工作機械への振動対策(電車の振動で床が揺れる)

基本的に無理と考えた方が良いでしょう。

振動遮断で防振する基本は
1.振動源と防振保護対象を適切でバランスの取れた振動吸収性能と振動減衰性能を持つ防振材で縁切りする。
2.縁切りで浮かせた領域においては、そこに設置される振動源からの加振力に対して、十分に大きな質量を持たせ、振動加速度を小さくする
といった2点は最低限で必要です。
(実用ではさらに共振周波数設計も必要になりますが…)

例えば、電子ドラムのペダル踏み動作による振動をマンション下階に響かなくする程度ですら、下記の様な大掛かりな対策を要します。
https://togetter.com/li/1902855

レベリング不要なくらいの超高剛性な筐体を持つマシニングセンターでもない限りは、建物の床が振動する環境では振動影響を実用可能域まで低減することは、安価には不可能に近いかと考えます。
(床からの振動が吸収できる防振材を敷く(挟む？)だけだと、マシニングセンターの高速移動時の加速反作用で大きく揺れることになるかと)

お礼

2022/07/05 20:45

ご回答ありがとうございます。客先と相談してみます。

質問者

時刻表から通過時間を予測してその時間は止めるってのはどうですか？
東海道みたいに本数の多いところは厳しいだろうけど

お礼

2022/07/05 20:48

ご回答ありがとうございます。まさに東海道線です・・床が揺れるほどの振動が出るのはのぞみ下り線通過時だけなのでご指摘の通り一時的に加工をやめるというのも考えていました。もう少し検討してみます。

質問者

先に回答されている方の書かれた通り、建物（基礎）が　振動するようでは、精度の高い加工は　無理かと思います。
過去　付き合いのある加工業者さんも　国道バイパス沿いから工場を　移転して（交通量の少ない地区）精度の問題が　無くなったとの話を　聞きました。
あくまで　参考にしてください。

お礼

2022/07/05 20:57

有難うございます。移転は難しいので賃貸工場なども検討している最中です。

質問者

精度が必要な加工は難しいと思います。防振ゴムなどを使うとそれだけで誤差が生じやすくなってしまいますから。常に揺れた分だけ元に戻すようなことはできません。精度が高い加工をする機会を設置する場合は設置場所そのものを堅固にし、高さなども微調整して設定するものですが、設置場所自体が揺れてしまうようでは話になりません。