本文へ移動
サポートシェアリングソリューション
OKWAVE Plus

このQ&Aは役に立ちましたか?

ベストアンサー

ドル債券の利付債とゼロクーポン債に違いについて

2023/11/07 10:17

失礼します。表題について以下内容について教えていただきたいです。
①どちらも利回りだけを見れば1年間換算した最終利益が分かるということでしょうか?
②利付債は定額に対して年2回分配金が支払われるのに対してゼロクーポン債は複利運用されるのでメリットがあると聞きましたがそれはこの運用利益分を予め購入価格に反映して値引きしているのですか?
③課税についてですが、利付債は分配金に対し毎回約20%取られるに対してゼロクーポン債は有利だと聞きましたが具体的にどのように徴収されますか?
④生債券はNISA対応はないですか?
***
以上なのですが宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2023/11/10 07:02
回答No.2

SBI証券の既発債券ページの利回りの項目は複利での表示ですから、おっしゃる通りゼロクーポン債でも利付債でも、表示されている利回りの数字が同じであり、投資元本も償還までの年数も同じあれば、最終的な利益額は同じになります。ゼロクーポン債の最終利益額は購入価格の値引き分であり、償還までの年数複利運用されると仮定して最終利益額に達する利回りを計算したものが表示されています。利付債の最終利益額は購入価格の値引き分プラス償還までに受取る利子の合計額であり、同じく償還までの年数複利運用されると仮定して最終利益額に達する利回りを計算したものが表示されています。
利回りの数字が同じなら単利より複利のほうが有利なのは、もちろん利益についてです。たとえば、額面1万ドルを8000ドルに値引きした期間5年のゼロクーポン債は、複利計算だと年利回り4.56%くらいになりますが、元本8000ドルに対して単利で年4.56%の利子がついても5年で9824ドルにしかなりません。5年で1万ドルにするには年5%必要です。

お礼

2023/11/10 13:48

早速ありがとうございます。納得いたしました。単利と比べて複利の場合は商品に表示されている利回りでも随分と有利になりますね。年数が多ければ差が開きますね。これで表示されている利回りが解釈できましたので購入時に参考になります。重ねてありがとうございました。

質問者

このQ&Aは役に立ちましたか?

その他の回答 (2件中 1~2件目)

2023/11/07 16:23
回答No.1

①単利計算の利回りと複利計算の利回りとでは計算方法が違うので単純比較できません。単利計算での利回りは、元本の金額にその利回りをかければ年換算の利益額になりますが、複利計算では年々利益額が増えていくので同じやり方では計算できません。ゼロクーポン債の年換算の利益額は、償還される額面金額と購入金額の差額(償還差益)を償還までの年数で割れば算出できます。これは単利計算での年利回り額と同じなので単利表示の新発利付債と比較可能です。
なお利付債でも既発債券はゼロクーポン債と同じように割引して販売され、複利計算の利回りで表示されています。

②ゼロクーポン債の利回りは複利運用と仮定した計算で表示されているだけですから、それ自体にはメリットもデメリットもありませんが、利回りの数字が同じであれば単利計算より複利計算で表示されているもののほうが有利なのは間違いありません。

③ゼロクーポン債は償還時に発生した円換算の償還差益に対して20.315%(所得税15.315%+住民税5%)が課税されます。株式や投資信託などの譲渡益と同じ扱いで、これらと損益通算が可能です。源泉徴収ありの特定口座なら償還時に源泉徴収されます。税率は利付債の利子や償還差益と同じです。
なお、一般口座で保有していた場合、償還金にみなし割引率をかけて計算した「みなし償還差益」(※)に対して20.315%が源泉徴収されます。

※「みなし償還差益」
 ・発行の日から償還の日までの期間が1年以内・・・割引債の償還金の額に0.2%を乗じて計算した金額
 ・発行の日から償還の日までの期間が1年超のもの並びに分離利子公社債・・・割引債の償還金の額に25%を乗じて計算した金額

④債券はNISAで購入できません。

<参考>
SBI証券「債券に関する税金を教えてください」
https://faq.sbisec.co.jp/answer/5ef306e5d46ae80016c2addd

お礼

2023/11/10 01:04

早くご回答を頂いたのにお礼が遅くなり申し訳ありません。質問の仕方が悪かったです。①についてですが、因みにSBI証券の米国債リストを見てみますとゼロクーポン債(ストリップス債)でも利付債でも利益を受けるタイミングは違っても「利回り」の項目が同じであれば最終利益は同じではないかという意味でした。よくYoutubeなどで「ゼロクーポン債は複利効果が働いて有利である。」とか言われますけど、それは予め購入価格の値引き分に反映されているという事ですよね?
それから②なのですがご回答の中の「利回りの数字が同じであれば単利計算より複利計算で表示されているもののほうが有利なのは間違いありません。」
これも関連するのですが複利の方が有利なのは利益についてなのでしょうか?
度々申し訳ありません、ここの所がよくわかりませんのでどうか宜しくお願い致します。

質問者

お礼をおくりました

さらに、この回答をベストアンサーに選びますか?

ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。