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マシニングセンターでのポケット加工プログラムに関する疑問
2023/10/16 05:19
- 円弧補完において半径が始点終点間の二分の一以下になるというメッセージが表示されました。
- この状況の意味や問題点について解説していただけないでしょうか?
- マシニングセンターでのポケット加工プログラムに関する疑問について解答していただきたいです。
マシニングセンターのプログラムにおいて、
2008/07/31 17:25
ポケット加工のプログラムを組んでいたのですが、
円弧補完において円弧の半径が始点終点間の二分の一以下に
なっています。
というメッセージがでたのですが、どのような意味なのか(問題点)
解説して頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
ちょっと自信ないですが
N242 G41 D236 X72.048
N244 G3 X77.048 Y-49.664 R5.
N246 G1 Y-30.577
N248 G3X72.048 Y-25.577 R5.
ということはX77.048 Y-30.577の位置から
X72.048 Y-25.577 ということは隙間が5しかないところを5Rは結ばないと思います。その後の移動がX方向に移動するならつながりますが、Y方向ではつながらないです。
回答1の方が言ってるように絵で書くとわかると思います。
刃物のRが無視されてますといった感じでしょうか
頭の中で計算してるとうごかなそうなんですけどね。
僕もCADで書いてみますので少々お持ちください。
ちなみに工具径はプログラム頭の2.ボールエンドミルのφ2ですよね?
おかしい場所発見しましたのでとりあえず径を教えていただきたい
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ある2点間を円弧で結ぼうとすると、2点間の直線距離を直径とする円弧が最小の限界です。
図を描くと容易に理解できると思います。
なので僅かでも(NC許容誤差の設定によるが)その半分以下の半径ではアラームとなります。
(厳密には「以下」というのは間違いだと思います)
具体的に言えば2点間の直線距離が100mmの時にR49.999mmの円は描けません。
そういう事です。
プログラム上の問題では「R」あるいは「I,J」の指令値が間違っているか、始点終点の座標が間違っているかという問題になります。
おかしいですね。
手元にあるビューアではエラーになりませんし、CADで確認しても2点の距離は7.071ですからR5の円弧は問題無く描けます。
失礼ながら具体例として上げていただいたプログラムはたしかに機械に入力された物と同じ物でしょうか?
ひょっとして実際は「R5.」の小数点が抜けていたりはしませんか?
小数点の設定にもよりますが、小数点が抜けていると0.005Rとみなされご質問にあるエラーを出す可能性があります。
以上、ご確認下さい。
前回シミュレートしたのは別のソフトなんですが、
今度は私も質問者様と同じくナスカビューの体験版で試してみました。
そしたら同じエラーが出ますね、なぜでしょう…。
エラーが出る事を確認したのみで、工具の設定自体が影響するかどうかは未だ検証していませんが。
仰るように工具径は関係無さそうなのですが、実際に影響するかしないかはそのソフトの仕様によるように思います。
とりあえず実機では動くのではと思いますが、ソフトと実機の状態は合わせておきたいところでしょう。
工具番号を適当に変えてみたら同じエラー出ませんでした。
工具情報は関係しているのではと推測します。
最初にこちらで確認したのはシステムアイというメーカーの「NC Viewer」というソフトの体験版です。
どうやらご自身が仰っているように、工具径が設定されていないと「1/2云々…」のエラーが出るみたいです。
これは設定すれば大丈夫と思われます。(本当は違うエラー表示にしてほしいが)
紹介した物では、「G03 G40 …」でエラーは出ませんね…。
が、出るの方が正しいですね。
円弧でキャンセル出来る機械が存在するかしないかは分かりませんが、普通は無理でしょう。
>N256 G3 G40 X29.826 Y-54.664 R5
これはおかしいです。
また、回答1で指摘されている様にアプローチの部分もおかしいです。
が、アプローチ側は実機でもエラーは出ないでしょう。
でも指摘されている様に正しく削れませんね。
削りながらアプローチして削りながらキャンセルしているような動きです。
ナスカ体験版でちょっと調べてみました。
体験版なのでパスの中の座標が全て「?」になって出てきますが、GコードMコードは出ますので今回のケースはなんとか確認できました。
CADで作図した後に輪郭加工を指示する際に、アプローチ条件を設定出来ると思います。
アプローチ位置(スタート点、クリック点、中点、端点)を選択して、
アプローチ側と逃げ部それぞれ細かい設定(直線垂直、直線接線、円弧)が出来ると思います。
この設定数値を「0」とするとご質問内容と同じパスが出ます。
途中で「データが正しく出ない可能性がある」と警告が出ました。
そのまま強引にデータを出すと間違ったまま出ますね。
数値を「0」するとアプローチ&逃げの部分が無い為に製品形状線を使ってアプローチ&逃げをしようとするようです。
回答1でも言われていますが、一度「アプローチの条件」「逃げ部の条件」を見直してみてください。
ユーザーとしては出来れば設定数値入力ミスはその時にエラーとして拒否してほしいところですが、この程度だと微妙で仕様の範囲内と考えられます。
今回の件が該当して再現性が確認出来たならメーカーに要望するのも手ですね。
理想は入力画面でエラー表示を出してくれる事ですから。
とりあえずは、そういう可能性がある事をご理解頂きCAMで
「NCデータを作成する前」に軌跡のシミュレーションをして確認し、それからデータを作成すると良いと思います。
長文となりましたが、解決する事を祈ります。
補足
2008/08/01 12:22
ありがとうございます。
具体例のプログラムを出します。
( 2. BALL ENDMILL TOOL - 236 DIA. OFF. - 236 LEN. - 236 DIA. - 2. )
N232 T236 M6
N234 G0 G90 G54 X29.826 Y-54.664 A0. S2000 M3
N236 G43 H236 Z50.
