと,欧米人からは軽んじられます。
質さん>3年前にいた修士課程の学生5人のうち・・・
ぼくもなんだかよくわかりませんね。研究者を輩出しているところなら,あまり出入りはないと思います。ただし,いまの学振は,他大学に武者修行ふうに出るんじゃありませんか? 身近にいないのでよく知りません。
質さん>Aに院生は現在5人いますが・・・ちなみに修士で就職する人は半分強で、Bよりやや多いらしいです。
Dさん>どこへ行ってしまったのか定かではない院生の方が数的に多いようです。
けっきょくAのように鍛えても,ドクターをもつ研究者はあまり出していないということなんじゃないですか。だから,前に書いた「大学はどこなの?」に返るわけです。てっとりばやいはなし,「同窓会名簿」を調べましょうよ。統計的に,そこに並んでいるような職場が,あなたの将来の職場になる可能性が高いのです。
質さん>また、A先生はB先生を目の敵にしているとの噂で、Bに出た後でA先生に博士課程から快く受け入れてもらえるのか疑問です。
学生がいう「不仲」は,あまりあてにはできません。ぼくがいちばん親しくしている(しばしば「じゃれあいの東西漫才」をしている)同僚が,「学生が『p先生とは険悪な仲なんですか?』ちゅうてたでえ」と大笑いしてましたから。真剣な議論を聞けば,「殺し合いしかねない」と感じるかもしれませんね。
ぼくには,A教員とB教員は「分業」をやっているだけのように見えるのです。学生のタイプにあわせてね。裏では「○○君をお願いできないかなあ」・「いいとも。嫁入り持参金(研究費)もちょっと付けるんだろ?」ふうのやりとりをしているのではないか。こういう全体としての運営がうまくいっていれば,不仲とは思えません。
しかし,Dさんが提案されたA→B→Aの道は,どうかなと思います。他の方のお答えにもありますが,「出戻り」の指導はしたくないのが人情だと思います。
Dさん>放任しておいて育てば良し、育たなければ研究者としての才覚はなかったのだ、くらいに割り切らないとならないと思います・・・
文科省が「人文・社会科学でも3年でドクターをだせ」なんて行政指導しなければ,いいのですがね。察するところ,D先生は水準が高い大学にお勤めのようです。
1.自分で勝手に育つ大学院
2.手をかければ育つ大学院
3.そもそもドクターがゼロ近似の大学院
のうち,2以上でしょう。「文系だと修士→博士は1割」<も>いるじゃないですか 爆。ぼくは1で学び,いま3に勤務していますが,2の勤務経験もあります。「私はもともとは徹底的に指導するタイプでしたが、ことごとく失敗しました。何だか操り人形みたいになっちゃって、不本意でした」は実感ですね。人形の関節の動きが悪いので,キレた 笑。
Dさん>ブラックだと思うような覚悟のやつは、研究するな」というご投稿を東北大学関連の質問で読んだことがあります。文系も基本的にブラックですが、組織的な連帯感はないですね。
ぼくも「研究するな」のくちでしたが,大自然のなかで命をはる仕事です。それをやらないと業績がでないという強迫観念はありましたが,上官の玉砕命令を受けたわけではありません。その点が「ゆるゆるの理系」なんですね。
>私には理系の先生が生涯に弟子を何人、正規のポストを斡旋できるのかが、厳密には分かりません。
統計的数値ではなく,「斡旋」となるとぼくにもわかりません。
Dさん>研究者になることは一旦置いておいて、修士を出て、一般企業に就職することを考えた方がいいかもしれませんよ。
という結論に,ぼくも達します。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
>約半数が一般企業や公務に就職
私はね、この意味が何か違う風に思えてきましたよ。半分は優良な民間企業や、行政に就職することができる。しかし後の半数は研究者として大学に残るとか、ポストを見つけるのではなくて、どこかに「失踪」してしまう。こう言っているのではないか。事実、あなたの補足情報を読むと、どこへ行ってしまったのか定かではない院生の方が数的に多いようです。しかも博士号拾得者の数は微々たるものらしい(1名外国人がいると言うが、これは自前のドクターじゃなくて、助手としてつれてきただけかもしれない)。
まずい、でしょうね。研究者になることは一旦置いておいて、修士を出て、一般企業に就職することを考えた方がいいかもしれませんよ。しかしやはりわからないなあ。こんなに状況としては不透明なのに、なぜ内部進学で3割から5割もの人が修士から博士に進学するんでしょう。勝算があると思って、そうする人が多いのか。それとも学生の方が、判断停止して、崖っぷちの方に歩いていってしまっているのか。いや、どうも変だ。文系だと修士→博士は1割に満たないのです。進学しようと手を挙げる人が3割。しかし院試の倍率が3倍くらいなので、合格して残るのは1割程度です。これだけ絞ってみてもポストは容易に行き渡りません。
よほどの優良の院なのか、それとも、何かがおかしいのか。
p先生、これ、見ていたら教えてくれませんか?
