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リップパッキンの回転運動における不具合とは?
2023/10/14 20:19
- リップパッキンは水周り機器の摺動部シールパッキンとして多用されていますが、回転運動にはあまり適さないと言われています。
- 回転運動では、リップパッキンが損傷しやすくなる可能性があります。回転速度が遅い場合でも、長時間の使用や摩擦によってパッキンが劣化し、シール性能が低下することがあります。
- 回転運動をする場合は、リップパッキンの代わりに適した回転用のシールパッキンを使用することが推奨されています。
リップパッキンについて
2006/11/08 09:52
水周り機器の摺動部シールパッキンとしてUパッキンを多用しています。
リップパッキンは往復運動用で回転用にはあまり適さないと聞きましたが、回転運動ではどのような不具合が想定されるのでしょうか。
当方かなり回転速度は遅い(人が普通にまわす位の速度)のですが、それでもなにかまずことがあるのでしょうか。
ご教示いただければと思います。
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
初めまして。
素人ながらの意見ですが、UパッキンはU溝部にシール対象物が入る
状態での押し工程、油膜が内部に引き込まれる引き工程、(だった
と思います)でシールをしていると聞きました。
おそらく、回転運動ではそのシール機構の上で面圧の分布に異常が
でれば必ず漏れが発生するのではないでしょうか。
回転速度がかなり遅くても、起動時のトルクや回転速度の変化により
隙間ができれば、必然漏れると思います。
Uパッキンは往復動で油膜を大気側に出る量を抑えることでシールを
するものですので、回転運動にはリップの有るオイルシールだとか
運動用Oリングの方が良いのではないでしょうか?
間違っていたならばスイマセン。
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いつもお世話になります。
往復動することによりパッキンは潤滑されますが、回転運動では潤滑がうまくいかないためだと思います。
参考:NOKカタログには、微少スロトークでパッキンを使用すると、油膜破断(潤滑油ぎれ)が生じ、パッキンの異常摩耗が発生しやすくなります。この異常摩耗の発生を防止するためには、潤滑油膜が形成されやすいようにパッキン形状を設計し、さらに耐摩耗性のよい材料を使用する必要がありますとあります。
お礼
2006/11/10 08:40
なるほど確かに潤滑の問題はありそうですね。参考になりました。
ありがとうございました。
お礼
2006/11/14 08:49
回答ありがとうございます。
面圧分布は確かにその通りですね。
今まで漫然と使い分けしていたのが判然としました。
ありがとうございました。