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ボールネジのサポートベアリングについて
2023/10/15 09:28
- ボールネジのサポートベアリングの選定方法と注意点を解説
- ボールネジの軸系と軸端についての想定サイズについて説明
- ボールネジの取り付け方法と一般的な固定・支持構造についての疑問
ボールネジのサポートベアリングについて
2007/10/10 22:24
スライドテーブルのボールネジサポートベアリングの選定なのですが、ベアリングのスペースが不足している為、専用(60°アンギュラ等)ベアリングが使用できません。しかし負荷荷重は120kgf程度、繰り返し精度0.003mmが求められているため通常のベアリングでは負荷に負けて精度が出ません。(すでに失敗しました)
そこで両側からスラストニードルベアリングで締め付けて軸そのものはラジアルベアリング(深溝玉軸受け)で保持しようと考えているのですが、注意点などありますでしょうか。
(ベアリングメーカーで売っているスラスト-コロ-スラストのサポートベアリングを縮小した感じで設計したいと思って言います。)
ちなみにボールネジの軸系はΦ25、軸端は20程度を想定しています。
質問の説明不足でした。
ボールネジの取り付け方法は片方は固定、片方は支持のいわゆる一般的な方法を考えています。このとき固定側に用いられるアンギュラの耐スラスト荷重が不足している為、スラストニードルベアリングと深溝玉軸受けで構造変更できないか?という疑問です。支持側は深溝で受ける予定で、動きは垂直方向、速度は低速の為、温度上昇は特に考えておりません。
以上説明不足で申し訳ありません。
回答 (2件中 1~2件目)
RB利です
ストローク、スピード、スペースなど仕様が良くわかりませんが
繰り返し精度が0.003mm必要だけで見てもスラストニードルと深溝の構造には
無理があると思います
まず深溝はラジアル方向(軸と直角方向)にも軸方向にも
クリアランス(ガタ)があります
スラストベアリングは期待しているほど制度は良くありませんし
軸の両端でスラストガタを取る方法は発熱によってボールネジが伸びちじみ
しますから、セット時と使用時ではスラスト方向にガタの違いが出ます
テンションを張ればよいと思われますがボールネジの熱変位力をベアリングで
受け止めることは不可能と言っていいでしょう
しかるに結論は
専用のベアリングを使うことを条件に、
軸のどちらかに専用ベアリングを設置し、(反対側の軸端には深溝でOK)
上記構造が可能なスペースを全体の構造を変えても
行うべきだと思います
これが出来ないので相談してきたと思いますが
工夫してください
今お考えの方向は違っていると思います
がんばって下さい
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オイレスの含油軸受けなどはいかがでしょうか?
http://www.sankyo-oilless.co.jp/SOpage.html#Anchor-10815
ベアリングよりはスペースをとりません。
お礼
2007/10/13 13:44
完全にその存在をわすれていました。コスト、寿命など検討したいと思います。
お礼
2007/10/13 13:58
回答ありがとうございます。
ベアリングメーカーのスペックでも確かにスラストの精度は他と比べてわるいので、耐荷重は良いのですが、恐らく精度不良となる気がします。
やはり全体の構造を変更してでもやるべきなのかも知れません。