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SUS310とSUS316の耐食性、どちらが優れている?
2023/10/15 14:37
- ステンレス鋼の中でも、SUS310とSUS316は耐食性に優れています。
- SUS310は高温に強く、酸やアルカリに対しても優れた耐食性を持ちます。
- 一方、SUS316は一般的な環境下での耐食性に加えて、塩水や塩酸にも優れた耐性を持っています。
ステンレス
2007/06/14 13:43
SUS310とSUS316の耐(腐)食性はどちらの方がいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (3件中 1~3件目)
耐食性と言っても、海水に対してなのか、薬品等化学物質に対してなのか、高温環境下での酸化防止なのか、様々です。そのためもあって310,316などいろいろと材質があります。
・SUS316 SUS304にモリブデンを添加して耐食性をさらに向上させた材料
・SUS310 25Cr-20Ni、ニッケルを増やして酸化スケール剥離を抑制した材料
メーカーのよっては、ニッケルを多く含む310の方が優位性があるということもあるようです。(ここらへんが悩ませるところかもしれません)
ただニッケルを多く含む分、価格は高くなります。
またステンレスメーカーではこういった耐食性に評価をしているので、問い合わせると塩水噴霧試験のデータなど出してくれると思います。
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20年間暴露試験の結果では、
マイルド工業環境下で316、310とも同等、
海洋環境下では316の方がやや優れていると報告されています。
応力腐食割れはしっかりと固溶加熱処理していれば
310の方が優れているはずです。
高温酸化に対しては完全に310優勢です。
固溶加熱処理⇒固溶化熱処理の間違いです。
簡潔にお答えしますとSUS316です。