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A2017の板の表面処理方法と耐食性向上について
2023/10/13 22:47
- A2017の板を機械加工した後に、耐食性を上げるために表面処理をしたい。
- 白アルマイトは熱がかかると歪む可能性があり、要求精度を守れないことがある。
- 歪みの発生する可能性の少ない表面処理方法としては、カニゼンメッキが考えられる。
A2017の耐食性向上
2004/05/12 09:15
φ1000mm×8tのA2017の板を機械加工した後に
耐食性を上げるために、表面処理をしたいと思って
います。ある精度が欲しいのですが、白アルマイト
をすると、熱がかかり歪むの要求精度を守れないと
言われました。
白アルマイトはどの程度の熱がかかかるのでしょう
か?また、歪みの発生する可能性の少ない表面処理
にはどのようなものがあるのでしょうか?
カニゼンメッキではどうかと言われています。
知ってる方がいたら教えて下さい。
回答 (3件中 1~3件目)
アロジン処理はいかがでしょうか。
「アロジン処理」あるいは「アルサーフ」でネット検索すればヒットするはずです。
クロム酸あるいは重クロム酸処理溶液(アロジン処理液)に浸すだけという軽微な方法です。もちろん常温での処理となり、費用も安くてすみます。
アルミ合金に塗装する場合も塗装の乗りをよくするためにアロジン処理が用いられます。
アルマイト処理では強固な酸化皮膜を形成して電気導通が妨げられますが、アロジン処理では皮膜が薄いことから、導電性を要求する場合には好都合です。
本格的な耐食性を要求される場合は、アルマイト処理をお勧めします。
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お手軽で安価なのは、燐酸系のパシペーションです、6価クロムを用いてよければより高性能です。その他耐食性能要求によって多くの選択肢が有ります。寸法変化は1ミクロン程度から数10ミクロンまで選択できます。
お礼
2004/05/21 08:16
ありがとうございます。
さっそく調べてみます。
白アルマイトで最大90℃までの熱がかかります。
カニゼンなら最大で95℃ぐらいです。
この程度で歪むものなのでしょうか?
お礼
2004/05/12 10:47
0.1mm精度を入れたためでしょうか?
歪みの発生を懸念していました。
熱のかかり方をみると、むしろ白アルマイト
の方が良いくらいですね。
ありがとうございます。
お礼
2004/05/21 08:12
早速加工屋さんに相談してみます。
導電性は関係ないため、耐食性が
どの程度かですね。。