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公認心理師の資格は取るべき?
2023/10/12 23:37
- 大学4年生が公認心理師の資格を取るべきか悩んでいる。現在の大学では卒業後に臨床心理士の資格しか取得できないため、将来心理職に就くために編入してでも公認心理士の受験資格を取得する必要があるのか迷っている。
- 臨床心理士の資格の更新には5年ごとに5万円かかると聞いているが、他の研修などの費用にもさらに5万円かかるとも聞いている。これらの費用は本当に必要なのか確認したいとしている。
公認心理師の資格も取るべき?
2020/08/20 16:45
現在、大学4年です。
私が通っている大学では、卒業後に大学院に進学をしても、臨床心理士の資格しか取ることができません。
将来、心理職に就きたい場合、編入してでも公認心理士の受験資格を得るべきでしょうか?
また、臨床心理士の資格の更新には、5年ごとに5万円かかると聞いています。
それ以外の研修などの費用にもさらに5万円かかると聞いたこともあります。
本当でしょうか??
回答 (1件中 1~1件目)
臨床心理士です。
まず、ご質問の後半部分について。
臨床心理士の資格更新については、日本臨床心理士資格認定協会の手続きには、20,000円が必要です。
資格更新にあたっては、5年間で15ポイントの研修が必要です。
具体的な内容については、日本臨床心理士資格認定協会(http://fjcbcp.or.jp/)のサイト(http://fjcbcp.or.jp/jigyounaiyou/jigyou-1-2/)でご確認ください。
6領域設定された中から3領域以上にわたってポイントを取得する必要があります。
認定協会が認める研修会への参加、認定協会が認める学会活動への参加、論文・著書の公表などが含まれています。
費用についていえば、研修会への参加費、学会の会費、学会の大会編参加費、交通費などが必要になります。
学会、職能団体の会費は、たとえば、日本心理臨床学会では年度学会費が9000円ですから、5年分で45,000円、日本臨床心理士会では年会費が8000円で、5年分で40,000円となっています。
これだけで10万円ほどかかります。
単発の研修会の費用は、1回数千円程度がかかります。
研修会や学会の大会に参加するためには、交通費、宿泊費なども必要です。
したがって、「それ以外の研修などの費用」は、5年間では5万円には収まりません。
公認心理師の資格も取るべきかという点については、現在の状況では、心理職の募集においては、臨床心理士または公認心理師の資格を持っていることが条件になっていることが多いようですから、臨床心理士の資格があれば、十分といえます。
ただし、これはあくまでも現在の状況を見ての意見です。
将来的には、公認心理師の資格も持っていた方が有利ということになるかも知れません。
将来の見通しはよく分かりませんが、可能であれば、両方の資格を取得していた方がよいかと思います。
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