旋盤での治具切削による芯押し問題

回答（３）のかたへ。
レベルでベッドをねじらせるのは、いかがなものかと思います。
機械のねじれは、有ってはいけないと思いますが？
基準です、ベッドは。
他の機械でも、同じです。
フライス盤をわざわざねじらせて使うのと、同じ。
そんなことしませんよ！

皆さんの回答で後出ていない物
ベットそのものの摩耗、よく使うチャック付近は摩耗しますので
確認が必要です。

センターの芯は、普通に考えられる原因ですので、チェックしてみた方が良いと思います、っていうかしたでしょう＾＾；
先端の方が細いとなると、ライブセンターの疲労でガタがあって、切削抵抗で逃げてるというのも違うようですよね、
後は、スライドの磨耗で、センターが押されると（油圧？）浮き上がって芯が変わるとかですかねぇ。

ところで、センターを押すための穴はセンタードリルですか？
それ自体が偏芯して歪んでるとかはないでしょうか、パイロット長を短く研磨してるとか、旧くなっていてきれいな６０度のテーパが出来てないとか、センター自体に問題なければその穴を疑ってみてもいいかもですね。

汎用旋盤の芯押しは結構狂いやすいものです。
まず芯押しをしていない状態で、ワークの表面にダイヤルゲージを当てて
どれくらいテーパーになっているか調べます。
次に、芯押しをして同じくダイヤルゲージで測ります。
両方の値に差があれば、芯を押している状態でダイヤルゲージのズレが無くなるまで芯押台を調整します。
調整の仕方は、台の固定ボルトを少し緩めて側面にあるホーローネジで径方向の軸を調節します（ダイヤルゲージは当てたまま）。
高さが狂っている場合は、台の下に板などを噛ませて調節します。

レベルを調整してテーパにならないようにすることもできます。
レベルを均等にきかせるのでなく、一部分　片方のみ強くきかせて
ベッドをねじらせてテーパにならないように調整します。

主軸と芯押し台の高さがあっているか調べるときは両方に
テストバーをつけてテーブルにダイヤルをつけて測定します。
芯押し台にテストバーをつけて主軸にマグネットスタンドをつけて
振り回すと重力で大きな誤差が出ます。