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エレベーター用ワイヤロープの選定について
2023/10/14 17:19
- エレベータ方式の垂直搬送機を検討中ですが、シーブとワイヤーロープの選定について分からないことがあります。
- シーブ形状としてV溝、UV溝、アンダカット溝を検討していますが、ロープ寿命とトラクションを考慮した最適な形状は何でしょうか?
- 安全率、伸び、トラクションを考慮して最適なロープ張力を選定する方法について教えてください。
エレベーター用ワイヤロープについて
2005/02/01 10:15
現在、エレベータ方式の垂直搬送機を検討していますが、シーブとワイヤーロープの選定で分からないことがあります。
ワイヤロープに関しては、エレベータ方式ということなので、エレベータ用ロープを選定しているのですが、シーブの溝形状と、トラクションを得る為のロープ張力が分かりません。
1.シーブ形状は、V溝、UV溝、アンダカット溝を3つを検討しています。ロープ寿命と、トラクションで一番条件の良い形状はどれでしょうか?
2.ロープ張力は、安全率、伸び、トラクションに関係してくると思いますが、一番条件の良いロープを選定する方法は、何か無いでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
搬送機は、建基法の昇降機ではないのですが、エレベータ構造規格に準じて設計されると安全です。お問い合わせですが
1、シーブ溝は、V溝より磨耗によってトラクション能力が変わりにくいアンダーカットU 溝を推奨します。
2、トラクション能力は#1の方の言うとおり巻付け角度、ミゾ形状、摩擦係数に依存します。このうち後者二つを決めると、巻付け角度のみに依存しますので、これと負荷荷重による張力をくらべて常にトラクション能力が上回るようにえらぶとスリップすることが避けられます。この負荷荷重には、構造規格にあるようにこの慣性系のすべての動荷重を含めてください。なお摩擦係数はロープ面圧、材質、潤滑、接触面祖度などに影響を受けます。
3、エレベータに関する専門書は検索エンジンでいくつか見つかります。参考になさってください。
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どなたも回答がないようですので私も無知ながらちょっとはかすっているかな?程度の情報だけ提示します
人が乗らないようですが人の乗るエレベータには構造規格があります
参照HPのクレーンの法令のクレーン等構造規格からエレベータの構造規格をご覧ください
ただしここでもシーブの径とワイヤ径の関係しか書かれていませんので溝形状は分りません
エレベータ協会のHPはお子様向きで参考にはなりませんでした
構造規格にはワイヤの基準も記されていますので参考になるかもしれません
トラクションはアイテルワインの式から求まりませんか?
張り側の張力をT1,緩み側の張力をT2として
T1=e^μθ*T2で表せられる式です.θはラジアンです
(例えば・・・カウンターウェイトの重量をT1,搬送機が空の状態をT2とし摩擦係数を0.2ととればカウンターウェイトと空の搬送機の重量比は1.87倍までしか取れないことになります(シーブが一つで巻付け角が180度の場合))
ロープ太さは吊る重量を安全率で割り求めてやればいいと思いますが人が乗るなら安全率は10と大きいものになります
荷を吊るだけなら6です
答えにはなりませんが少しでも参考になれば幸いです
お礼
2005/02/03 09:27
回答していただきありがとうございます。
安全率と、摩擦係数、巻付け角度から、トラクションを決めるという事ですね。
参考HPを、早速、見てみます。
お礼
2005/02/03 09:41
回答して頂きありがとうございます。
シーブ溝の摩耗から、トラクションが変わるということなので、アンダーカットU溝を中心に考えてゆくつもりです。
トラクション能力は、やはり、#1の通り、巻付け角度、ミゾ形状、摩擦係数から、トラクションを算出するしかないということですね。
摩擦係数は、専門書などを当たってみます。