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大阪方面の香典受け取り拒否(?)について
2009/06/05 09:14
皆さんよろしくお願いします。
尼崎市の親戚(叔父)が、数年前に死去しました。地元(新潟)から親戚が葬儀に向かうので、私も香典を渡したのですが、
受け取ってもらえませんでした。おかしなことをするな・・・と思っていました。
つい先日、同僚が大阪で行われる葬儀に出席しました。昔の上司の葬儀です。その時、数人が香典を預けたのですが、同じく
受け取ってもらえませんでした。
香典とは「仏の供養」であって、葬儀予算として渡すのではないと思います。(現実の用途は問わず)
なのに、受け取らないのは不思議に思います。地方の風習と思いますが、詳細を教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。葬儀会社です。
最近は本当に多くなりました、香典辞退される喪家が。これは全国的な傾向です。特に都市部ではかなりの割合にのぼってきています。
もちろん「お香典」の本来の意味からすれば、ご辞退すべきではないものです。みなさんそれをわかっているのかそうでないのかはそれぞれの喪家によりけりですが、一種の流行みたいに打ち合わせの最初の段階で「お香典はご辞退で」とみなさんおっしゃいますね。
理由はさまざまです。他の方の回答にもある「今後義理をはたせないので」というのがもっともな理由です。ただ「お香典返しが面倒」というのも大阪では多い理由の一つです。
お香典返しには二通りのパターンがあります。葬儀当日にお返しをする「即日返し」の地域と、忌明けの法要後にお返しする「後返し」の地域が。前者は関東に多いといいます。質問者さまの地域もこちらであるようですね。
それに比較して関西は後者の地域です。ですので、忌明け法要の準備と並行して香典返しの準備も進めます。そのときに「これは誰?」とか「住所がわからない」など実際にあるのです。いろいろな方法で調べるのですがどうしても不明のまま・・・ということもあります。こういう経験をされた喪家は、次に葬儀をするときは香典辞退にされるケースが多いですね。
もちろん、葬儀会社としても手をこまねいているのではなく「即日返し」があることをお話させていただくのですが、まだまだ浸透していない地域ですし、風習として「後返し」が一般的なので、「即日返し」がなかなか受け入れられないという実情があります。
#7番にある
>関西でも香典を頂いたら、その場でお茶やコーヒー、タオルとかをお返しで渡します。
これは「会葬供養品」のことだと思います。お通夜の席ではお茶やコーヒーや紅茶、お砂糖などが、葬儀・告別式ではタオルやハンカチなどを、お一人にお一つお渡しします。金額的には500円~1000円程度が一般的でしょうか。
しかし・・・香典辞退・・・確かに変なお話です。ですが多いのも事実でありこれをなくすことはおそらく不可能だと思います。
でもね、表向きは「香典辞退」であっても実際はそうではないケースがほとんどです。もちろん受付では「香典辞退」となっていますが、親族控え室などでは親戚が喪主に直接お渡ししていることはよくあることです。それとともに町会や会社の慶弔規定から出ているものもは受け取りされています。
少しは参考になりましたら。
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再度失礼します。No.4です。
>Cさんの例ですが、私の地元では¥2000~¥3000程度のお茶やコーヒー、乾物の箱詰め(お中元のような感じ・・・?)を、香典を受け取ったときにお返しとして渡しています。
関西でも香典を頂いたら、その場でお茶やコーヒー、タオルとかをお返しで渡します。
私の説明が悪かったのかもしれませんが、
香典のお返しと、香典辞退は全く別なものなのです。
Cさんが夫を亡くした。
夫の同僚、Dさん、Eさん、Fさんから香典をいただいたら、その場で香典返しを渡します。
で、これで終わりというのではないのです。
Cさんはお香典を頂いた以上、Dさん、Eさん、Fさんのお身内に不幸があったとき
「夫のときにお香典を頂いたので、お香典を持っていくべき」という考えなのです。
ただ夫が亡くなった事により、
夫の同僚のお身内の不幸まで把握することは難しくなり、
お香典を持っていくことができなくなる可能性があるのです。
そういう不義理をしないためにも、
「お香典はありがたく思いますが、今後義理を果たすことができないので辞退します」
となるわけです。
というわけで、お香典返しと香典辞退はまったく別の話なのです。
ヘンに「義理深い」風習は面倒です。
大阪人です。
以前は社葬とまではいかなくても、会社関係が主となって行う葬儀ではほとんど香典は辞退されていましたが、最近は個人のお葬式でも辞退されるほうが多い気もします。