最初、質問を読ませてもらった時は迷わずAの研究室と思いましたが、あなたの場合はBかな。
●A研究室
“卒論でお世話になっている”
研究室の勝手も分っているし、テーマも継続できていいじゃないですか。
“自力でどんどん研究できる学生は放置されるが、そうでない学生にはしっかり指導。あまり研究が滞っていたり迷走していたりすれば喝が入る”
喝が入らない方が問題では?
“就職希望の学生への修論のサポートも手厚い”
結構なことです。
“先生は非常に優秀な若手で、海外でも名が通るとの評判”
学部学生の評価はあまり当てになりませんが、本当ならこれも結構なことだと思います。
“先生が気難しく、怒ると本当に怖い。鬱になった人や先生から逃げ回っている人、院の途中で他の研究室に移った人がいる”
“先生は研究分野はなるべく変えるべきではないと考えている”
大きな仕事をしようとすれば当然だと思います。必要なら新しい技術を取り入れたり、他分野の領域に手を出すのは良いと思いますが、基本的には“私はこの分野の専門だ”というものがないと。
“院生は皆親切で優秀”
“来年から大勢新しい人が入ってくる“
“学生のうちの留学は勧めていない”
“先生は多忙で展示の手伝いをさせられる“
どれも良いことだと思います。
“平日は毎日研究室にいることが推奨されている”
推奨も何も当たり前のことでしょ?
“先生も含め皆が和気あいあいとした雰囲気でパーティーや旅行もある
視野を広げるため、研究テーマを修士と博士で変えることが勧められている”
早い話が、定年近いから研究に対するやる気がないのでしょ?(元からないのかは知りませんが)
“先生のつてで2~3か月の短期留学ができる”
何しに行くの?英語の勉強をしに行きたいのなら、個人で語学留学されたら良いのでは?
『A先生はB先生を目の敵にしているとの噂で、Bに出た後でA先生に博士課程から快く受け入れてもらえるのか疑問です。』
修士課程はBの研究室で博士課程でAの研究室にもどるのですか?そうか、Bの先生が定年だからか。。。疑問も何も受け入れてもらえるわけないじゃないですか。。。目の敵云々以前に、あなた今Aの研究室を出て行って、つまりAの先生に“あなたにはついていけませんからよそに行きます”と言って出戻ることを今から考えているなんて、頭確かですか?
『A研究室の方が良いのかもしれませんが、容赦ない厳しい指導に耐えられる自信もありません。留学はできればしたいと考えています。』
だからBにしたらと言っているのです。修士で卒業したらいいじゃないですか。それがお互いのためです。あなたも精神的肉体的にしんどくないし、Aの研究室にも迷惑をかけずにすみます。
補足に応答
>Aに院生は現在5人いますが(3年前は6人)、博士号を持っている人は1人しかいません(研究協力者の外国人)。これはポストがあるということなのでしょうか? ちなみに修士で就職する人は半分強で、Bよりやや多いらしいです。
3年間に6人の弟子がいて、今は5人ということですか。1人、2人、やめたということでしょうか。いや、新しい人も入っているだろうから、消えた院生の数は、計算できないですね。ただなんにせよ、3年間で、自前のドクターを出していないらしいということだけは読み取れました。だとすれば、うーん。こりゃ、ポストはねえなあ・・・。そもそもポストがないからドクターをわざと出していない可能性さえあります。いや、そもそも、あなたの大学はドクターがどれくらいの割合で出ている大学ですか?
