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焼き入れ材の直彫り加工について
2023/10/12 13:34
- 焼き入れ材の直彫り加工について、最小径とコアピンの可能性についてお聞きしたいです。
- 焼き入れ材の直彫り加工の経験のある方、刃物の種類と製作可能なコアピンの大きさについて教えてください。
- 焼き入れ材の直彫り加工について、成形研削や型彫り放電との比較も含めてアドバイスを頂きたいです。
焼き入れ材の直彫り加工
2000/07/08 22:36
こんにちは。私はコネクターなどの金型をメインにやっています。金型は総焼入れなので、現在の加工方法は成形研削、型彫り放電、ワイヤ放電などがメインです。
次期設備で焼き入れ材(SKD-11種、HRC5658)をマシニングで直彫り加工し、コアピンを製作できないかと考えております。私は放電関係が専門であまり切削加工については知識がありません。
どのような刃物で、最小径はどれくらいで、どのくらいの大きさのコアピンを製作できるものなんでしょうか?
抽象的な質問ですが、焼き入れ材の直彫り加工の経験のある方、経験談も交えてお話頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
回答 (7件中 1~5件目)
聞いた話なので本当かどうかわかりませんが
H社が高硬度加工の特許出しているので、DCXは
使えないとのことでした。(某加工機メーカの
見解)
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D社さんの材料にもARK1と似た材料はないのでしょうか?
60HRC近くになると、穴あけ等つらいことも多いのです。
そうそう、安田さんのデモでもARK1を使っていました。
高硬度でも切削しやすい材料は硫黄など快削成分が配合されている場合が多い。このような材料は靭性や耐食性が劣化しているのでコネクターの金型に用いると折損事故や腐食現象を引き起こす危険がある。したがって、コネクターの金型には従来から実績のあるステンレス系の型材料、たとえば、STAVAX.S-STAR.HPM38.ELMAX.などの焼き入れ材を、如何にして切削加工するかを研究すべきです。これらの高硬度材の切削工具としては、PVD,CVD コーテイングの超硬エンドミル、フライスチップが市販されているので、詳細については各工具メーカーにご相談されることをおすすめいたします。
先日、焼入れ材の直彫り加工の実演会をマキノで行っていたの
で、見に行きました。被加工材は60HRCのARK1でした。こっそり理由を聞いたら、今出回っているダイス鋼の中で、ARK1がもっとも高速切削向きな材料らしいです。
焼入れ材の加工はマシン、工具、だけで達成させるのは多少不安があるので金型材の材質にも目を向けてはいかがでしょうか。最近はSKD11の
派生鋼が出回っていますが、なかでもARK1は被削性が良いです。この材料なら、高温焼き戻しが出来るので、放電加工の問題もクリアー出来るかと思います。