お返しすべきか？

こんにちは。40代既婚女性です。

お返しはしないより、した方が相手の心象が違います。
日持ちのするお菓子の詰め合わせや、
今の時期ならチョコレートもいいですね。

内祝いと熨斗をつけて
苗字を添えましょう。（デパートで、結婚祝いのお返しに使います。とはっきり言ってください。）

この時、品物だけをポーンと送り付けるのはいけません。
必ずはがきか手紙で、品物が届く前に
送った旨を知らせるます。

頂いた品物を、夫婦でどのように使っているとか、
新生活のエピソードなどを書くのがポイント。

文例

拝啓

紅葉便りが待ちどおしい季節となりました。
皆様いかがお過ごしですか？

先日はまことに結構なお品を頂戴いましまして、
有難うございました。

頂いたランチョンマット、
週末のゆっくりのんびりの夕食の時に、
嬉しく大事に使わせていただいております。
新米主婦の私のつたない手料理が、
ランチョンマットで美味しそうに見えるので、
夫も大満足。
夫婦で楽しい会話が弾みます。
ありがとうございます。


さて、本日○○デパートより、心ばかりの品をお送りいたしました。
何卒ご笑納くださいますよう、お願い申し上げます。

朝晩肌寒いときがございます。
ご繁忙の御身、何卒おいといくださいませ。

ご家族の皆様におよろしくお伝えくださいませ。
　

　　　　　　　　　　　　　　　かしこ

　　　　　　　　　　　　　平成２５年１１月１日


山田大介様
　　花子様

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本太郎　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菊子



こういう頼りは「奥様の代筆」というのが常です。
家庭を経営する上では、
奥様が筆にまめまめしいというのが、
女性の美徳とされていますので。
冠婚葬祭のおつきあいは、妻が夫の秘書役をするのが、
波風立たない、いい方法です。
（うるさい親せきから責められないから）

またご友人との間なら、もう少しくだけだ文面になるでしょう。
「遊びに来てくださいね。」とか
「落ち着いたらまたランチしましょう。」など・・・。
しかし「一家を構えた。」「夫と共にお礼」ということで
多少はフォーマルな文面にしないといけません。
贈答のやりとりですからね。
「これは、どういう贈物か」ということを
熨斗紙ではっきり示さないと、相手も困惑するからです。
こちらの「お返し」という意図もしっかり通じないといけないのです。

結婚前の独身の友人関係は、
阿吽の呼吸でいいのですが、
こういうきちんとしたやり取りというのは、
きちんとしないと、配偶者のメンツも壊すので、
友人だから軽くていいとか、そこまできちんとしなくてもいい。
そういうものではなくなるのです。
これが結婚するという「責任」なんです。

めんどくさいでしょうが、頑張ってくださいね。