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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:浸炭焼入れの硬さ試験について)

浸炭焼入れの硬さ試験について

2023/10/21 00:18

このQ&Aのポイント
  • 浸炭層の深さが0.3〜0.4mmの硬さをロックウェルのHRCで測定することは可能ですか?
  • 熱処理に詳しい知人から、その程度の深さならHRCじゃなくて、HRAでなければ測れないはずと聞いたことがあります。
  • 先日測定したところ、HRCで測定でき、当方ではロックウェルしか硬さ試験を所持していないため、判断に困っています。
※ 以下は、質問の原文です

浸炭焼入れの硬さ試験について

2022/04/19 19:14

浸炭層の深さが0.3〜0.4mmの硬さをロックウェルのHRCで測定することは可能ですか?
以前、熱処理に詳しい知人から、その程度の深さならHRCじゃなくて、HRAでなければ測れないはずと聞いたことがあります。
しかし、先日測定したところ、HRCで測定でき、当方ではロックウェルしか硬さ試験を所持していないため、判断に困っています。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2022/04/19 21:14
回答No.1

仮にHRC=50の場合、ダイヤモンド圧子による永久くぼみの深さhは0.1mmになります。正確に測定するためには、圧子による永久くぼみの深さの10倍以上厚さが必要と言われていますので、浸炭層の厚さが0.3〜0.4mmとすると、ある程度の誤差を想定したほうがいいと思います。
もっと硬いHRC=70の場合を仮定すれば、永久くぼみの深さhは0.06mmなので、浸炭層の厚さが0.6mmであっても正しい測定値が得られそうです。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/75/10/75_10_1183/_pdf

絶対値を比較したい場合は規定どおりの条件を整える必要がありますが、相対的な比較で構わなければ、浸炭層の深さが0.3〜0.4mmに対してHRCの測定値で評価することも構わないように思います。

お礼

2022/04/19 23:22

Aスケールでないと正確に測定出来ない理由の説明が分かりやすかったので、こちらの回答をベストアンサーとさせて頂きます。
ありがとうございました。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2022/04/19 22:00
回答No.2

「HRCで測定することは可能ですか」
出来ますが、問題は測定目的に合っているかどうかです。

「HRAでなければ測れないはず」
HRCとHRAの違いを確認しましたか。
HRAは測定荷重が低い、つまりHRCよりも浅い部分の硬さを測定します。
https://www.dakotajapan.com/hardness/point/rockwell-hardness-test.html

HRCとHRAでの圧痕の深さhは
h=2(100-硬さ値)μmです。
http://www.iri.pref.niigata.jp/topics/R2/2kin10.html

換算表
https://www.iwata-fa.jp/html/technicaldata/tec_other_19.pdf
を見て、同じ硬さでのHRCとHRAの圧痕深さを比較してみて下さい。

浸炭層の最表面から内部に向かって硬さが下がっていきます。どの深さまで測定するのかによって、どちらにするかを決めます。

「先日測定したところ、HRCで測定でき」
当然です。どんなに硬い鋼でもHRC測定できます。測定できないのは柔らかい鋼(HRC20以下)だけです。

「ロックウェルしか硬さ試験を所持していない」
普通のロックウェル試験機は、圧子と荷重おもりを交換して、各種のロックウェル硬さが測定可能です。
https://www.nakaiseiki.co.jp/pdf/roku004.pdf

覚えることが、まだ沢山あります。頑張って下さい

お礼

2022/04/19 23:20

分かりやすい説明ありがとうございます。
硬さ試験は導入したばかりで、手探り状態なので、とても参考になりました。

質問者

お礼をおくりました

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