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シンセサイザーレストアにおけるチップコンデンサの耐圧と静電容量について
2023/10/21 06:36
- 30年前のシンセサイザーのレストアを行っていますが、チップコンデンサの静電容量がバラバラなため、問題が生じています。
- 回路図を確認したところ、IC53とIC52は三端子レギュレーターであり、R142とR143の抵抗は20Ωです。
- 電解コンデンサの耐圧が15V、静電容量が100μFのとき、現行品のチップコンデンサで耐圧6.3V、静電容量100μFのものを使用しても良いでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
チップセラミックコンデンサは、全部0.1μF で大丈夫だとは思いますが、一応、78L05,79L05の入力側のカップリングコンデンサ推奨値は0.33μFとなっています。
https://akizukidenshi.com/download/ds/htc/lm78lxx.pdf
https://akizukidenshi.com/download/ds/htc/lm79lxx.pdf
可能ならば、C99,C100は0.33μF/50Vを使った方がいいでしょう。
電解コンデンサは耐圧16Vより低い物は使わない方がいいですね。
6.3Vは、まずダメです。
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
全部16V以上の0.1uFで良いです。50Vのものが流通上安くて入手しやすいでしょう。
安物のセラミックは耐電圧いっぱいで使うと性能が悪いので、その点でも50V品が良いと思います。
C97,98に100uFなんて使えませんよ。
古い三端子レギュレータの出力デカップリングに低ESRなセラミックなんて使えません。発振してとんでもない音が出ちゃいますよ。
老婆心ながら、チップコンデンサは、手はんだ付け用としては設計されていないので、リード線付部品のように扱うと信頼性を損なう可能性が高いです。
次のURLの注意事項を参考になさったらいいと思います。
https://www.murata.com/ja-jp/support/faqs/capacitor/ceramiccapacitor/mnt/0001
お礼
2023/08/06 13:06
各コンデンサーの耐圧はその回路の電圧より余裕を持って高い耐圧
の部品を使います。各コンデンサーに印加されている電圧は
1: C21 7V以上15V以下
2: C97、C98、5V
3: C99、C100 7V以上15V以下
推測の理由
1:78L05、79L05の入力電圧は最低7V とー7Vが必要
2:どちらも3端子レギュレーターの出力(ー5V、+5V)だから
3:1と同理由
従って耐圧6.3V、100μFでも使えるのはC97、C98、だけです。
78L05 79L05の最低入力電圧の規格値はメーカーにより
異なる場合があります。
C19、C21、C99、C100は、15Vが印加される回路ですから、耐圧6.3Vでは具合が悪いですね。容量は100uFも必要ありません。0.1μFで足りると思います。
C97とC98は、5Vが印加される回路なので、耐圧6.3VでOKです。容量は0.1μFで足りると思いますが、100μFでも問題は起きないでしょう。
お礼
2023/08/06 19:01