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テーパおよびこう配について
2023/10/15 16:45
- テーパとこう配について、旋盤加工図面でよく使われる表記について説明します。
- テーパはセンターからの開き角度を表し、こう配は長手方向に進むと広がる量を表します。
- 図面には矢印で「1/20」や「30°」と書かれることがありますが、その場合はテーパを表していることが多いです。
テーパおよびこう配に付いて
2007/04/09 03:13
非常に初歩で申し訳ありませんが
「テーパ」と「こう配」について、
旋盤加工図面に「テーパ30°」や「テーパ1/20」などと書いてある物があります
「テーパ30°はセンターに対して15°ずつ(開き角度30°)」
「テーパ1/20は、長手20ミリ進むと直径1ミリ広がる」
「こう配30°はセンターに対して30°ずつ(開きで60°)」
「こう配1/20は、長手20ミリ進むとに対して半径1ミリ(直径で2ミリ)」
と認識していましたが、これで合っているのでしょうか?
図面にただ矢印で「1/20」や「30°」と書いてある場合
「テーパ」なのか「こう配」なのかも教えて頂けたら助かります
質問者が選んだベストアンサー
基本的には設計者に確認するべきでしょう。
でも本来誤解の無いように書くべきですよ、設計者が!
寸法を守るべき基点は何処で大方向にいくつとか出来れば注記に凡例と共に明記するべきでしょう。
旋盤とありますけど丸ものでは片角○○度という表記もありますので要注意です。古い設計者だと両角○度のつもりで書くこともありますから。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
図面にただ矢印で「1/20」や「30°」と書くのは製図として誤りです。加工者はこの図面でテーパかこう配かを判断してはいけません。設計者に問い合わせるべきです。
機械製図JIZB0001にテーパとこう配の記入方法が載っています。
テーパの場合、「テーパの向きを示す図記号をテーパの方向と一致させて描く。」こう配の場合、「こう配の向きを示す図記号をこう配の方向と一致させて描く。」となっていますが、15年ほど前までは「1/20テーパ」、「こう配1/20」 と描いていましたので、古い設計者はまだこの描き方で描いています。いずれにしろ設計者がテーパかこう配かをはっきり示す必要が有りあります。
15年ほど前までは「1/20テーパ」と書きましたが、誤りです。正しくは「テーパ1/20」と書いていました。なお、テーパかこう配かを示さない製図屋さんに参考にして頂きたい。以下に「製図学への招待」に書かれていた文章を記します。「テーパの数値を記入する場合は必ずテーパ部できっちりはまりあうときだけであって、このような場合には専用のゲージを用いて工作や検査が行われます。したがって、はめあい部分でなく単純にテーパがつけられる場合には普通の寸法記入法に従って行わなければなりません。」
「製図学への招待」を読んでいたら図形でテーパまたはこう配であることが明らかな場合、テーパまたはこう配を表す数値の前にテーパまたはこう配を記入しなくても良いと書かれていました。したがって旋盤加工部で、中心線の両側に中心対称の傾斜が書かれていたらテーパ、フライス加工部(平面)で、傾斜面が片側のときはこう配と判断できます。
お礼
2007/04/10 02:24
なるほど、ありがとうございました。
設計者に聞くのが1番ですね、そのようにします。
図面上、注記ではなく図示で入っていれば問題無いはずです。ただ矢印で書いてあるだけだと誤解の元です。
確認するべきで、できれば図示方法を変えるべきだと思います。
JIS B 0612にテーパの意味がのっています。
お礼
2007/04/10 02:26
やっぱり設計者に聞くべきですね、分かりました
ありがとうございました
お礼
2007/04/10 02:29
設計者に聞くのが1番ですね、設計が本社の為、なかなか聞けずにいました