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2001/03/06 21:49
S45CとS25Cの違いを教えてもらえるとうれしいです
S45CもS25Cも、JISで一般構造用炭素鋼と呼ばれ
この違いは、鉄(Fe)の中に主に炭素(C)がそれぞれ0.45%・0.25%を中心値として含まれることを示します。
【意味は S(teel)45(0.45%)C(炭素鋼)】
炭素鋼を、熱処理して強靱化するときに判断される、炭素含有量の境目は、目安として約0.3%(S30C)を越えると、所定の焼入温度から急冷すると硬化させることが出来ます。故に、S45Cはそのままで、焼入焼き戻し・高周波焼入処理等の熱処理による強靱化が可能です。S25Cは一般的にそれらが必要のない目的で使われます。それぞれの炭素含有量で得られる硬さ・機械的強度などはJIS規格などに目安として定められています。
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基本的には炭素量の違いです。S45Cは鉄に0.45%の炭素の入ったもの、S25Cは同じく0.25%の炭素が入っています。両者とも特殊鋼といわれています。ほんの少しの違いですが、焼きを入れたときの硬さはぜんぜん違います。S45Cは焼入れして使用しますが、S25Cは、焼入れしても硬さはあまりあがりません。その代わり靱性(粘さ)があり折れにくくなっております。S25Cなどは、表面の炭素量を上げて、焼きを入れる浸炭処理などを行なって、表面は硬く内部は粘くして使用されたりしています。
0002/11/30 00:00
ありがとう御座いました。
レポートの材料にさせていただきます。
本当に助かりました
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お礼
0002/11/30 00:00
ありがとう御座いました
レポートで必要な課題だったのでとても助かりました。