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固定手法の検討とビリの解消方法について
2023/10/14 04:31
- ステンレス製スクリュー(船のスクリューのような物)の羽根部両端面を旋削する際、ビリが生じうまく加工できません。今回の製品は直径470mmと大きく、重量も80kgになるため、はんだでは固定できません。そこで、容易に流し込みできる材料で適度な硬度があり、除去時にも付着しない固定材を探しています。
- 過去には同様の手法で羽根固定を行いましたが、今回の製品でははんだでは固定できないため、新たな固定手法を検討しています。旋削加工するため、硬度が適切であり、製品に付着しない材料を探しています。
- ステンレス製スクリューの羽根部両端面を旋削する際にビリが生じ、うまく加工できません。今回の製品は直径470mmと大きなサイズであり、はんだでは固定できないため、他の固定手法を検討しています。容易に流し込みできる材料であり、旋削加工が可能な固定材を探しています。
何か良き固定手法がありましたら御教示願います。
2005/11/17 21:30
ステンレス製スクリュー(船のスクリューのような物)の羽根部両端面を旋削したいのですが、どうしてもビリが生じうまく加工できません。
・スクリューの仕様
?羽根最大外径:Φ470mm ?羽根の幅:60mm ?材質:SUS316 ?羽根
の板厚:1.5mm ?スクリュー形状:中心にΦ150mmのボスがあり、ねじれた16
枚の羽根を差込み溶接にて固定。更に羽根の外側には厚さ3mmのリング
(外径Φ476mm、内径Φ470mm)を溶接。
過去に小さい形状のスクリューを製作しましたが、その際は羽根と羽根の間に溶解した低温はんだを流し込み硬化させ、羽根が固定された状態で旋削。加工後は熱を加えて低温はんだを除去しました。しかし、今回の製品はΦ470mmもあることから、はんだでは約80kgもの重量になってしまうため、良き固定材が無いか検討しております。同様の手法を用いると、以下?~?を満足する材料になります。
? 容易にブレード間に流し込めること。
? 旋削加工するため、適度な硬度があること。
? 除去の際、製品に付着しないこと。
その他の羽根固定方法等をアドバイスいただければ助かります。
回答 (2件中 1~2件目)
問題が、ビビリだけで、加工時の変形がでてないのであれば、
考え方として、マシニングと同じように考えてみる手もあります。
ナベヤなどのクランプ冶具を利用して作った物をチャッキングしても良いかもしれません。
外周のリングは確実に固定して、羽部にはカヤバ等の小型のダンパーを
当ててやり、振動を吸収させてみてはどうでしょうか、
当てる位置を工夫する必要と、バランスをとってやる必要があります。
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ロストワックス用の蝋なんかはいかがでしょう?
比重も軽く除去も簡単に出来ます。
枠を作って流し込めば簡単に固定できます。
あと、何度もリサイクルも出来ます。
液体から150度ぐらいの物まで色々な種類の融点の物が有ります。
冷却方法を考えないと、加工部はやはり解けるかもしれませんね。
お礼
2005/11/18 09:35
早速、アドバイスいただきありがとうございます。
実はロウ・ワックス材については、過去に試みたのですが、加工熱によりロウが融け始めてしまい断念しました。しかし、現在では耐熱蝋等も販売されているようなので、もう少し調査・検討したいと思います。