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SUS420Fの特性と問題点を解説
2023/10/15 00:23
- SUS420Fは錆が発生しやすい素材として知られています
- 受入検査での錆の発生が問題で、納品物が返却されることが頻繁に起こっています
- 客先を納得させるための証明書や錆の限度見本を提供し、効果のある錆止めも紹介されていると良いでしょう
SUS420Fについて
2006/06/14 16:35
素材SUS420Fの丸棒に切削、高周波焼入れ(1部分)を施し、納品していますが、客先の受入検査で錆が発生していると、毎回ロットアウトで返却されます、SUS420Fは素材的に見て錆が発生し易いと説明していますが、受入検査の担当者は理解してくれません。何か、客先を納得させることができる、証明書(文献)があれば教えて下さい。錆の限度見本も作成した方が良いのでしょうか。効果がある錆止めもありましたらご紹介下さい。
回答 (6件中 1~5件目)
お疲れ様です。
私も以前このような経験があります。
赤い粉上のさびが発生していました。
拭けば取れるくらいでしたけど。
焼入れ部が触媒のようになっているのかなと思い(根拠なし)、梱包に工夫を行ったらおきなくなりました。
参考になれば幸いです。
焼入れ部をテープ巻き(可能なら)にして、防錆紙で包むといいと思います。
がんばってください。
以上
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お疲れさまです。
弊社でもSUS420Fの丸棒に切削、高周波焼入れと
ほぼ同じ加工をしておりますが錆びの問題は皆無です。
ちなみに弊社も脱脂して出荷しております。
何点か挙げさせて頂くと
?まず素材のSUS420Fの成分的な調査(ミルシートなど)
?脱脂液の見直し
?最終工程者の梱包管理方法(例えば素手で製品に触るなど・・・)
など、きりがありませんが御参考がてらに。
>SUS420F成分表はJISで決まっているのではないのでしょうか。
決まっていますが、各製材メーカーにて許容範囲内でのバラツキは
あると思いますよ。
原材料不足での粗悪品も中にはあるかもしれません。
>錆を誘発する成分の削除と量のコントロールはできるのでしょうか。
これは取引先の材料屋と相談してみて下さい。
以上
お礼
2006/06/15 10:13
コメント有り難うございます。
SUS420F成分表はJISで決まっているのではないのでしょうか。
錆を誘発する成分の削除と量のコントロールはできるのでしょうか。
おつかれさまです。
オーステナイトに変えちゃだめなんですか?
用途がわかりませんが磁性体じゃないといけないのかな・・?
熱処理後の表面処理もNG?
お礼
2006/06/15 10:15
コメント有り難うございます。
強度を要求されており不可です。
脱脂して出荷と有りますが、油分はまずいのでしょうか?
錆止め油が一番有効だと思うのですが。
経時による錆のようなので、錆具合もまちまちで、限度を設定したところで、無意味に思えます。
納品方法を打ち合わせた方が、賢明なのではないでしょうか?
ちなみに弊社では錆止め油は、協和石油のEP-63と言うのを使っています。
diffusion99さんへ
420等のマルテンサイト系は意外と錆びます。
現場経験の無い素人ですが,ちょっと気になります.
Crを多量に含有するSUS材はどんな番手でも錆びにくいのではないですか???
私なら,素材的に見て錆びにくい材ですから何故でしょう? と先様と共に悩んでしまいそうです.
失礼ですが,本当に発錆しておるのでしょうか?
FUKUZO さん,
>diffusion99さんへ
420等のマルテンサイト系は意外と錆びます。
diffusion99 です.他人さんのご質問コーナーを利用して恐縮ですが,ご教示ありがとうございます.
クロム鋼など含Cr低合金鋼の金相試料が水研磨の時に錆にくいのをイメージして,
つい書き込んでしまいました.
お礼
2006/06/14 18:19
コメント有り難うございます。
錆が発生しています。
お礼
2006/06/15 10:08
コメント有り難うございます。
梱包には防錆紙とシリカゲルを検討しています。