このQ&Aは役に立ちましたか?
2003/04/14 13:20
S45Cの太径(QT済)材料の中抜きした内径にギアの刃が加工しており、その刃面および刃底に高周波焼入れを行った材料の刃底だけ(刃面にはない)に焼割れが発生しました。現在の所、素材に問題があったか、もしくは焼入れ方法に問題があったかわからない状況です。
しかし、私自身の考えは刃底の有効硬化層が1.1mm(HRC45以上部分)しかないため高周波焼入れに問題があり割れたのではないかと思います。(硬化層の圧縮応力が十分に働かず、薄い硬化層の中では引っ張り応力が働くという文献があったため)
このような考え方におかしな部分はないでしょうか?ご意見よろしくお願いします
1度材料も調べて見ては如何でしょうか。
大径(φ42以上程度)の場合は、内径付近の結晶粒度が大きい場合があり、割れ易い状況になっています。
材料の結晶粒度は、規定していますか???
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
推測になります。
急激過ぎる焼入れでは、心部の膨張に比して表面積の伸びが少なく割れることが考えられます。歯車の場合外形に比してモジュールが小さければこれに加えて応力集中効果も働いて割れてしまったことが考えられます。また,加工時のキズとかも同様の理由で割れの原因になるのではないでしょうか。
文献の内容はこのことを示唆しているのではないでしょうか。
関連するQ&A
旋削加工での内径面粗さについて
お世話になります。 内径面粗さの指示がRa0.8以下のパイプ加工を旋削加工で行っております。 現在は旋削のみではRa0.8以下が満足できないのでバニシング加...
超硬部品の割れについて
超硬を用いた部品にクラックが入り割れてしまいました。 見た範囲では特に加工上の問題はなさそうなのですが、 そのクラックの入った場所が、繰り返し応力を受ける部分で...
SUS材への高周波焼入れ
ギアの歯部に高周波焼入れの指示がある製品があります。 図面上には密度・硬さ・強度を満足する事と指示がありますが、別途指示として、ボス部にオ-ステナイト系ステンレ...
高周波焼入れと、ズブ焼き入れの違い
高周波焼入れと、ズブ焼入れの具体的な方法の違いを教えていただけませんか。よろしくお願いいたします。
SKゲージ鋼のミガキ材 SK□□M
社内の過去図面を修正中なのですが、 形状:両口開先スパナ形状 t3 サイズ50x200程度 口幅公差+0.1 材質:SKゲージ(ミガ...
ベストアンサーを選ぶと質問が締切られます。
なおベストアンサーを選びなおすことはできません。