身内との金銭トラブル

保険証書があるはずなので、それを基に話し合いましょう。
受取人を誰にしたのか、実際に月々の保険料金を払っていたのが姉であれば受け取ることも可能です。
つまりは実母の知らない間にそういう話があったというのが証明されればいいだけです。
降ってわいたお金がその証書の満期金額と同じであれば、返してもいいのでは？

他者の名前をかたった場合、基本的に責任も権利も「名義」にあります。
つまり金を払っていたのが伯母さまであっても、満期の金を貰う権利はお母さまにあります。
金を払っていたのは伯母さまだと主張するのであれば、そもそも保険会社に対して詐欺ではなかったのか、という問題が出てきます。

法的には上記のようになりますが、実際問題として身内や知人の場合には、そうはしたくないというケースもあると思います。
その場合には、実際に加入していたと主張する伯母さまと、その息子さんにハッキリさせていただかないと、動きようがないでしょう。
私でしたら、「支払いもしていない保険の金を受け取る気はありません。でも、なんのことかもわからないままに金を払う気にもなれません。母の名前を使って加入していたという保険は何で、いつ頃に、いくらの満期があったのか、はっきりさせてください。」と息子さんも同席して頂いて話しますね。
ついでに、「他に名義を使って入っているというものは、ありませんよね？万一のことがあっては困るので、そういう名義を貸したり貸されたり、ということはしたくありません。」ときっちり話を付けようと思います。

そんな昔のこと、とっくに時効です。無視するに限ります。