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約定利子率より実効利子率のほうが高い?
2017/02/14 13:26
漠然と感じているのですが、約定利子率よりも実効利子率と呼ばれるものの
ほうが高いような気がします。これって、何か理由があってのことなので
しょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
物価高の際には実効利率は下がり、物価安になると実効利率は上がります。これは購買力で表面利率を割った数値が実効利率(物価考慮利率)になる為で、預金金利が0でも物価が2%下がれば実質的に2%分有利に働きます。
参考迄に狂乱物価と呼ばれるインフレーションがあると住宅ローンや国債等償還は楽になります。だから政府の政策として国債の大量発行によるハイパーインフレーションも政策としてはありなのです。国民に死屍累々を強いる為日銀は嫌がりますが…。
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https://cpa-net.jp/cpa-14-08-41-3.html
(詳しくは上記サイトをご覧ください。)
> 【例】
・額面金額10,000円の社債を9300円で取得(満期保有目的)
・期間3年
・クーポン利率年3%
・実効利子率年5.6%
> 実効利子率とは,実質的な利率のことです。
> つまり、上記の社債を購入すると、クーポン利息で「年300円」と額面金額と取得価額の差額である「700円」儲かります。
> 【実効利子率とはこの両方を勘案した利率】ということになります。
> 難しく表現すると実効利子率は,すぐ受け取る単利(クーポン利息)とすぐには受け取らない複利(額面と取得価額の差額)の両方を考慮した利率となっています。
一方で、約定利子率とは、上記の例で言うと、【クーポン利息である300円だけ】のことを指す為、
(たぶん)(サイトの説明では、簿記上は額面価格ではなく、取得価格で計算すると記載されているので、それなら約定利子率は9300×3%=年279円ではないかな?とも思いますが、300円みたいですね。)
(実際に満期まで保有すると、額面に対しての利息が付くから300円で良いのかもしれません。)
約定利子率と実効利子率を比べると、当然実効利子率の方が高くなります。
ざっくり言うと、約定利子率は見かけ上の損益だけを率にしているのに対し、実効利子率は全ての損益を率にして出すから、必然的に高くなるのだと思います。
ま、専門家ではないので、違っているかもしれませんが・・・
こんな感じだから、ではないでしょうか?
合ってるかな?
(;^_^A