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ボルトの適正長さとは?
2023/10/14 05:28
- 現在、回転軸の中心に、ボルトにてある部品を固定する構造において、その部品を留めるボルトが緩んでしまうという不具合が発生しています。
- 原因としてはその部品を軸に留めるボルトの長さが短かかったのが原因なのですが、どれだけの長さのボルトにすべきか分かりません。
- 回転数は600rpm程度です。ご教授ください。
ボルトの適正長さ(最小ひっかかりピッチ)
2005/10/27 13:00
現在、回転軸の中心に、ボルトにてある部品を固定する構造において、
その部品を留めるボルトが緩んでしまうという不具合が発生しています。
原因としてはその部品を軸に留めるボルトの長さが短かかったのが原因
なのですが、ここで質問です。
じゃぁ、どれだけの長さのボルトにするべきか?という疑問が生じたのですが、恥ずかしながらよく分かりません。
回転数は600rpm程度です。
どなたかご教授下さい。
回答 (6件中 1~5件目)
割ピン用横穴付きのボルトってなかなか写真ないですね。
相当探したけどありませんでした。
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ボルト長さとピッチを検討することも考えられますが、根本的な解決方法としては『逆ねじ』と『座金』をお勧めします。
原因がイナーシャか負荷かによって設計段階で検討しますが、『緩む』ことが判っていれば、単純にねじピッチを逆にする方法で解決できると思います。若干のすべりは座金によって解決できますので、用心に越したことは無いと思います。
こんにちは。
回転体がナットを緩める可能性がありますので、回答(3)にありますように緩み止めの措置が必要です。
我々はJISで仕事は行なっておりませんが、一般的には、ねじ部に穴のあるボルト、溝付きナット、割ピンを用いて緩み止めを行なっています。
回転体が両方向に回転するということなら、この方法は有効だと思います。
ナットはセルフロックタイプを用いると尚よろしいかと思います。
セルフロックで1重、溝付きナット&割ピンで2重の緩み止め対策となります。
溝付きナット(キャッスルナット)および割りピン(コッタピン)については以下のHPが参考になると思います。
http://www.neji-no1.com/index.html
ボルトのねじ部に貫通穴があるのですが、参考例がありませんでした。
ボルトの貫通穴部にナットの溝を合わせ、割ピンを取り付けます。
いい例を見つけましたらまた追記します。
お礼
2005/10/31 12:38
おっしゃる通り、回転体がボルトを緩めていると判断しました。
そこで、緩み止めワッシャを使用予定です。
アドバイス有難うございます。
ちなみに、もし宜しければ、ねこすけさんの回答内に記載の『ねじ部に穴のあるボルト、溝付きナット、割ピンを用いて緩み止め』というものがもう少し具体的に分かるサイトか何か情報をお持ちではないでしょうか?
毎度です。
根本的な対策は皆さんが書き込みされている内容と同意見です。
ボルトの長さならうちでは単なる固定は径の1.5倍、振動があるところは2倍で行っています。(M10ならねじ込み深さ20)
一応の目安です。(JISは見ていませんので違うかも・・)
回転体には逆ねじか緩み止めの処置が必要ですね。
お礼
2005/10/31 12:44
ありがとうございます!
MASAFUMIさんの回答の様な、どこにも情報が無いが、各企業内での
経験値的な情報を提供してもらえると非常に重宝します。
こういうのは、計算にて求めれるものかも知れませんが、毎回毎回、
計算なんてしてられませんから。
ありがとうございます!
MASAFUMIさんの回答の様な、どこにも情報が無いが、各企業内での
経験値的な情報を提供してもらえると非常に重宝します。
こういうのは、計算にて求めれるものかも知れませんが、毎回毎回、
計算なんてしてられませんから。
原因はボルトのねじ長さの長短ではありません。
{回転軸の中心である部品を固定}
ここに原因があります。
部品の重量と部品の重心位置(多分これも中心軸に合わせて
いるのでしょう)。最低でも起動時、または減速時に慣性の
モーメントがボルトに作用します。
これがボルトの緩みの原因となります。
回転だけでなく振動も同じように緩みを与えます。
中心からオフセットさせて、回転慣性効果を少なくするよう複数ボルトで
対称に締付け、同時に薄板をワッシャーとして使い、ボルトの
6角面に折り曲げてあてて緩み止めとする方法、ワイヤーでボルトの頭を
繋げるなど物理的にボルトの緩みをとどめる工夫が必要です。
意が通じてよかったと思います。
軸にとりつけている物体の形状によっては、単なる曲げワッシャ―では
折り曲げ部が破損する可能性があるので、計算(慣性による曲げモーメ
ント)でご確認ください。
トラックなどのプロペラ軸のスプライン止め部などに参考になる止め
方がみられます。
近日中に当方のURLにも設計例を掲げておきますのでごらんください。
http://www.de-products.co.jp/
お礼
2005/10/31 12:50
m-sudoさん。
非常に分かり易い回答、有難うございます。
とても納得の出来る回答でした。
m-sudoさんの回答で、イナーシャが原因という事に自信を持つ事が出来ました。
お礼
2005/10/31 12:31
原因はイナーシャだと考えています。
回転、停止を繰り返す機構であり、更に回転方向も右回り、左回りの
どちらも可能な仕様なので・・・。
そこで、ご指摘の座金では弱いと考え、緩み止めワッシャを使用予定です。
アドバイス有難うございます。