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研削焼けについて
2023/10/15 20:43
- 研削焼けが発生する条件として、砥石切り込みを小さく、送りを大きくすることが挙げられます。
- しかし、切り込みと送りは実は異なる概念であり、目的寸法に向かう砥石のスピードを表しています。
- 切り込みは砥石が一回転するごとに削る深さを表し、送りは砥石が一回転するごとに移動する距離を表します。
研削焼けについて
2008/12/20 20:28
一般的には研削焼けが発生するとき、砥石切り込みを小さく、送りを大きくと本に書いてますが、切り込みと送りの違いがよく分かりません。
切り込みと送りは目的寸法に向かう砥石のスピードの事で、同意味だと思ってたのですが違うのでしょうか?
回答 (3件中 1~3件目)
円筒研磨機についてはよく知りませんが、
特殊な物でなければ以下でいいと思います。
切込みとは一度に研削する量です。
φ10mmをφ9mmにするのであれば、片側0.5mmの切込みです
送りとは研削範囲を移動する速度です。
研削範囲が100mmであれば、何秒かけてその範囲を移動するかです。
切込み量、送り速度と言ったほうがわかりやすいかも知れませんね。
補足です。
この用語はトラバース加工に当てはまるかもしれませんが、
プランジ加工について同じ用語が当てはまるかはわかりません。
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回答ありがとうございます。
切り込みと送りの違いは分かりました。
円筒研削の場合ですと、切り込みは砥石の移動スピードで、送りは工作物回転数と考えて間違いないでしょうか?
りんごの皮剥きにたとえますと、
切り込みというのは皮として剥いていく厚みで、
送りはナイフの進む速さです.
研削焼けは、被削材の温度上昇によるものですが、
回転砥石は常に動いていますので、
被削材と触れている限りは摩擦により熱が発生します.
送りが小さいと同じ様な場所を繰り返し擦る事になり、
より熱が滞留し易くなります.
切り込みが大きくなると負荷も大きくなり、
より大きな熱が発生します.