なので、辞退されない方に「あれ?」って感じになっちゃうのも事実です。変な話ですが。
もちろん毎回用意していきます。
なので香典袋が無駄になっちゃいますね。
こればかりは使いまわしはしたくないですから。
いろいろな風習は郷に入れば郷に従えですね。
なので決して「おかしい」とは感じないで欲しいです。
一番おかしいと感じるのは大阪では大きな花輪を飾らないことかもしれません。大阪では樒ですが、これも最近は減ってきました。
お礼
2009/06/06 21:57
回答ありがとうございます。
郷に入れば・・・その通りですね。土地によりさまざまですね~。
No.4さんと同じです。
老母は「香典は借金と同じ」と言っています。
親戚・知人に不幸があると、祖父母の葬儀の時の香典帳をめくって、
その家から頂いたのと同じ金額を返していく、という考えです。
最近は近所でも、喪主さんが旅先で帰ってこないなどの理由で、
「頂いても返せないので、辞退します」というケースがあります。
お礼
2009/06/06 21:59
たびたびありがとうございます。
その考えもわかります。地元では、「情けは人の為ならず、回りまわって己が為」って考え方です。
関西出身です。
これって関西独特の風習だったんですね。
理由はいろいろですが、あくまでも私の知る限りを回答します。
一応「受け取り拒否」でなく「辞退」とご理解いただけると幸いです。
関西って独特というかコテコテの「義理人情」の風習が残ってます。
これは他の地域でも同じなのか、
関西特有なのかは関西から出た事のない私にはわからないですが、
Aさんが亡くなり、Bさんに葬儀に来ていただいり、お香典を頂いた場合、
Bさんの身内やご自身に不幸があったとき、
Aさんの身内は「Bさんにはお香典をいただいたので・・・」ということで
なんとしてでもAさんの身内はBさんのお葬式にかけつけ、
お香典を渡さなければならないという感覚があります。
義理を欠いては関西では住めないですからねぇ(笑)
まぁこれはどこの地域でも同じでしょうが。
ただ例えばCさんが夫を亡くし、夫の会社の人が大勢お香典をくださった場合、
Cさんは来てくださった方のお身内が亡くなった時、お香典を持っていかなければなりません。
夫を亡くしたことにより、夫の会社とは無関係になる事が多いです。
来てくださった方のお身内の不幸をすべて把握するのは不可能です。
なのではじめから、
「お香典はありがたく思いますが、今後義理を果たすことができないので辞退します」
ということになるのです。
質問者様の元上司の方のパターンですね。
質問者様のように遠方に親戚が多い場合や
喪主が高齢の場合も辞退されるパターンが多いです。
喪主は叔母様でしょうか?
たぶん質問者さまより年上のはず。
遠方からかけつけて来てくださったからには、質問者様の近い身内に何かあったとき
やはり尼崎からかけつけたいと思っていらっしゃると思います。
ただ喪主が高齢の場合、それが不可能になる可能性が高いです。
というわけで
「お香典はありがたく思いますが、今後義理を果たすことができないので辞退します」
となるわけです。
いろいろと書きましたが、他の方もおっしゃってますが、早い話面倒なのかもしれません(笑)
関西では「香典辞退」はよくあるのですが、
他の地域ではあまりないんですね。
お礼
2009/06/05 12:42
回答ありがとうございます。
Aさん、Bさんの例は良くわかります。これは私の地元も同じです。
Cさんの例ですが、私の地元では¥2000~¥3000程度のお茶やコーヒー、乾物の箱詰め(お中元のような感じ・・・?)を、香典を受け取ったときにお返しとして渡しています。
結納金でも、半分返しが時々あります。(持参金のようなもの?)
地方の慣習は、土地によりさまざまですが、香典を受け取らない=無礼となる私の地方から見ると、トラブルの元になるかも知れません。
気をつけなくちゃ。
関西居住ですが、最近は香典を受け取らないところが増えています。
香典は、確かに「仏の供養」というのも否定できません。
しかし昔は隣近所が助け合って行っていたのに今は葬祭業者に依頼して金で済ませるのが普通で、
香典は葬儀に金がかかることに対しての金銭的な支援という意味もあります。
またわずかでも受け取ると香典返しなどの手間が大変であり、
故人の広い付き合い範囲に対し遺族が十分対応できないことも受け取らないとされる大きな要因です。
参列する時は一応準備していきますが、
受け取らないと言われるのが3~4割はあります。
お礼
2009/06/05 12:35
回答ありがとうございます。
なるほど。。。金銭的な支援ですか。でも、それなら関西だけじゃなさそうですね。
お礼
2009/06/06 22:03
回答ありがとうございます。
さすがプロの回答!!良くわかりました。私も親の葬儀では、誰だかわからない香典がありました。