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アルミにアルマイトでパット印刷する際の剥離問題について
2023/10/13 04:41
- アルマイトで処理したアルミにパット印刷をしている際に、剥離が発生する問題について解決方法を教えてください。
- 剥離の程度や発生件数にはムラがあり、原因がわかりません。
- アルマイト処理後に油などが付着することがある場合、それを証明する試薬などはありますか?
アルマイトへの印刷
2003/11/11 01:18
アルマイト処理されてアルミにパット印刷をしています。
インクはセイコーアドバンスのVICを使用しています。
どういうわけか、300個に2から10個くらいの割合で、印刷の剥離が発生します。
なにか解決方法をご教授願えないでしょうか?
たくさんのアドバイスありがとうございます。
事象について詳しく説明を附則します。
1、印刷の剥離はセロハンテープの剥離テスト
で発生。
2、発生件数はケースごとにまちまち。
2/300や2/300くらいまであります。
また剥離の程度が印刷面が完全に剥離するも のや、少しだけ剥離するものがある。
当社はパット印刷の会社で、アルマイト処理に関しては素人です。ネットでいろいろ剥離の原因を調査してみましたが、まだわかりません。
アルマイト処理で油など付着することはあるのでしょうか?(ネットの説明ではないようです。)
また、剥離が発生する件数および程度に非常にムラがあるのはなぜでしょうか?
追記2
アルマイト処理後、油などが付着することがある場合、油が付着していることを証明できるような試薬などはないでしょうか?
乾燥は、強制乾燥だそうです。
となると、油ではないのかな?
回答 (5件中 1~5件目)
すでに素材Am表面の油分付着に絞られていますね。
Am(アルマイト)は、酸洗工程があるので必ず最後
に湯洗があります。正常な状態であれば、この湯洗
槽に油分が混入していることはありません。(可能性
はある。)
また、湯洗直後は表面に水滴(湯滴)が残留している
のでこれを除去するためにエアガンなどでエアブロ
する場合があります。この水滴を除去する工程を乾燥
といって、乾燥炉(電気炉など)でやられていれば
ほとんど問題はありませんが、エアブロを使用する
場合があればエアに残留したドレン(油分含)が素材
表面に残留していることは充分考えられます。
油分残留は、水侵して油膜を見る程度でしょうか。
(工業試験所で分析してもらうのもよいでしょう)
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剥離はどのような時に発生しますか?
剥離テスト(試験液など)でしょうか、通常生産
の拭き取り工程(?)でしょうか?
剥離が認められないものは、本当に期待値以上の
密着性があるのでしょうか?
ロット性があるのかないのか再調査される必要が
あるように感じます。
VICを選定された理由はわかりませんが、アルマイト用のインクではないようですよ。メーカーに確認されることをお奨めします。
基本的に、アルマイト処理後の時間経過と密着とは密接な関係にあります。アルマイト処理表面は、結晶のあつまりでありその結晶の中央部に孔があります。時間が経過すると表面が平滑になり密着へ悪影響が発生します。表面塗装する場合等は「封孔処理」なるものがあり強制的に孔を封じ、防錆等の目的を狙います。今回の場合には、アルマイト処理後の時間経過を短くする事でインキ膜剥離防止につながるのではないでしょうか?インキはVICで問題ないと思いますよ!
印刷に関して素人ですが、もしかして印刷前の清浄にばらつきがあって、表面に不純物が残っていませんか?
お礼
2003/11/11 21:31
早速のご回答ありがとうございます。
印刷面の剥離について詳細をアップいたしました
ので、ご存知のことがあればアドバイスお願い
いたします。