あとB先生の門下のデータもあると、もう少し分析しやすいんですがね。そしてB門下でプロフェッサーが誕生していると、そこの大学でポストが空けば、紹介してもらえる可能性があります。A先生の方は、どうやらあなたが提示した情報の限り、一人もまだドクターを輩出していないらしいので、こういうことはないでしょう。(しかし素朴な疑問ですが、A先生の門下からは、ドクターが一人も出ていないのに、なぜに「しっかり指導している」という評価が学生の間で下されているんでしょうか。わからんなあ。)
>また、A先生はB先生を目の敵にしているとの噂で、Bに出た後でA先生に博士課程から快く受け入れてもらえるのか疑問です。
例えば「学振」なんかをとっていると、話は別です(正式名称、日本学術振興会特別研究員。知らないならググってみて下さい)。一応、「優秀」という政府のお墨付きを得たことになりますので、先生も路頭に迷わせることがないはずです。また先輩たちが学振を取った状況を調べると、あなたの大学がどの程度、政府に認められているのかも分かります。まあそれはさておいても、先生の間の軋轢なんか考えずに、実力があれば、先生の方がとってくれますよ。
あと老婆心ながら。私に補足をつけずに、他の方にお礼とか書き込んだほうが、お話がいろいろ聞けますよ。特にNo3のp先生は東大理学部出のプロフェッサーです。文学部に勤務して、第一線は退いたと謙虚なことをおっしゃっていますが、私よりずっと大学政治と理系の内情が分かっていますよ。聞かない手はないでしょう。私には理系の先生が生涯に弟子を何人、正規のポストを斡旋できるのかが、厳密には分かりません。もしかしたら、バンバン放り込めるのかもしれませんし。いや、それはないな(笑)。
>理系では業績主義がさらに徹底してきており,国も研究資金のエサで「お国のためになる研究」を振興しようとしています。
>金が来ないとぶったおれますので,院生のケツも蹴飛ばします。
それは文系も同じです。私は自分の研究が国益にどう貢献するかをあらゆる角度から答弁できる自信があります(笑)。しかし院生まで巻き込むところが、理系ならではなんだなあと思いました。まあ科研費で大きいのをとれば、院生に事務職(会計&事務手配)を任せることは周囲で間々ありますが、その程度ですよ。
>組織を最も効率的に動かそうと思えば,軍隊式だと思います。
一口に「軍隊式」と言っても、理系と文系だと考えていることが全く違うんだということが、何となく分かります。文系から見れば「軍隊式」とは、せいぜいトップダウン式の強烈なやつを比喩で表現したくらいかと思うわけです。しかし理系の質問を見ていて分かってきたのは、「軍隊式」とは文字通り「一蓮托生」だということです。組織(研究室)のために下々が捨て身でアタックしていく。普段の研究で培われているのだから、生半可なことじゃありません。まあ文系は「兵隊」として使い物にならんということですね。
こういうの、現代風の言葉で言えば「ブラック・ナントカ」なんでしょうねえ。そして「ブラックだと思うような覚悟のやつは、研究するな」というご投稿を東北大学関連の質問で読んだことがあります。文系も基本的にブラックですが、組織的な連帯感はないですね。直前で論題を差し替えても、平謝りすれば、ある程度は許されます(差し替えたものの出来がものすごく良い場合)。自殺してしまった放射線の専門家も、進路を自分で変えられたら、少し違っていたかもしれません。もうダメだ、と思っても、組織の兵隊だから身動きが取れなかったのでしょう。いや、恐れ入りましたよ。そしてこういうやり方で日本の技術力が支えられていたのだなあと改めて思う次第です。
>日本も,「東欧のさえない国くらいでいいじゃん」と開き直ればいいんですけれども。
ホント、同感です。修士の院生まで神風アタックはしないでいいので、そこそこに楽しくやりましょうよ・・・。数学みたいに設備投資が比較的必要ない学問で天才を生み出せばいいわけで(まあ近年はコンピューターを使うそうですから、事情は変わっているでしょうが、発想でどうにかなる学問で頭角を現そうということです)。
>抜群の才能があれば自由な環境のほうが伸びます。しかし,質問文にはそれは感じませんでした。
質問者には悪いですが、同感です(笑)。教員でどうにかなると微塵にも思った時点で、アウトです。ファインマンの有名な台詞が適切でしょうか。うろ覚えですが、以下のような感じでした。学生:「私には才能があるでしょうか?」。ファインマン:「無い。私に聞いた時点で、アウトだ」。事実、教師ができることは、あんまりないのだと思います。放任しておいて育てば良し、育たなければ研究者としての才覚はなかったのだ、くらいに割り切らないとならないと思います。私はもともとは徹底的に指導するタイプでしたが、ことごとく失敗しました。何だか操り人形みたいになっちゃって、不本意でした。いわば、私は元「A先生」ですね。私が「Aはやめておけ」というのは、同族嫌悪も混じっているかもしれません(笑)。
補足
2013/11/15 13:06
アドバイス有り難うございます。
また補足で申し訳ないのですが、3年前にいた修士課程の学生5人のうち、
現在も研究室にいるのは1人(学振、B研究室に移ることも考えたらしい)だけです。
一方、そのときにいなかった博士課程の方が1人います。
他は外に出たことになりますが、これは良くないサインなんでしょうか?
先生からは約半数が一般企業や公務に就職と聞いているのですが(平均するとそうなのかもしれませんが)。
ちなみに私の専攻では、年によりますが1/3~半数程度が修士から博士課程に進学します。