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PIC12F629で外部発振する際のCLKOUTの出力に関する疑問
2023/10/13 09:37
- PIC12F629を外部セラロックを使用して4MHzで発振していますが、CLKOUTの出力スィングが低い(01.7V)です。
- 同様のことをPIC16F84Aで行うと、CLKOUTの出力スィングは高い(04V)です。この低いスィングは問題ないのか疑問です。
- また、PIC12F629をHSモードにするとスィングは上昇しますが、波形の歪みも大きくなります。量産を考えると不安です。どのように考えればよいかアドバイスをお願いします。
PIC12F629の発振
2003/05/22 22:25
PIC12F629を外部に某社のセラロックを使って
XTモードで4MHzで発振しています。
(今回は内部発振は精度上使えません。)
しかしCLKOUTの出力スィングは01.7V
しかありません。
ただしプログラムは正常に動作しています。
同様のことをPIC16F84Aでやると
CLKOUTの出力スィングは04Vあります。
CLKOUTの出力スィングが小さいことは
問題ないのでしょうか。
ただPIC12F629をHSモードにするとスィングは
05VありますがCLKOUTの波形の
歪は大きくなります。
プログラムは正常に動作しているといっても試作の
3セットだけなので量産したときのことを
かんがえるとやや不安です。
どう考えたらよいかアドバイスください。
質問者が選んだベストアンサー
こんばんわ。
私もPICの発振振幅がモードによって違うというのを、初めて知りました。
ちなみに、データーシートを見ると、PIC16F84AのOSC1端子は、XT,HS,LPモードのとき、
VIL = VSS 0.3VDD
VIH = 0.8VDD VDD
ですが、PIC12F629では、HSモードのとき
VIL = VSS 0.3VDD
VIH = 0.7VDD VDD
であり、XT,LPモードのとき
VIL = VSS 0.3 [V]
VIH = 1.6 [V] VDD
となっています。
つまり、PIC12F629のXT,LPモードでは、スレッショルドレベルを変えて、小振幅の発振が継続できるようにしているようです。データーシートでは、OSC2(CLKOUT)のVOHについては明記されていませんが、実測値が1.7Vでしたら、まさにOSC1のレベルに合わせて出力していると言えます。
従って、お話の限りではまったく問題無いように思います。ただし、確実を期するのであれば、やはりメーカーに確認しておくべきでしょう。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
CLKOUTの電圧まで確認して設計されているとは、感心しました。
普段そこまで確認してないのでアドバイスできる立場にありませんが
4MHzならHSでも問題ないので・・・(根本的な解決ではない)
ところで、PIC12F629は20MHzで動くのでもっと高い周波数でも良さそうですが如何でしょうか
セラロックはたぶんコンデンサ内蔵のレゾネータを試用していると思いますが
価格的には周波数による違いがないし、使いようで精度も上げられるので一石二鳥です。
解答でなくて申し訳ありません。
補足
2003/05/23 10:16
>コンデンサ内蔵の
もうしおくれましたが
コンデンサ内臓の3端子セラロックです。
>もっと高い周波数でも良さそうですが
最初は内部4MHz発振を使うべきか迷っていました。
それでソフトウェアは4MHzでつくりました。
しかし色々につめていくうちに外部発振
におちついたという経緯です。