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アルミキルド鋼とシリコンキルド鋼の違いについて
2023/10/16 04:28
- アルミキルド鋼(SWCH12A)とシリコンキルド鋼(SWCH12K)は鋼の材質の一種です。
- 部品加工に使用される鋼で、熱処理後の硬度に違いがあります。
- アルミキルド鋼はシリコンキルド鋼よりもやや硬度が低いですが、炭素量は同じであるため鋼の強度は同じです。
アルミキルド鋼とシリコンキルド鋼
2008/08/09 12:07
鋼の事で素朴な疑問があります。どなたか分かる方教えてください。
鋼の材質でSWCH12AとSWCH12Kがあります。12Aの方はアルミキルド鋼 12Kの方は
シリコンキルド鋼と呼ぶそうです。部品加工の材料として使うので、鋼を熱処理
して伸線して鍛造しています。
鋼の線径、熱処理パターン、製鋼メーカーも同じなのですが、アルミキルド鋼の方が
熱処理後の硬度が少し低くでます。HRB3~5(平均)炭素量は同じなので鋼の強度は同じと思っていましたが、どうして違いがでるのでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
他の回答者の内容で、
例えば、Example of Process(工程実例)を観ますと、
★ **A ☆ **K
↓Hot Rolled Wire Rod ↓Hot Rolled Wire Rod
↓Annealing <焼きなまし>
↓Wire Drawing ↓Wire Drawing<線引抜き>
↓Cold Heading ↓Cold Heading<冷間硬化>
↓Quenching and Temperring
<冷却&焼き戻し)>
同じ、成分でも、以下の加工条件で、
☆ 焼なまし/annealing
「焼準(ショウジュン)」ともいう。圧延・鋳造、鍛造などで製造された
製品内部の残留応力を除いたり、粗大化した結晶粒を微細化し、靭性や
機械的性質の改善をはかるものである。
鋼の場合、800~900℃(オーステナイト化温度)まで加熱して大気中で
放冷(空冷)する熱処理である。
等々で、硬度が変化します。
等々の内容は、以下の資料を確認下さい。
http://www.atuen.com/sub230.htm
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参考URLの文献の第2表に機械的性質に及ぼす化学的成分の影響が示されています。お問い合わせの条件に当てはまらないかもしれませんが,参考になればと思います。
お礼
2008/08/10 08:23
早速の回答 ありがとうございます。難しい内容の文献ですが、ゆっくり
理解しながら読んでいきたいと思います。