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砥石による溝加工
2002/01/23 14:22
溝加工
>溝幅0.34 公差±0.01 >溝深さ 5.0mm 公差-0.2-0.1
>溝長さ190mm >溝本数 220本 >被削材SUS420
>加工機械 不二越 NSP50
砥石が激摩耗します。2回に分けてもあまり変わりません。(一発よりはまし)
>砥石 D社製 砥石幅0.30 使用
>砥石rpm2600 クライムカット速度 F50 ダウンカットF150
うまくいく方法というよりどれぐらいで加工すればいいのか、わかりません。
超硬のクリープフィード加工はやっているのですが、上記のような内容は初試みで
どうすればうまくいくと思いますか???
回答 (6件中 1~5件目)
私も以前、似たような加工をしましたがSUS材ではバリが出たり、溝の中が焼けたりして結構、厄介でした。
その時の加工条件としてはTSKのスライスマシンを使って、電着CBN、φ150 #270/325、研削油剤を不水溶性に代えてある程度ピンポイントで供給、
送りの条件が重要でした.
ご参考まで
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アライドマテリアルなら、福島さんという砥石のプロフェッショナルの方がいらっしゃいますが、相談されましたか?
私の感覚としては、砥石周速が低い領域では電着ホイールを使用した方が効率が良いと思います。現状のレジンだと出来る限り高速で、番手を荒くするとか、結合度を上げるという事になります。
平面研削における砥粒切込深さgと砥粒接触弧長Lの式を下記しますので、これらを算出してから条件を変えたデータを採って下さい。闇雲にやったのでは時間が掛かるだけです。
g=2a・√?・√(1/D)・v/V・1000 μm
L=√?・√D・(1+v/V) mm
a:連続切刃間隔 mm
D:砥石径 mm
?:砥石切込量 mm/rev
v:ワーク送り速度 m/min
V:砥石周速度 m/min
aは砥石の番手によっても違いますが、1.52くらいでしょう。これで算出すると分かる様に、gは小さく(恐らく0.1μm以下)、Lは大きく(数mm)になると思います。この領域では砥粒は滑りながら擦っている領域になるといえます。
Lを小さくする事を考えて下さい(yamasakiさんご指摘の砥石径を小さく、周速を上げてというのは上式からも正しい事が分かります)。vを上げるには砥粒の番手・ボンドの変更(若しくは電着)が必要です。
補足
0002/11/30 00:00
現在の砥石は、メーカーさん(アライドマテリアル、前大阪ダイヤモンド)推奨です。
外径は150mmですが、機械構造上これ以上小さくできません。
と粒 BN(ボラゾン)番手325 ボンドbs40 集中度 100です。
他に注意する点などありましたら教えていただけないでしょうか
yamasakiです。
途中で送信してしまいました。 申し訳ありません。
L/Dが約15倍ですから加工にあたっては特に大きな問題は無いと
思います。 ところで、砥石は何をお使いですか? 砥石でかなり加工結果が変わってしまいます。
回転数を上げて送りをもう少し遅くしたほうが良いと思います。
詳細お問合せは下記アドレスまでメールを頂ければお答えできると思います。
こんばんわ yamasaki です。
ずいぶん以前にも同様の回答をさせていただいた事がありますが、この
加工には専用機があります。
砥石軸回転数が2600ということは比較的大きな径の砥石をご使用に
なっていると思いますが、もっと小径で回転数を上げて加工するほうが
効率が高いと思います。
ワイヤ放電加工機でも加工できない事はありませんが、高さが190mm
あることからタイコ量(中膨れ)が大きくなってしまうと思います。
お礼
0002/11/30 00:00
わかりました。ありがとうございます。しかし、今回の加工は、残された時間がなく、砥石製作に現状で1ヶ月かかり、新規購入はできますが、現状の砥石でやるしかありません。まだ、やってみていないので何ともいえませんが>しかし、さすがはBEAT-Sさんですね。いろいろと勉強になります。これからも宜しくお願い致します。もしよろしければ、下記メールに連絡下さい。宜しくお願いします。