N238 Z10.
N240 G1 Z-20. F4.5
N242 G41 D236 X72.048
N244 G3 X77.048 Y-49.664 R5.←ここと
N246 G1 Y-30.577
N248 G3 X72.048 Y-25.577 R5.←ここでこのエラーがでた。
具体例をアップしましたので、
何か気が付いたことがあったら
意見を頂けないでしょうか?
お願いします。
ありがとうございます。
私もCADで書いて距離をみたら7.071でした。
2点を通る円で円を描くと半径3.54の円弧が描けてました。
CADの質問になりますが、2点をとおり半径5の円はどのように描くのでしょうか?
今回のエラーはナスカビューというシミレーションソフトでのエラーですが、
プログラムを出したCAMでの工具選択と
ナスカビューでシミレーションの時に選択した工具の径が違ったと思います。
確認しだいまた報告しますが、これが関係ありますか?
プログラムは工具中心軌跡での話だから関係ないかなと思ったのですが、
Rですが、R5.とうっているので、
五ミリで計算されているはずなのですが。
ありがとうございます。
そのエラーが出なかった時の工具径はいくらでしたか?
あとナスカならでるということですが、
ナスカがでる原因についてご存知の方ございましたら、
情報いただけないでしょうか?
>おかしいですね。
>手元にあるビューアではエラーになりませんし
そのエラーにならないビューアを教えていただけませんか?
ありがとうございます。
そうですかナスカビューでは工具径が設定できていない場合はあのエラーがでるんですね。
そのNC Viewerというそふとですが、上のほうでプログラム全文を
アップしたなかの
G03の行でG40を入れた行はエラーメッセージがでますか?
N256 G3 G40 X29.826 Y-54.664 R5.←ここでG03で径補正をキャンセルしよと
しているのはおかしいみたいなエラーがでます。
補足
2008/08/02 05:51
ありがとうございます。
すいません。
>隙間が5しかないところを5Rは結ばないと思います。その後の移動がX>方向に移動するならつながりますが、Y方向ではつながらないです。
まだよくわからないので
詳しく教えて頂けないでしょうか?
CADで図はかきました。
マーボーさんが下記のように言われていますがどうでしょうか?
>おかしいですね。
>手元にあるビューアではエラーになりませんし、CADで確認しても2点の距>離は7.071ですからR5の円弧は問題無く描けます。
ありがとうございます。
エラーの出たナスカビューですが、私がナスカビューの方で設定していた工具は
直径6R3のボールエンドミルでした。
プログラムで書いている径2の方はCAMのべりファイ時に設定されていた工具だと思います。
それでナスカビューの方の工具の設定をプログラムのものを合わせたところ
質問したエラーはでなくなりました。
工具径補正Dも工具番号がないということで、径補正がかけられていなかったのかなと推測しています。
しかしまだ新たなエラーがでました。
プログラムの続きを載せます。
( 2. BALL ENDMILL TOOL - 236 DIA. OFF. - 236 LEN. - 236 DIA. - 2. )
N232 T2M6
N234 G0 G90 G54 X29.826 Y-54.664 A0. S2000 M3
N236 G43 H236 Z50.
N238 Z10.
N240 G1 Z-20. F4.5
N242 G41 D2 X72.048
N244 G3 X77.048 Y-49.664 R5.
N246 G1 Y-30.577
N248 G3 X72.048 Y-25.577 R5.
N250 G1 X29.826
N252 G3 X24.826 Y-30.577 R5.
N254 G1 Y-49.664
N256 G3 G40 X29.826 Y-54.664 R5.←ここでG03で径補正をキャンセルしよと
しているのはおかしいみたいなエラーがでます。
N258 G1 Z10.
N260 G0 Z50.
N262 M5
N264 G91 G28 Z0.
N266 G28 X0. Y0. A0.
N268 M30
%
疑問は手動ならこういう間違いはあるでしょうが、camで出力したデータがなぜこういう構文的な間違ったプログラムをだしてきたのか?
工具径補正はG01やG00でないとかからないというのはルールですが、
なぜこんな出力をするのかが新たな疑問です。
ご意見をお聞かせいただけたら幸いです。